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開発チーム紹介|従業員エクスペリエンスの向上を追求するEXPlatformチーム

主力事業である「STAFF START」を軸に着実な成長を歩んでいるバニッシュ・スタンダード(以下、VS)。事業の成長に合わせて、社内のチーム体制も進化しています。

今回は「STAFF START」の開発を支えるDev ユニットに注目。各チームのインタビューをシリーズでお届けします。

第4弾はEXPlatformチーム。EXPlatformチームのメンバーに「EXPlatformチームの特徴」や「仕事のやりがい」について話を聞きました。

▷第3弾 Infraチームインタビューはこちら
(聞き手:Corporate Design・大山 都子)

<座談会メンバー>

こばやし・写真中央
2019年7月入社以降、インフラエンジニア兼バックエンドエンジニアとして活動。2024年4月からEXPlatformチームのリーダーに着任。
ひだしゅん・写真左
2021年5月入社以降、バックエンド開発及びiOSアプリ開発を担当。今春からEXPlatformチームに配属となり、従業員エクスペリエンスに関わるプロジェクトを担当している。
ふみや・写真右
2022年9月入社以降、バックエンド開発を担当。今春からEXPlatformチーム所属となり、引き続きバックエンド開発を中心に活動している。

※本記事の内容は2024年6月取材時点のものです

メンバーが自主性を持って「Employee Experience」に向き合う

ーー本日はよろしくお願いします!EXPlatformは今春に新設されましたね。どのような役割を担っているのでしょうか?

こばやし:私たちが扱うのは「Employee Experience(従業員体験)」の向上をテーマにした施策です。たとえば、店舗スタッフの評価の可視化などのモチベーション施策に関わるプロジェクトを進行しています。

もともとこのチームは「思いついた施策をパッとできるチームがほしい」という想いを叶えるために発足しました。スクラムでガッツリと進めるよりもフットワーク軽く「これやってみよう」を実現するという側面を持っているチームです。そのため、今後「Employee Experience」の文脈以外のプロジェクトをやる可能性もありますが、現時点で注力しているプロジェクトを冠してEXPlatformと称しています。

ーーEXPlatformの特徴を一言で表すとどんなチームだと思いますか?

こばやし:一言で表すなら「自主性」のあるチームでしょうか。社内でやりたいことが出てきたときには私のほうである程度のブレイクダウンをしますが、本格的な落とし込みは各プロジェクトの担当メンバーが行います。基本的にはメンバーに任せつつ、全体的な流れの中で全員で相談して決めていくスタイルです。

ひだしゅん:最初の大枠はこばやしさんが決めてくれて、それから先は各自の裁量になっていますよね。こばやしさんがそうさせてくれているのもありますし、それぞれが自主的に「これやりましょう」と声をあげていることが多いように感じます。

ふみや:VSのDevユニットではペアプロやモブプロを採用しているチームもありますが、このチームではあえて課題を粗めに切ってメンバーそれぞれが手を動かしていくんですよね。ひだしゅんさんの言う通り、そこは各自の裁量に任せてもらえているところがあるのかなと。私の場合は、前のチームでペアプロ中心に開発を進めていて、次のステップとして今のチームで1人でタスクを詰めていくような開発ができているのは良い体験だなと思います。

ーーみなさんの自走力があってこその自主性でしょうか?

こばやし:そうですね。それぞれの得意分野を活かして自律的に活動してくれるので、私自身も自分が得意とするインフラからバックエンドの領域に集中しつつ、最低限のマネジメントでチームを回せている感覚があります。

ひだしゅん:こばやしさんはデータベースの設計に強く、ふみやくんはAPI開発が得意。私であれば、全体的なシステムの仕組みづくりが好きですし、今のところは予定にないですがアプリ開発の出番があれば力になれると思います。それぞれの強みを活かして、足りていないところは「お互いにカバー」していますよね。

ふみや:私はまだまだ得意領域を広げないといけないのが前提ですが、まずは自分が出せるバリューを発揮しつつ、みなさんからいろいろと吸収させてもらっています。それぞれに専門性があって、得手不得手を補いつつ開発ができるのは面白いところだなと思います。

ーーメンバー同士の信頼が厚いんですね。お互いの印象をお聞きしたいです!

こばやし:ひだしゅんさんはベテランですし、技術の幅が広いのでお願いすればなんとかしてくれるという安心感があります。私が大雑把なところがあるので、細かいところに目端を利かせてくれるのも助かっていますね。ふみやくんには勉強気味にタスクを投げることがあるのですが、そこに対しても頑張ってくれている印象です。やる方向性が決まった後の完遂力が高いなと思います。

ふみや:みなさんから適宜アドバイスをもらえるありがたさは常に感じていますし、自分自身の成長に刺激を与えてくれる存在です。

ひだしゅん:やはり自分にないところを持っている人たちなので、純粋に尊敬できますよね。とくにこばやしさんは、私が弱い設計周りで適切なアドバイスをしてくれたり、リーダーとして優先度の管理などを見てくれたり。メンバーが動きやすいように先回りをしてくれているなと感謝しています。

常に新しい挑戦ができる。VSで得られるエンジニアとしての成長体験

ーーVSでエンジニアとして働く魅力はどんなところにあると思いますか?

