株)アンティー・ファクトリーの募集・採用・求人情報 - Wantedly
株)アンティー・ファクトリーの新卒・中途・インターンの募集が19件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/un-Tfactory/projects
プロジェクトリーダー「小田島 佑太」さんに、コーポレートサイトリニューアルについてインタビューを行い、リニューアルに至った経緯や新サイトに込めた想い、メンバーのことなど詳しくお話しいただきました。アンティー・ファクトリーならではのデザインに対する考え方『アンティー流』の原点を知ることができる内容となっています。
【入社】 2011年12月1日
【職能】 アートディレクター
【役職】 盛岡支社長(2019年9月2日に支社立ち上げ)
プロジェクトリーダー 兼 アートディレクターとして携わりました。具体的には、プロジェクトリーダーとしてチームメンバーをとりまとめ、アートディレクターとしてリニューアルデザインのコンセプト策定、クオリティコントロールといったことを行いました。
ディレクター、アートディレクター、デザイナー、テクニカルディレクター、フロントエンドエンジニア、インタラクティブデベロッパー、がそれぞれ数名ずつ参加しています。
案件業務と並行していたのでとても大変でしたが、普段なかなか一緒にチームを組むことができないメンバーの仕事を実際に見て、技術に触れることができたことは、貴重な体験となりました。今回のプロジェクトだからこその経験と言えます。
前回のリニューアルは、2017年に行いました。約5年たっています。この期間に理念ブックができ、改めてアンティー・ファクトリーが打ち出す内容を社内外に浸透させる必要性が高まりました。また、その他にもアンティー・ファクトリーとして発信していくべき情報が増え、更新性も求められました。
このような背景から、以下4つの目的を掲げ、今回のリニューアルに至りました。
【1】最新Webトレンドへの対応
【2】理念ブックの内容をしっかり社内外に浸透させる
【3】より更新しやすいサイト構造にする
【4】アンティーらしさを表現する
理念ブックに掲げているビジョン「デザインで社会を創造する」とコピー「素晴らしいデザインとは目に見えないものである Great design is invisible!」を意識してリニューアルコンセプトを打ち立て、デザインを設計しました。
完成された見た目だけでなく、その裏側にある様々な思考や、事前に行った調査、情熱なども含めてアンティー・ファクトリーのデザインと考えています。これに加えて、機能性と審美性のバランスを考慮しつつ、「裏」と「表」 、「右脳」と「左脳」を行ったり来たりしながら両方を見せていくというコンセプトを打ち立て、サイト全体のデザインを組み立てていきました。
創業当初からこだわってきたデザインのテクニック、得意とするリッチなグラフィック表現に、特に2000年代以降培ってきたインタラクションの技術やノウハウが踏襲され、また、3次元的なフロントエンドの技術、さらに更新のしやすさも考慮したバックエンドの技術が一体となり、企業理念を中心としたコーポレートコンテンツがミニマムかつ必要十分に備わった、まさに今のアンティー・ファクトリーを体現したサイトになっています。
創業当初からこだわってきたデザインのテクニック・リッチなグラフィック表現
1. 手書きのあしらい
入社間もない頃に「紙に自分で真っ直ぐな線を描こうとすると微妙に歪んだ線ができるけど、それは他人には作れないオリジナルの線だよ」と教えられて、そこからオリジナリティについて考えるようになりました。
また、いきなりデザインに入るのではなく、ラフで色々なことを事前に設計しておくやり方もアンティー・ファクトリーに入ってから学んだことであります。
こういった「手書き」の大切さを表現するために、随所に手書き線の装飾を入れています。
2.背景のグラフィック処理
コンテンツの要素だけでなく、背景の処理も含めて、ページ全体の密度のバランスを大切にしています。
ギュッと密度が高い部分とスッキリと間を空ける部分を作ってグラフィカルな気持ちいいバランスを目指すのですが、そのバランスを調整する上で背景の処理も重要になってきます。
今回のデザインは写真や青いオブジェクトなどでバランスをとっていますが、例えばとても薄い色やちょっとしたテクスチャで繊細に調整することも多いです。
また、そういう背景の処理を加えることで奥行きが生まれ、絵に立体感を出すこともできます。
こちらも同様に、1つ1つの案件にしっかり奥行きがあることを表現し、重なりを強調するために少しズレて動く演出もつけています。
ボタンにも同じ考えを適用しています。意図的に板を2枚重ねたようなデザインにして、マウスオーバーで動きをつけることにより、重なりを強調しています。
3.文字のジャンプ率
情報の強弱関係や文書構造を一目で伝えるために文字にしっかりジャンプ率をつけるようにしています。
ジャンプ率とは、大きい文字と小さい文字との大きさの比率のことです。
文字の大きさにしっかりメリハリをつけて正しい情報整理をすることが基本ですし、ジャンプ率を調整することでデザインの与える印象を変えることもできるので、とても基礎的なことですが、大切に考えていることの1つです。
会社の成長と共に培ってきた技術
1.3次元的なフロントエンドの技術
グラフィカルなデザインだけでなく、Webならではのリッチな演出やさりげなく重要なインタラクションの技術もアンティー・ファクトリーの強みです。
メインビジュアルでは、流線型のオブジェクトでくり抜かれたように滑らかに写真が出てきて、さらにその中で写真が動きます。
少しだけタイミングをずらして移動させることで立体感を生みます。
2.更新のしやすさも考慮したバックエンドの技術
CMSを入れたことによって、更新性をアップすることができました(ニュース、実績など)。アーカイブから最新実績まで幅広く掲載することによって、制作領域の広さや、アンティー・ファクトリーが「総合クリエイティブファームである」ということをアピールできるようにもなりました。
仕事はやっぱり人生において重要な時間。「いかに楽しめるかどうか」が勝負です。大変なことも多いですが、だからこそつくること、生み出すことを自ら前向きに楽しめる人であって欲しいです。「好きこそものの上手なれ」とも言います。
「誰かがやってくれるからここまででいいや」と線を引くのではなく、「誇りと責任を持って、自身でやり切れるかどうか」「自身のポートフォリオをつくろうと意識できているかどうか」が重要です。成長度合いも違ってきます。
ビジネスパーソンとしても、いちユーザーとしても、「優しさ」「想像力」が欠かせません。このサイトがあることによって社会にどんな影響が与えられるか、常に考え、習慣化できると良いと思います。
例えば、コンビニでお茶を買おうと手に取ってみたとき、「消費者」「企業」の立場になって、それぞれの心理やストーリーを考えてみてください。自分が企業だったら、クリエイターだったらもっとこうできるのにな、を繰り返すことで、他の人のことを考える思考が定着されていきます。
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