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【メンバー紹介】名古屋でも“フリーランスを当たり前”にする。成功は難しいと言われた地域に挑む、Midworks名古屋オフィス立ち上げに懸ける想い。
TWOSTONE&Sons(以下 TSS)広報担当の川越です。
今回は、名古屋オフィスに所属するメンバーの想いをインタビューにてご紹介します。
TSSの主力サービスはフリーランスエンジニアと企業のマッチングを行う「Midworks」です。東京・大阪を拠点に拡大を続け2023年12月に名古屋と福岡にオフィスを開設しました。
名古屋オフィス立ち上げへの想いが込められた記事を読んでいただくことで、ご自身がMidworksのメンバーになった際“企業やエンジニアにどんな価値提供ができるのか?” 知っていただけたら幸いです。
インタビューに応えてくれた人
Midworks事業本部 名古屋ITコンサルティング部 部長
前田一球(まえだかずき)
■インタビュアーから見た前田さんの印象
名古屋オフィスの責任者である前田さんは、オンラインインタビュー中にPCカメラを使用してわざわざオフィス内を紹介してくれたり、時折り冗談を交えてお話いただいたり、気さくでユーモアのある方です^^
Midworks事業本部 名古屋ITコンサルティング部
ITコンサルティングチームリーダー
若林滉太(わかばやしこうた)
■インタビュアーから見た若林さんの印象
若林さんは、丁寧でしっかりとした受け答えをされ、新卒入社2年目以上の貫録を感じさせる方です。2年目で名古屋オフィス立ち上げのリーダーを務める若林さんのお話は、仕事を通じて成長を目指す新卒の方々にとって、非常に参考になるかと思います!
魅力を感じて入社したTSSと、「成功は難しい」と言われた名古屋オフィスの立ち上げ
ーお二人の経歴を教えてください。
前田
大学卒業後、昔から人が好きな性格もあり人の人生に貢献できる仕事に就きたいと考え、求人広告を扱う会社に新卒社員として入社しました。
広告販売の営業として、企業の採用数向上に貢献できている実感を持ててはいたのですが、求人広告は応募を集めることが目的なので“入社された方がどのように活躍しているか”は見えなくて、自分の仕事が人生の転機に貢献できているか分かりませんでした。
そういった背景から求職者と直接向き合い、その人に合った会社で働くことを密にサポートするエンジニアの人材派遣会社に転職しました。その後も人材紹介会社へ転職する中で、前職の同僚がTSS(当時:Branding Engineer)で働いていたことをきっかけにMidworksのサービスを知りました。
取引先でもあったため業界内で良い評判を聞いており、打ち合わせでTSSの担当とお話をすると「エンジニアの力になりたい」という想いを会話から感じ、TSSで働いたら人の人生にもっと貢献できると思い、入社をしました。
若林
22年度卒業の新卒社員としてTSSに入社しています。
就活のために自己分析を始めた当初、今までの自分はどうやって活躍してきたのか振り返り考えました。長所や短所を深掘りするうちに「人が周りにいるときに積極的に行動できている」ことが多いと気付き、そこから人と関わる機会が多い仕事が向いていると考えました。
人と関わる機会を通じて自己成長を目指したいと考える中で、就活情報サイトを通じて様々な企業からスカウトメールをいただくうちに“成長機会が多くスピード感が早い”と感じたベンチャー企業で働くことを希望するようになりました。
そんな中でTSSに入社を決めた理由は、成長できると感じたこともあるのですが「優秀な若いメンバーが多く、スピード感ある会社の雰囲気に衝撃を受けたから」です。
当時TSS担当者とカジュアル面談の機会がありまして、若いメンバーが多いことや20代でマネージャーに就くメンバーが何人もいるといったお話を伺えて、優秀で若い方が活躍されているんだなと感じました。
ちなみに入社後に面談担当してくれた方とお話をすると「私実はインターン生なんです。」と聞かされて。沢山のお仕事を担っているお話をされていたので、てっきり経験を積まれた社員の方と思っていたので、本当にこの会社は年次など関係なく実力があるメンバーに仕事を任せているんだなと実感しました。
