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「仕組みとカルチャーで会社を変える」有名ベンチャー出身の田中がバニッシュでやりたいこと

社員20万人→20人。未経験・異業種のベンチャーに転職を決めたワケ。

ープロフィールを教えてください。

田中悠、愛媛県出身です。キャリアとしては大学卒業後、新卒で大手メーカーであるCanonに就職しました。4年在籍した後、CX(顧客体験)プラットフォームである「KARTE」を手掛けるプレイドに入社しました。プレイドに5年在籍し、2020年6月にバニッシュに入社しました。Canonでの退職直前の1年間はグローバルマーケティングに携わりました。マーケティングといってもWebマーケターとは異なり、海外の販売会社とのやりとりがメインになります。担当していた一眼レフカメラの海外展開にあたり、各国ごとに製品の販売数量を決めたりプライシングをしたりしていました。

ー自身が興味のあった海外と携わる仕事が出来ていたのに、なぜ転職したのですが?

Canonって社員が20万人弱いるんです。もちろん海外とやりとりする業務は魅力的でしたが、正直「自分がいなくても業務が回るな」と感じてしまうほど、やりがいを感じにくくなっていました。出来ることなら、製品を企画してお客さまに届けるまでの一連の流れに携わりたいという欲が出てきたんです。そんな中たまたまプレイドを知り、KARTEという素晴らしいサービスを社員20人の会社が手掛けていると知り、転職を決めました。実際入社してみて、優秀な人が多いことに驚きましたね。類似サービスもありましたが負ける気はしなかったです。入社当時、「これはサービスも組織も大きくなるな」と思ったことを覚えています。実際にサービスも急成長し、社員数も約5年で200名まで増えました。

ープレイドではどんなお仕事をされていたのですか?

入社当時は営業です。すでにサービスへのお問い合わせを沢山頂いていたので、問い合わせ1件1件に対してサービスの提案をする仕事です。仕事の進め方など社会人スキルは前職経験を活かせましたが、それ以外はイチからのスタートです。業種や組織フェーズが大きく異なるので、最初は勉強することだらけでした。その後はカスタマーサクセスに異動し、必要な機能を企画しエンジニアを巻き込んで仕様作ってリリースするPM的な動きをしていました。自身で企画したレコメンド機能は特に思い入れが深いです。割と自由に働かせてもらったと思います。

バニッシュの転職理由は「サービスの成長性×リアルサービスへの想い」

ープレイドで大活躍ですね!そこからバニッシュに転職された経緯を聞きたいのですが、まずどうやってバニッシュを知りましたか?

2017年後半、KARTEとSTAFF STARTの連携が出来ないかと両方を使ってたお客さまから問い合わせがあったことで、3社で打合せを実施したことがきっかけです。プレイドでの担当領域がファッションだったので、僕が打合せに行くことになったんです。ちなみに2018年6月、この連携は実を結びましたし、この連携がきっかけで一緒にイベントに登壇するようにもなりました。いや、衝撃でしたよ。最初の打合せでいきなり金髪の人(バニッシュスタンダードCXOのBOBさん)が「うっす」って軽いノリで部屋に入ってきたんです。正直、輩(やから)感満載でしたね(笑)

ーそんな第一印象から、どうやって入社することになったのですか?

代表の小野里さんから1年かけてお誘いを頂きました。正直「根負け」ですね(笑)。あとはサービスへの興味です。KARTEはオンラインで完結するサービスでしたが、自分としてはオフラインへの展開に興味があったんです。「バニッシュの成長性×自身のやりたいこと」が合致した感じです。「未来にない新しいものを創りたい」と思いましたし、バニッシュならプレイドでの経験も活かせると思いました。

ー入社前後のギャップはありますか?

会社の雰囲気も打合せや会食を通じてなんとなくわかっていたので、ギャップは特にないです。確かに第一印象は衝撃でしたが、仕事を通じて信頼できる人たちだということがちゃんと分かっていました。良いギャップとしては、想像以上にお客さまからの引き合いが非常に多くあるので、今後さらにサービスが伸びそうだなと実感しています。



バニッシュが成長し続ける仕組みとカルチャーを作るためなら、なんでもやる。

ー入社してどんなことをしているのか教えてください。

職種は幅が広すぎて一言では言えないです(笑)。メインの役割としては先日ブログで紹介したえいちゃんに近くて、カスタマーサクセスと呼ばれるような業務をメインで見ていますが、自分としては職種に拘らず、「今後バニッシュが成長していくための仕組みづくり」をやりたいと思っています。そしてこの仕組みをもとに、バニッシュのカルチャーを作っていきたいと考えています。

カルチャー作りと言っても大げさなことではなく、大事なことを一つ一つ積み上げていくことだと思っています。例えば、ファイルをストレージに格納する、社内wikiにナレッジを貯める、会議では議事録を取る、など会社が大きくなっていくためには当たり前のことです。ちょうど今バニッシュがちゃんとした会社や組織になっていく過渡期だと思います。

ーそういう考え方が出来るようになったきっかけはありますか?

