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社員インタビュー Vol.04 part1|【営業の醍醐味】「誠実さ」で人がつながる瞬間をめざして|営業部 上田 晋平

自社で抱えるエンジニアと一緒に動くから、面白い。

実は私、出戻りなんです。

一度、外の世界を見ておきたいと思って、転職をしたことがありました。転職先は、同じくSESの営業だったのですが、そこで私に与えられた役割はビジネスパートナーエンジニアを主体としてクライアントにつなぐ業務でした。

これはつまり、自社で抱えるエンジニアではなく、社外のパートナーエンジニアをリソースとして顧客の依頼に応える形態を指すものです。
その時、やってみて強く感じたことがありました。

「まったく面白くない。」

当然ではありますが、こうしたサービスが必要な時もあります。電話がかかってきて、
「急ぎで、人手が足りなくて困っているんだけど、○○名、確保できる?」
といったように、急な対応を求められた時に、外部の力を借りて要求に応えることもあるからです。
あるいは、自社で対応できる規模を超えた依頼に応えなければならない時だってあります。

でも、まったく面白みを感じられなかったんですね。
それは、私が営業をやっていて一番の醍醐味に感じる「バチっとハマる瞬間」がないからでした。

自社専属のエンジニアを送り出して、顧客に喜んでもらえる時。
とある技術を実践で学びたいと言っていたエンジニアが、顧客の元で学びを得て、帰ってきて、成長を実感してくれた時。
顧客から、「ヴェシカさんで2年経験を積んでいるなら、大丈夫でしょう。足りない分は、こっちで補って教えるよ。」と言っていただけた時。

こうした、双方向のやり取りの中でお互いが納得できたり、手応えをつかんだりしているさまを、営業という立場から見て取れるということ。
これは、自社でエンジニアを抱えていて、送り出せるからこそ手に入れられる成果のひとつだと思いますし、私が大切にしている「バチっとハマる瞬間」なのです。

もちろん、顧客の要望や業務の内容は毎回同じではありませんから、大変な時もしばしばあります。人がいるからこそできる仕事で、多くの人を繋げる役割だからこそ手に入れられるやりがいと醍醐味ではあるのですが、一方でトラブルのタネとなるのも、また、人です。

お客さんのところに送り出すエンジニアには、当然ながら、いろいろなタイプがいます。
弊社が今まさに募集しているような業界未経験で、いよいよ初めて顧客のところに行くという人。
1年程度は経験を積んで、スキルを身につけつつ、少しずつ勝手がわかってきた人。
3年ほどエンジニアの経験を積んで、もうどこに出しても恥ずかしくないほどの成長を見せつつある人。

年齢、年次、性格、経験値、スキルセット…本当に様々です。だから顧客の要望との組み合わせによっては、トラブルが起こることも当然あります。

ですが、どんな状況であっても必要なものがあります。
それは、「誠実さ」です。

営業一筋で10年近くやってきましたが、やはり今でもこの考え方は変わっていません。
これからもこの考え方は、変わることはないと感じています。

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