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地方創生ツアーを実施しました!【前編】

こんにちは!
広報担当の前原です。

本日は社内広報の一環として実施した「地方創生ツアー in. Vitalize」についてお伝えしたいと思います。
今回は前編ということで、東京本社のメンバーへ向けた施策についてお話します。

それでは、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!


目次

  1. 企画実施の背景
  2. 更なる課題と目的
  3. 当日の様子
  4. 最後に


1.企画実施の背景

弊社では、「日本を活性化する」というミッションを掲げ、地方創生の実現に向けてシステム開発を軸に、養殖や農業といった様々な事業を展開しています。

また事業の他、メンバーが一丸となってミッションの実現に向けた行動ができるよう、社内広報の一環として色々な施策を実施しています。


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上記の記事でも述べている通り、弊社のメンバーは地方創生に向けたミッションや事業に対して共感やそれぞれの思いを持ってくれています。

その上で、よりスピード感をもって本気で取り組みたいからこそ、メンバーにはミッションや社会課題に目を向け理解を深め、一人ひとりが当事者になってほしいという更なる思いと課題感を抱えています。

私自身も広報として、多くのメンバーが自社のミッションや社会課題に対して理解を深められる方法や、地方創生に関する事業に携わっていないメンバーが当事者意識をより一層持ってもらうべく最適な方法とは?を常に考えています。(常には大袈裟かもしれませんが。)

昨年実施したドラフト会議という、地方支社のメンバーに指名された東京本社のメンバーが支社を訪問する企画は、メンバーから好評で「またやってほしい!」という声も。

そこで、今年も社内ドラフト会議に続く企画の実施が決定しました!


2.更なる課題と目的

メンバーからの声を受け、今年も同様の企画を実施することになりましたが、更なる課題も。
昨年の企画では、東京本社のメンバーが支社のある地方を訪れることで、魅力を感じたり支社メンバーとの交流促進にはなりましたが、肝心の自社事業、地方が抱える社会課題に触れられる機会が皆無でした。

前回と同じ企画内容では、自社の掲げるミッションや社会課題に対して目を向けて理解を深め、一人ひとりが当事者になってほしいという課題の解決には繋がりません。

どうしても自社内だけで完結させるには限界があるのではないかという結論に至り、今回は外部の方にもお力添えいただこうと考えました。

外部の方からお話を伺ったり、体験をすることで内部だけでは得られない刺激を受けると同時に、他の事業を通じて社会課題に直接触れる機会をつくり、メンバーの意識に変化を芽生えさせて課題解決に繋げようという狙いです。

最終的に、自社事業に関係する外部の方や事業の抱えている社会課題に触れ、より自社のミッションや事業に対しても理解を深めることを目的とした企画内容に決定しました。


3. 当日の様子

今回は、弊社の養殖事業や農業事業といった一次産業が抱える課題であり、近年ニュースなどでも目にすることが多くなった「獣害問題」をテーマに地方創生ツアー in.Vitalizeと銘打って、ドラフト会議に次ぐ企画を実施しました!
住んでるエリアが違うと関係がないと思いがちですが、意外と私達の生活にも影響のある問題ですよね。

「獣害問題」というテーマが決まり、情報を集めていた際に、千葉県君津市に猟師工房ドライブインというジビエに特化した施設があることを知り、代表の原田さんへ今回の企画にお力添えいただけないかご連絡をしました。

原田さんは、普段から子ども達へ「命の授業」という獣害問題を通して命に関する授業を行っています。
また、企業からの依頼で大人向けの「命の授業」を行うこともあるそうです。


弊社も同じ千葉県で農業を事業として展開していること、自社事業が直面している社会課題について知り、弊社の抱える課題解決に向けた社内施策を考えている旨をお伝えしたところ、今回の企画へお力添えをくださることに!