やはり前職で20人から200人に組織拡大する経験をしたことは大きいと思います。「この会社規模だったらこういうことが必要」とわかっているので、フェーズに合わせた重要事項の優先順位付けができます。それにプレイドの経験を通じて、プロダクトのロードマップやミッションの重要性を痛感したんです。サービスの拡大期って問い合わせも多く、やることが多くて目先のことに意識が向きがちじゃないですか。だけどひたすら目の前のことばかり対応しているだけでは、大きな成長はできないと思うんです。まずはミッションなど目指す姿を掲げて、そこに向かってやることを落とし込んでいくやり方が大事だと思っています。逆にいうと、掲げたミッションに対してやると決めたことには責任が伴うので、「必ずやり遂げるんだ」という固い意思を事前に持って発言するようにしています。

ー今やっていることを具体的に教えてください。

自分の直近のミッションは「業務全般の仕組み化」です。具体的にはセールスフォースを導入して、営業プロセスの見える化・見積もり作業の効率化・契約管理のクラウド化・請求書の自動化など会社が今後成長するために、大きくレバレッジがかけれる仕組みを創りたいと思っています。また問い合わせも多く頂いていますので、お互いがWin-WInになれるように問い合わせ専用のサポートサイトを作成中です。またサービス導入後のフォローなど人手が足りず出来ていないことを埋めているといった状況です。


一人ひとりの個性が活きるボトムアップの会社に変えていきたい

ーゆうさんが感じる会社の雰囲気を教えてください。

会社の雰囲気を話すのに、代表の小野里さんについて話さずにはいられないです。個性が強くて、バニッシュ・スタンダードという会社を本当に体現している人だと思います。ギブ&テイクなど人付き合いのやり方はすごいなと思って尊敬しています。会社全体としても個性が強いので、正直合う合わないは人それぞれだと思います。自分は毎日楽しく仕事していますが、変えていきたいなと思っていることもあります。会社のミッションや事業の方向性はもちろんトップが決めることだと思うのですが、ボトムアップが必要な場面ってあると思うんです。全てがトップダウンだと、社員一人ひとりが自分で考えなくなります。強烈な個性がある人たちがボトムアップで会社運営していたら最強だと思いませんか?これまでは本当に少数でやっていたので、経営も営業も企画もサポートも代表の小野里さんが担当していましたが、各職種でスペシャリストと言えるようなメンバーのジョインもあって、圧倒的な個人技を持つチームになり始めています。

ーいまカスタマーサクセスの職種を募集中ですが、どんな人と働きたいですか?

大きく2つ要素があります。1つはベンチャー気質がある人。ベンチャーが大手企業に勝つにはスピードしかないことをわかっていて、そのスピードを大事に出来る人です。もう1つは素直なマインドを持っていること。人間歳をとると人の意見が聞けなくなるじゃないですか。自分が持ってる知識や経験をアンラーンできる人と働きたいです。そうしないと今まで自分が成し遂げてきたこと以上の結果はだせないですからね。あとは「向上心や成長意欲がある人」「自分で考えて自分で動ける、自走力がある人」「プロダクト側とビジネス側両方の意識を持てるバランス力がある人」ですかね。すみません、2つじゃなかったです(笑)あとは、システム理解もあるとベターだと思います。

ー最後にこの記事を読んでくれた方にメッセージをお願いします。

自身の経験を振り返ってみると、成長する環境に身をおくことで、周りの人にも刺激を受けながら、知らず知らずに自分も成長できてるなと実感しました。バニッシュにはその成長できる環境があり、かつ今なら会社の過渡期を自ら体験することができる貴重なフェーズです。自分も前職、全然違う業界から転職しましたが、あの時一歩踏み出してよかったなと思っています。もしこの記事読んで会社や仕事にちょっとでも興味を持って頂けたら、お気軽に連絡ください。

ーありがとうございました!

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