【ヒントの書】ヴェシカ採用面接ではどこをみているか？「何を大切にしているか？」

目次

• 素直さが大切な採用基準
• 「現状打破！」成長したい人のお話を聴きたい
• ヴェシカの面接事例
• まとめ

要約

• 素直な人は一緒に仕事をしたいと思わせてくれる。
• ヴェシカでは、会社と共に成長できそうな人を見ている。
• 面接時に見ているポイントは、応募者の姿勢や考え方。

はじめに

ヴェシカ採用担当の飼谷です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます！
はじめての方は、はじめまして。よろしくお願いします。

この記事を見ている方は、おそらく
求人ページを見て以下のようなお気持ちで、興味を持たれた方がほとんどではないでしょうか？

「未経験でもエンジニアにチャレンジしたい！」
「現状を打破したい！」
「今の自分を変えたい！」

弊社以外も、未経験から応募可能な企業は多くあります。
ヴェシカでは職種未経験だけでなく、社会人未経験者も含めて採用しています。

なぜ完全未経験から採用しているのか？
これをお話しするにあたり、ヴェシカが採用の際に

「何を大切にしているのか？」
「どこを見ているのか？」
「良い受け答えとは何か？」についてご紹介します。

未経験者だけを優先して採用しているわけでも、優遇しているわけでもありません。
今回の記事では、ヴェシカの採用方針を詳しくお話しします。

素直さが大切な採用基準

ヴェシカでは”素直さ”を大切な採用基準としています。

一般的に素直な人とは、周囲の人からの意見やアドバイスに耳を傾け、反省・改善しようとする人。
自分の意見や主張に固執せず、柔軟な発想やコミュニケーションができる人とも言われています。

ヴェシカでこの素直さが必要な理由は色々ありますが、重要な事はただ一つ。
一緒に仕事をしたいと思われる人に必要な能力なのです。

素直さが有効な場面は多岐にわたります。
例えば、現場の業務ひとつとっても、言われた事は必ずこなす。
目標を達成できない場合は、自分の未熟さも素直に認め、何が問題だったか一緒に考えられます。

次に、穿った考え方をせず、自分の役割と求められる行動を理解することができる。
それは新しい知識や技術の素早い吸収につながり、吸収した事を積極的に活用・提案する姿勢もよく見られます。

技術の研鑽も、もちろん必要ですが、知識や経験を活用できると伝えるために、コミュニケーション能力も重要で、ヴェシカでは日々の研修にも取り入れています。

「現状打破！」成長したい人のお話を聴きたい

では、どんな人に来て欲しいのか？
採用の軸は会社と共に成長できる人を求めています。

この記事をご覧いただいている方はおそらく
・未経験からITエンジニアになれるんだろうか？と思われた方
・パート・アルバイト経験のみで、社員として働けないかもと思われている方
・正社員ではあるが、なにか実績があるわけではなかったり、伸び悩んでいると感じる人

弊社求人に興味を持たれる方々は、おそらくこのような気持ちに当てはまるのではないでしょうか？
…率直に申し上げますと、今回の記事は上記のような気持ちの方に届いて欲しいと思って書いております。

ヴェシカが提供しているサービスは"人"です
つまり社員一人一人の成長が、そのまま会社の技術力にも繋がっていきます。

「あなたの成長は会社の成長」と言っても過言ではないのです。

なので、弊社で採用した人には、単なる作業者で終わってほしくないと考えています。

これから先を本気で考えたいけど悩んでいます！
でも今の自分ではどうすれば良いかわからない。だから教えて欲しい、全力でやります！

そういう方々と、共に成長していきたいと考えているからこそ、現状を打破したいと思っている人とお話したいのです。

そのため、”今”持っている技術や能力を売りにして、「理想の働き方や環境を用意して欲しい！」
そういう人には向かない会社かもしれないと思っています。

ヴェシカの面接事例

ここまでは、求める人物像のお話でした。
ここからは、より具体的な面接内容のお話しします。

ヴェシカの採用面接は、候補者の適性や人物像を見るための重要な場です。
面接時の質問は、応募者が自分の役割を理解し、全体を把握できているか、どうかを見極めるために行われます。

ヴェシカの面接において具体的に見ているポイントは２つ
1.姿勢・態度
2.物事の捉え方、考え方

◾️姿勢・態度
面接を受けているという心構えと、準備をしてきたか見ています。

NG：未経験OKなので、てきとうでも大丈夫と思っている。
OK：緊張しているが、気配りをしたり、面接に向けての準備・チェックをしてきている。
※しっかりとできているかどうかより、気にかけているかどうか？それが重要です。

