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バニッシュ・スタンダードをより良い組織に。「働きやすさ」を彩る制度とは?

こんにちは、バニッシュ・スタンダード(以下、VS)大山です!突然ですが、みなさんにとって「働きやすさ」とはなんでしょうか?

良好な人間関係、綺麗なオフィス、リモートワーク、豊かな福利厚生など、どこに「働きやすさ」を感じるかは人それぞれ。新しい仕事を決めるにあたっては、ミッションやバリューへの共感はもちろん大切ですが、会社が考える「働きやすさ」と価値観が合うかも気になるはず……!

そこで、今回は私たちが考える「働きやすさ」と“VSらしさ”溢れる制度を紐解くため、Corporate Designの田中 悠こと、YUさんに話を聞きました。


田中 悠(Head of HR)
2020年にVSに参画し、執行役員としてビジネス領域をリードした後、2023年10月よりCorporate DesignのMGRに就任。社内のバックオフィス(総務・情シス・人事)全般を統括。VSを働きやすい職場にすべく奔走している。好きな飲み物は牛乳。

(聞き手:Corporate Design・大山 都子)

※本記事の内容は2024年5月公開時点のものです

働きやすい会社とは?VSが重視しているのは「関係の質」

ーー「働きやすい会社」と一言で言ってもイメージって湧きづらいですよね。YUさんは「働きやすい会社」はどんな組織だと考えていますか?

働きやすい組織の根本は「関係の質が高い会社」だと思っています。つまり、人間関係が良好であることは大前提で「風通しの良い会社」ということですね。

「風通しの良さ」とは、イコール「コミュニケーションが活発」であることを意味します。役職や部門、あるいは担当業務の隔たりなく、誰もがコミュニケーションを取りやすい雰囲気であることが大切です。

個人的にはダニエル・キムさんが提唱している「成功循環モデル」に共感しています。ざっくり言うと、組織を4つの質で捉えて、周囲との関わり方やコミュニケーションといった「関係の質」が高くなると、自然と考え方も前向きになり、目的意識が高まって「思考の質」が上がる。それが人々の積極性や主体性といった「行動の質」を高め、成果が生まれて「結果の質」につながり、ますます関係の質が高くなる、といったフレームワークですね。

よくあるのが「目標未達」といった結果だけを見て、結果の質向上を追い求めすぎるがゆえに、関係性がギクシャクしてしまうパターン。これはよろしくないと思っているので、成功循環モデルでも一番のベースとされている「関係の質」を高めることが組織運営においては重要だと考えています。

ーーその「関係の質」を高める上では何が必要になりますか?

心理的安全性が必要になってくると思います。一緒に働く仲間同士、自分の意見を発言し合えたり、お互いにフィードバックできたり。「こんなこと言いづらい」と感じることなく、コミュニケーションが取れる雰囲気こそ「関係の質」を高めるための欠かせない要素になると考えています。

目下、Corporate Designとしては入社体験向上を目的とした「オンボーディング施策」を強化中です。新しく入社したメンバーが自然とVSに溶け込めるような交流機会の設計に注力しています。

ーー「ハイブリットワーク」「フルフレックスタイム」(*1)という選択をしているからこそ、コミュニケーションが希薄にならないような施策がより必要になってくるんですよね。

そうですね。VSはもともと「一体感を持った仲間と共創していく」ためにリアルなコミュニケーションを重視してきた会社です。しかし、時代の流れを受けてリモートワークを取り入れるようになりました。

私が見ている限りではリモートワークと出社をバランスよく選択しているメンバーがほとんどだと思っています。しかし、以前よりコミュニケーション量が減り、お互いを知るのに時間がかかってしまっているのも事実です。

主催者側としては「いつみんなが出社しているのかわからない」という中で、全社イベントを企画するのはなかなか難易度が高いのですが、全社の共有会や月一の勉強会、半年に一度の決起会などリアルな交流の機会は今後も大切にしていきたいと考えています。

ーーせっかくのおしゃれなオフィスなので、集まれるときには集まりたいですよね!