ツアー当日を迎える前には、少しでも獣害問題について知識をつけようとグループワークを実施しました。


獣害問題に関する資料をまとめ、東京メンバーにプレゼンを行いました。
私自身も、獣害問題について学ぶことができ、資料を作成している時点で勉強になりました。


プレゼンを聞き終わったメンバーからは、「獣害問題について全然知らないことばかりで勉強になった!」「自分の知らない知識を得ることができ、社会課題に対して少しだけど意識できた。機会を作ってくれてありがとう」といった声を聞くことができて嬉しかったことを今でも覚えています!

またプレゼンの後は、グループに分かれて獣害問題をどのように解決すべきか事業とかけ合わせたアイディアを話し合い、最後は各グループごとに発表してもらいました。

それぞれ同じテーマでも異なる観点から様々なアイディアが出てきて驚きました。
個人的に、猟師×デリバリーのような新規サービスの導入について発表していたグループが印象的でした。


事前グループワークで背景知識を得て、いよいよツアー本番!

当日は、原田さんから「命の授業」を開講いただきました。
まずは座学で、本物の毛皮を用いた毛皮当てクイズから獣害問題と命に関するお話を伺いました。





千葉県だけで年間50,000頭もの鹿や猪などが狩られており、そのうち加工などをして商用利用されている個体は20分の1の2,500頭。残りはほぼ加工もされずに処分されてしまっている獣害問題の現状。

さらに獣と人間の共生共存といった倫理的な問題など様々なお話を伺うことができました。

お話の最後に原田さんが「現代の大人達が獣害問題の解決策として出した答えは、殺処分をして数を減らしていくことでした。ですが、未来の子ども達が命の授業を通して、新しい共生共存の道を見つけてくれることを期待しています」と仰っていたことが印象的でした。


座学のあとは、野外でのフィールドワーク。

原田さんからくくり罠の実演を見せていただいたり、実際に獣が生息している獣道を歩いて体験したりしました。
獣道はけっこう傾斜があったり、整備されていないので足場が不安定だったりと、いい汗をかきました!

また獣道が土砂崩れを引き起こすリスクについてのお話もしていただき、獣害問題から環境への影響について考える機会になりました。




フィールドワーク終了後は、原田さんに御礼を申し上げて解散。
すぐ近くに原田さんの運営されている猟師工房ドライブインがあったので、そちらへ移動。

それぞれお土産を買ったり、いくつかのグループはドライブイン内のレストランで提供されているジビエブッフェを堪能しました。

私もジビエブッフェに挑戦!
実はジビエはほとんど食べたことがなく、勝手に苦手意識をもっていました…。

しかし、食べてみるとこれが中々の美味でした!
私の他にもジビエほぼ初挑戦のメンバーが多かったのですが、みんな美味しいと食べていました。

ジビエ料理の普及も少なからず獣害問題の解決の糸口に繋がると原田さんも仰っていたので、どんどん周りに勧めていきたいですね!





そして、それぞれのグループごとに解散してツアー終了。


4.最後に

ツアー実施後、参加メンバーからは「外部の方からお話を伺い、実際に体験することでより刺激を受けたし、今までどこか他人事だった社会課題について考えるいい機会になった!」「勉強になったのはもちろん、自然の中でリフレッシュできてよかった」といった声を聞くことができました。
目的であった、社会課題について当事者意識を持つことができたかなと思います。

これから先、Vitalizeだからこそできる活動を考え、取り組んでいきたいですね!


弊社では、事業や支社の活動を通して沢山の人の役に立つことができ、大きな幸せとやりがいを実感できます。

個々でもやりたいことにチャレンジできる環境がVitalizeにはあります。

熱い想いを持っている代表と、それぞれ目標を持ちながら、日々仕事に励んでいるメンバーと、一緒にワクワクする事業に挑戦しませんか?


私たちの想いに共感してくれた方、ご応募お待ちしております!


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回、後編では支社メンバー向けの地方創生ツアーについてお伝えしていきます。

どうぞご期待ください!

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