また、スピードを感じたのは、面談が終わった後すぐ共同代表の高原さんとお話の機会を組んでもらったことです。「仕事のスピードがとても早い」と驚いたのと同時に、高原さんとざっくばらんにお話させていただく中で「代表とこんなにフランクに話せるということは、 社内の方とも同じように話せる良い会社なんだろうな」と感じ、入社を決めました。
ーTSSに入社後、Midworksのメンバーとして活躍される中で名古屋オフィス立ち上げに携わると決めた理由を教えてください。
若林
当時の上長から「若林の成長に必ず繋がるからやってみないか」と話をいただいたことがきっかけです。
そこまで悩まず返事をした記憶があり、新卒2年目で立ち上げに挑戦できるなんて他社の新卒社員であまり聞いたことがなかったので、成長できるチャンスだと感じました。
またその時、Midworks年間Sales3位という実績を出した自分に、次の月に名古屋オフィス立ち上げの話をしてくれるスピード感と打席に立たせてくれる会社に感謝の想いを持てたことも大きかったです。
前田
過去に名古屋という土地に縁は無かったのですが、当時の上長からの「新しい支店には前田の力が必要」という言葉をきっかけに、挑戦心に火が付いたことが理由です。
立ち上げの話を聞く少し前、お付き合いのある企業から「愛知で人材業の成功は難しい」というお話をいただくこともあり、実際に愛知へ進出して撤退する人材紹介会社が存在することも知っていました。
ですが、そういった事実に対して弱気になるよりも「愛知の企業やエンジニアの力になりたい」という気持ちが勝り、成功するまでやり続けようと決断しました。
決断の背景にあったのは、愛知の企業へ「人材不足の解消」「フリーランス活用のメリットの浸透」を目指したいという考えを持っていたことです。
僕の体感ですが、東京や大阪ではフリーランスの活用はある程度企業に浸透しているように感じます。一方で愛知では(まだまだお話しきれてない企業があるので言い切れるわけではないのですが、) 他の地域と比べても人材が不足する企業が多いと感じています。
大阪は企業がエンジニアを大々的に求人募集したりすることはあまりありませんが、反対に愛知の有効求人倍率は、各地域に比べて何倍というレベルで高いということもあり、企業が直接エンジニアを募集する求人がかなり多いんです。
また、愛知の求人案件のほとんどは1社の大きな地元のグループ企業が占めています。これだけ大きい地元の企業が常に大々的に募集しているということは、おそらく愛知の企業全体において人材が大きく不足していることは間違いないと考えます。
そのような状況の中、愛知の企業とお話してみると僕の体感では正社員採用のエンジニアしか検討が難しいとおっしゃる企業が多く、人材獲得の幅を狭めてしまっていると感じます。
フリーランスの活用を勧めることで「愛知でもフリーランスが当たり前だよね」という考えを広めることは、名古屋オフィスの活動における目標の一つであり、立ち上げに携わると決めた理由でもあります。
「愛知でもフリーランスを当たり前に」活動をする中で起きた出来事と起こした行動
ー愛知の企業へ掲げた目標の達成に向かって、どのような活動をされているのでしょうか。
前田
愛知の企業へエンジニアリソースを提供することによる組織形成の支援と、売上向上への貢献を目指して活動しています。
エンジニア組織はリーダーとサブリーダーが1人ずつ、メンバー3人といった5人1組のチームで回すことが多く、プロジェクトの規模を広げるにはこの構成を基本にチーム数を増やしていくことが一般的です。
ただ、チームを増やすには既存チームから新しいチームへリーダーを異動させ、既存チーム内でサブリーダーをリーダーへ、メンバーをサブリーダーへ昇格させるという配置転換が必要なのですが新チームへ異動させた分、必然的にメンバーリソース拡充も必要になります。
この拡充枠にMidworksのフリーランスエンジニアを提案することで、組織が適切に形成され将来的な売上向上に繋がっていくと考え、愛知の企業に日々提案を行っています。
ー名古屋オフィス立ち上げから間もないですが、活動する中で印象的だった出来事はありましたか?