NG例
・髪の色が明るすぎる
・足を組んでいる
・背もたれにもたれかかっている
・相手の話にかぶさるように回答する

◾️物事の捉え方、考え方
質問を通して応募者の考え方を知る事で、その方の人物像を知りたいと思っています。

▶︎職歴を聞きます
NGポイント：会社の説明のみになっている。自分の作業内容しか話せない
OKポイント：全体像を把握しながら、自分の役割を話すことができる。

NG：「○○をしました」のみ
OK：あなたが何を考え、どのように行動してきたかを話せる。

▶︎前職での課題を聞きます

NG：完璧にこなしていました。ダメなところはなかったですね。
OK：良い点・悪い点、両点から話すことができる。
改善行動を話せることが理想的です。そうでなければ、少なからず改善を模索した取り組みを話せることが望ましい。

▶︎退職理由を聞きます

NG：会社のみがよくないと思っている
OK：実力不足を感じながらも、その場所・環境では打開できなかった仕方がない事情があった。

▶︎志望動機・意気込みを聞きます
NG：仕事ができる環境や教育の用意があると聞いて、それならできそうだと感じました。
OK：これまで本気になっていなかった事は、重々承知しています。なので、この機に本気で成長したい。

▼具体例

職歴を聞きます 。

NG例：某ホテルの清掃スタッフです。お客様が利用する部屋の清掃をしています。
OK例：某ホテルの清掃スタッフです。このホテルの利用者は富裕層がターゲットになります。そのため清掃スタッフとして、リピートにつながる清掃の質に重視した取り組みをしていました。

清掃の質について詳しく教えてください。

NG例：お客様が気持ち良く寛げるよう、窓の拭き方や備品の清楚を丁寧に掃除しました。
OK例：清掃の質を高めるため、細部にこだわれる時間が必要だと考えました。なので時間を捻出するため、作業から取り組みました。

例えば、日々の業務の中で感じた工夫できるポイントの洗い出し、チーム内での共有、その上で効率的な清掃手順の見直しや適切な清掃器具の選定など、作業効率を高める提案をしました。

数字を聞きます
※数字についてはNG例というものはないです。

工夫実績なしの例：1日あたり４部屋の清掃をしています。
　　　　　　　　（客観的にその数字を判断する質問をします。）

工夫実績ありの例：1日4部屋の清掃をしてます。１部屋あたり30分で清掃を終えることが目標です。
先ほどの効率化提案により5分程度、細部の清掃にこだわれる時間や、他のチームのサポート時間を捻出できるようにしました。

まとめ

素直な人は一緒に仕事をしたいと思わせてくれる。

SES企業でITエンジニアを目指すのであれば、現場の業務を次にどう活かせるか、伝えられる必要があります。特に未経験であれば、周りからのアドバイスは貴重な気づきのチャンス！

単なる「イエスマン」になりましょうと言うわけではないですが、素直に受け答えできる人は、新たなスキルやチャンスにも気付きやすく、お互いに気持ちよく仕事に取り組めるわけです。

ヴェシカでは、会社と共に成長できそうな人を見ている。

ヴェシカの採用では、他業種におけるこれまでの実績は、良くも悪くも選考材料にしません。
（もちろん、本人の人物像を知るために、どのような事を行なってきたのかは伺います。）

重要な事は、これから先の自分を作る気概がある人と共に仕事をしたいという事です。
これを感じさせてくれる方であれば、経験者・未経験者問わず採用したいと考えています。

面接時に見ているポイントは、応募者の考え方や姿勢。

お聞きしたい内容は、「何」を「どのように」考えたのか？
「どうしてその行動」につながったのか？を聞かせて欲しいのです。

そのためのヒントで、具体例はほんの一例です。
記載内容も良し悪しの一例でしかありません。
なんとなくでも、イメージできそうでしょうか？

完璧にできている必要もありません。
とはいえ、理想のイメージをもとに、伝えられる努力をしているかは見ております。

さいごに…

入社はあくまでもエンジニアとしてのスタートラインです。
正社員として入社する事がゴールではないのです。
ITエンジニアとして道のりは、一足飛びに目標に到達できるほど簡単な道ではありません。

ですが、解らなかった事が解るように…
できなかった事ができるように…

なりたいITエンジニア像を見つけ、目標に向かって経験を積み重ねる事で、これから先の未来を一緒に作りませんか？