こばやし:「STAFF START」はBtoBサービスでありながら、その先にConsumer(一般消費者)がいます。それゆえに、さまざまな業界のスタッフ・店舗・EC、そして顧客関連の独自の膨大なデータを保有しており、処理の負荷を考慮したシステム開発はもちろん、ビッグデータを活かしたサービスの検討に取り組めます。

現状ではスタッフさん向けの機能開発が中心ですが、まだまだ展開できるサービスはいくらでもある。おそらく退屈することはなく、さまざまな開発経験を得られる魅力があると思います。

ふみや:同感です。導入企業数や流通額が伸びているサービスなので、高トラフィックを意識したアプリケーション開発やシステムの安定運用など、今まで経験したことがない課題にあたることがあるんですよね。技術面・パフォーマンス面で考えることが多いところが面白いなと思います。

また、個人的には「好きを、諦めなくていい世の中を。」を掲げるサービスの社会的意義の高さはやはり好きですね。これまでに店舗スタッフの年収を上げた実績もあり、好きなことで生きる人を支えるような開発に携われるのは楽しいと思っています。

ひだしゅん:“スタートアップ感”を感じながら開発できるのは一つの魅力かもしれませんね。こばやしさんが「飽きることなく、さまざまな開発経験を得られる」と言っていた通り、既にあるサービスの機能改良にとどまらず、新しい試みにチャレンジする機会も多くあると思います。

ふみや:技術面でも新しい試みは割と多いですよね。「新しいものをサクッと取り入れて、検証しながらやってみよう」と技術選定からチームの裁量で任せてもらえるところはエンジニアとして楽しいなと感じる点の一つです。プロダクトロードマップに示された「実現したい世界」に向かって、仮説検証しながらどんどん開発していけるところにやりがいを感じています。

ーーVSに入社したことで得られた経験や成長エピソードがあれば教えてください。

こばやし:私が入社した当時は社員数名の小さな組織でした。プロダクト開発組織も「チームで頑張る」というよりは「それぞれのエンジニアが頑張る」というスタイルで乗り切ってきたことも多かったように思います。そこから徐々にエンジニアが増えてきて、マネージャーとしてだいきさんが入社してくれたことで一気に「組織化」が進みました。創業当初から開発側がきっちり組織化していくフェーズに携われたことは自分の中で新しい体験でしたね。

ふみや:入社してからを振り返ってみると、自分のキャリアや仕事に対する考え方について学べる機会が多かったです。開発チームのリーダーやエンジニアリングマネージャーの方との1on1を定期的に組んでもらって「キャリアをどうしていくか」「何を伸ばしていくべきか」を壁打ちしながら仕事に取り組めているのが良かったなと思います。

ひだしゅん:以前は「一人ひとりが自分のタスクをプロとしてこなしていればいい」を考えていたのですが、VS入社後は単に自分が思う「良い仕事」をするのではなく、会社のメンバーやユーザーと積極的に関わって「良い仕事」が何なのかちゃんと更新し続けないといけないと感じるようになりました。更新した結果が必ずしも合理的で正しいわけではないかもしれないけれど、ユーザーにとって意味のある方法も選ぶことも必要だという学びは私の中で大きかったです。

パッと開発を進められるチームで「やりたい」を実現していく

ーー今後の目標を教えてください。

こばやし:EXPlatformチームはまだ立ち上がったばかりです。今やっているプロジェクト以外の新しい施策もどんどん手がけていきたいという気持ちがあります。もともと期待されている「思いついた施策をパッと実行できるチーム」であるためのマネジメントを個人的にも意識していきたいです。

これからチームのメンバーが増えれば、得意領域も人柄も多様な人たちが集まると思います。そうなったときに、それぞれが適材適所で活躍しながら向上心を持って働ける環境を作っていきたいですね。

ひだしゅん:明確な目標として掲げているわけではないのですが、EXPlatformチームに配属になると決まった時点で「なんでもやろう」と思っていました。こばやしさんが言ったように、思いついた施策をパッと実行するために自分の持つ技術や知見は惜しみなく出していこうと考えています。

ふみや:VSにはペアプロやモブプロなどみんなで開発を進めることに重点を置いているチームもあれば、EXPlatformチームのようにざっくりとした方向性を決めた後は各自ゴリゴリと開発を進めるチームもあります。今の私にとって、壁にぶつかりながらも自分なりにしっかり考えて仮説を立てられるEXPlatformチームの進め方が合っていると感じますし、成長実感も得られています。とはいえ、今後の自分のフェーズや志向の変化もあるはず。その時々の自分に合った仕事の向き合い方を続けていきたいと思います。

ーー最後に、VSが気になっているという方に向けてメッセージをお願いします!

こばやし:VSは「しっかり仕事をするぞ」という部分と、仕事以外のところでの程よい緩さが共存したメリハリのある会社です。楽しむときは思いっきり楽しんで、仕事はきっちり遂行する。そんな組織に興味がある方はぜひカジュアル面談で弊社の雰囲気を覗いてほしいですね。

ひだしゅん:繰り返しになりますが、挑戦することに対してポジティブな会社です。技術的なチャレンジもしやすいので、周囲と関係性を作りながら「こういうことがやりたい」と手を挙げていきたい人には楽しんでもらえると思います。

ふみや:私自身が入社して思うのは、能動的に関われば関わるほど自己成長になり、会社やプロダクトの成長に貢献できるやりがいが強くなるということです。「できないことがダメだ」という人はまったくいないですし、周囲は勉強熱心な方ばかり。VSには成長できる環境があるというところは自信を持ってお伝えできるんじゃないかなと思います。

ーーメリハリのあるチームで働く魅力が伝わってきました!本日はありがとうございました。


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