若林
名古屋に異動したての頃、エンジニアが企業との面談をキャンセルしてしまうことが2、3件続くといったかなり珍しい出来事がありました。エンジニアにはキャンセルの事情をお伺いしフォローする一方で、企業に対してはしっかりとコミュニケーションを取り、何が起きたのかお話をしようとしていました。
そんなとき、なんと面談キャンセルがあった企業の担当者様から、名古屋オフィスに訪問をしたいという連絡をいただきました。これは僕に物申したいことがあるのではと想定しましたが、いざお話を伺うと企業・エンジニア・Midworksの3者で一緒に作り上げる仕事を、どうしたらもっとよくできるのか直接話したいとのことでした。
担当者様は僕が普段から仕事の中で大事にしていることと同じ想いを持っていらっしゃったんです。
先方からお話いただいたのはエンジニアの人柄や案件に求めているものの情報であったり、TSSでの稼働実績などエンジニアに関する詳細な情報でした。先方の想いやご要望に応えるため、求めているものに対して柔軟に対応することを心がけました。
僕は普段から社内で東京・大阪・福岡といった別エリアも含めて人材情報や市況感を横断的に集めていたこともあり、先方が求めているものを汲み取り、どういったプロセスでどんな人材を普段企業に提案をしているかを言語化してお伝えし、柔軟にコミュニケーションを取りました。
それによって僕の仕事振りにも信頼を寄せていただき、結果的に無事成約もしていただくことができ、ピンチをチャンスに変えることができました。
イレギュラーな対応ではありましたが、企業の担当者様それぞれの傾向に寄り添って柔軟に対応を変えて仕事していくことの重要性を知りましたね。
企業とエンジニアへ見い出した提供価値とMidworksメンバーと分かち合いたい想い
ーこれまでの活動の中で、企業やエンジニアに貢献できていると感じたエピソードを教えていただけますでしょうか。
若林
企業から感謝の声を直接いただき、介在価値を実感した出来事があります。
通常、エンジニアが現場に入ったあと受け入れ先の企業からご状況に関するコメントを定期的にいただいております。
その際に、先方の人事部門やエンジニア部門の採用責任者の方から直接「若林さんのおかげで、入ってくれた方も各方面で活躍してもらって本当に助かっています。引き続きよろしくお願いします。」といったお声をいただいたことは印象に残っています。
この出来事で、自分が行った日々の仕事の積み重ねが企業への価値に繋がるんだなと感じました。
前田
僕は、特にエンジニアに対して介在価値を提供できているかなと思っています。
一度案件をご紹介したエンジニアから次回案件紹介担当としてご指名でお声がけいただいたり、時には飲みに行ったりもする中で、他のエンジニアを紹介してくださるケースが多く、エンジニアとしっかり関係値を作ってキャリアに寄り添う貢献ができているのかなと感じます。
こういった関係値を築くために意識していることは、キャリア面談後すぐに紹介できる案件を探して提案するスピードや、基本的に一人のエンジニアに週2、3回は連絡するコミュニケーション面の意識です。
僕が言うのはおこがましいのですが、エンジニアへ安心感や期待感みたいなものを提供できているのかなと思ってます。多分僕と飲みに行ってくださるエンジニアは、“声をかけたら何かしら仕事を探してくれる人”だという信頼を一定数持ってくださっているように感じられます。
ー名古屋オフィスで様々な活動を経験する今、Midworks社内のメンバーと共有したい想いはありますか。
前田
TSSは業界でも屈指のエンジニア稼働人数と言われていて、今の企業の成長スピードであれば、今後数年でさらに大きな拡大を狙える成長率なので、業界ナンバーワンを目指す過程に自分たちが携われるのはとても大きな経験になると思います。
エンジニア稼働人数で言ったら上には数えるほどの企業しかいないという段階から追い上げるのは面白いかと思いますし、仮に最初から業界ナンバーワンの会社に入社しても守りメインになってしまうのかなと。どうせだったら攻める方が楽しいかなと思うので、このフェーズを楽しみながら働けるといいんじゃないかと思います。
さらに個人のキャリアに向けた話でいうと、手を挙げることは大切だと思っていて。僕自身も半年前はリーダーで、さらにそこから名古屋の部長代理になって、実績を積み重ねながらチャンスがあれば手を挙げ声を挙げることで新しいキャリアなど色んなものが見えてきた1人なので、TSSで働くのであれば積極的に手を挙げていくとよいかなと思います。
若林
名古屋での活動を通じて、本社や他拠点のメンバーへも良い影響を与えられる存在になりたいです。
業務への影響でいえば、名古屋地域の案件を僕たち2人が拡充することでMidworksのサービス全体として企業やエンジニアに提案できる幅が広がることや、支店を立ち上げたばかりの私たちが目標達成をし続けられたとしたら、良い意味で刺激になるのかなと思います。
僕と同じ若手のメンバーに対してでいうと、新卒社員だからといって与えられた裁量が小さいということは一切ありません。仕事を頑張って成果を出すほど、新たなポジション・役割などのチャンスがあり、成長の機会は大きくある環境です。
Midworksが日々企業やエンジニアに与えている価値が更に広まっていくことが社内にも良い影響を与えると思うので、自分も引き続き積極的に活動していきます!