うちのオフィスは社員同士が交流するのには良いスペースですよね。週1回とか隔週1回くらいの頻度で、社員がオフィスのキッチンで振る舞う料理を食べたり、終業後にお酒を飲むために集まったり。フリードリンク制でお酒も含めてドリンク飲み放題なので、みんなで飲みながら会話するにはもってこいです。もちろん飲酒は人に迷惑をかけないことが前提ですが……(笑)。

交流するための「場」は整っているので、いかにその機会を増やせるかは今後のテーマになりそうですね。

(*1)開発組織では裁量労働制を採用しており、一部フルリモートのメンバーもいます。
▲好きなドリンクを飲みながらみんなでワイワイできるスペース。YUさんのお気に入りドリンクは牛乳

従業員のパフォーマンスをあげる。VSらしい制度を紹介!

ーーVSで「働きやすさ」を語るにはコミュニケーションが欠かせないということですね。とはいえ、コミュニケーション施策以外にもVSにはユニークな福利厚生がありますよね。

コミュニケーションが活発であることは大前提。そこからプラスの要素として積み重なっていくのが一つひとつの福利厚生だと思っています。採用市場の中で優位性があるか、従業員のパフォーマンスは上がるのか。単純に「あったら嬉しい制度」で終わるのではなく、組織の「負」を解消できるVSらしい福利厚生を整えています。

ーーやっぱりVSらしい福利厚生の代表は「接客体験資金補助制度」でしょうか?利用率6割を超える人気の制度ですよね。

そうですね。以前は被服購入手当という名称で、その名の通りアパレル製品の購入を補助する制度でしたが、今では「接客体験資金補助制度(以下、接客体験制度)」としてバージョンアップ。VSが提供する「STAFF START」を導入していただける業界が増えたことに伴って、アパレル製品に限定していた補助の範囲をコスメやインテリアなどのサービスにも広げました。実際の接客・サービスを体験し、自社サービスの品質向上に活かせるVSならではの制度です。

また、バージョンアップによって本人だけでなく一親等以内の家族も接客体験制度の対象にしました。これはひとえに、VSを好きになってほしいから。従業員の家族からも「良い会社だね」と思ってもらえるように家族のためにも使える制度にしました。

もともと「コスメにも使えないか」「スポーツ用品は対象か」という声はあがっていたので、変更後はポジティブな意見が多かったですね。

▲購入した商品を接客の感想とともにSlack投稿すれば、補助を受けられる!

ーー家族のためにも使えるようになったのは大きいですよね。個人的には美容院やマッサージ、エステなどの補助が出る「メンテナンス手当」も新鮮でした。

接客体験制度もメンテナンス手当もVSの事業の根幹である「サービス」を意識して、仕事に活かしてほしいという思想があるからこそ、それぞれ月額1万円、年額にして2つ合わせると最大24万円という決して小さくない補助を出しています。あとは単純にアパレル業界を中心に事業を広げてきた会社のメンバーとしてはおしゃれでいてほしいという想いも制度が作られた根本思想としてはあります。

ーーたしかに、身だしなみは大事ですよね。他にYUさんが推したい制度はありますか?

4月にリリースした「ラーニング制度」ですかね。自己研鑽のために書籍購入(*2)とセミナー受講を支援する制度です。漫画や小説など、流石に業務につながる学びと言い難いものはガイドライン上NGとしていますが、基本的には学びの種類は限定していません。自分のスキルアップのために必要なことを学んで、それを業務に還元してもらえればと思っています。

資格取得や更新にかかる費用を補助する「資格取得制度」と合わせて、このラーニング制度を利用することでますますスキルアップしてもらえたら嬉しいですね。

ちなみに、ラーニング制度を利用して購入した書籍は読み終わったらオフィス3階の本棚に戻す運用にしているので、他の人が読んだ書籍から学べることも多いと思います。

(*2)書籍は紙媒体のみ対象

パーパスの実現に向け「再現性」のある組織を目指す

ーー最後に、YUさんから「理想の組織」を目指すにあたっての抱負をお願いします!

VSの「つまらない常識を革め、新しい時代を解放する」というパーパスの実現に向けて、事業目標の達成と自己成長が叶う組織環境を醸成することが大切になると思っています。

会社と従業員が持続的に成長し続けるために欠かせないのが「再現性」です。いかに会社と従業員が同じ方向を向いて走れる状態をつくるか、いかに走っているメンバーのパフォーマンスを最大化させるか。この二つを軸に制度設計できるかがCorporate Designの腕の見せどころです。

今回は福利厚生を中心にお話ししましたが、福利厚生以外にも打つべき施策はあるので、その時々で最適な選択をして一歩ずつ「理想の組織」を目指したいですね。

ーーCorporate Designとしては、今後もVSらしい「働きやすさ」を追求していきたいですね!

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