【ツナガルで働く人#8】旭川に恩返しがしたい。「おいしいの裏側」を知ることができる新しい日本旅行の提案。

こんにちは！ツナガル人事の山﨑さらです。
ついこの前まで、暑すぎる！！といっていたのにいつの間にかすっかり秋の気候で夜は肌寒い季節になってきました。こうなるとなんだか急に夏が恋しくなる。そんな今日この頃です。

さて、本日はツナガル旅行事業部に所属している台湾人メンバーにこれまでのこと、彼女の想い、今後ツナガルでやっていきたいことについて聞いてきました。学生時代の日本への留学後、台湾の日系企業で務めた彼女が、北海道旭川市に移住し、ツナガルに入社してからどのような思いでどういったことを行っているのかインタビューしています！

旅行事業部　台湾チーム所属／何雨庭（カウテイ）
台湾出身、幼少期に日本へ旅行に行った親戚から日本について教えてもらい、日本に興味を抱く。
大学では日本語を勉強し、その後北海道と京都の2か所への留学、ワーキングホリデーを経て自分の好きな旭川市周辺の旅やアクティビティの造成や紹介を地域の方々と一緒に行う。その後、自分が大好きな旭川市周辺だけではなく日本の各地の魅力を台湾人をはじめ多くの観光客に知ってもらえるようなツアー造成に取り組むべく、2024年4月にツナガルにジョイン。

👆日本留学時代の写真

第二の故郷、東川との出会い

小学生のころに親戚が日本へ旅行に行ったことがきっかけで日本への興味を持ち、大学では日本語を学んでいました。ただ、実際に日本へ行ったことはなく夏休み期間で日本への留学を考えていた時に友人に教えてもらったのが北海道、東川町への語学留学でした。東川町は北海道第二の都市といわれる旭川市に隣接している町で、実は他の地域よりも日本語学校の学費が安く、町全体で海外の留学生を受け入れる為の施策も実施しているんです！

私が留学をしたときは午前中は日本語のクラスを受け、午後は地域の方と陶芸や木工、お茶体験など様々な文化体験に参加することができ、授業で日本語を学ぶだけではなく地域の方々との交流や伝統工芸について知ることもできました。その時に出会った地域の方々とは今も連絡を取り合っていて日本の家族のような存在です。

その後、台湾で日系企業に就職したもののやはり日本で働きたいという想いは消えず、4年間勤務した台湾での仕事を辞めて、第二の故郷でもある北海道東川町へワーキングホリデーに行くことにしました！

旭川市と東川町を含む、一市八町の魅力を世界へ発信

ワーキングホリデーでは木工工房で仕事をしていましたが、ワーキングホリデーの期間が終了する頃に地域の方の紹介で、一市八町（旭川市、鷹栖、東神楽、当麻、比布、愛別、上川、東川、美瑛）への旅やアクティビティを紹介する情報サイトを運営している会社へ就職をしました。当時は、実際に地域の方々と海外に向けてアクティビティを考えたり、観光客の方が一市八町に長期的に滞在してもらえるようなツアーを地域の方と一緒に考え、提案していました。

👆知床でクリオネを探している写真

ツナガルだからできること

前職では約4年間、旭川市をはじめとした地域を中心に活動をしてきたのですが、それだけではなく地域を限定せず、日本にあるまだ観光地として知られていないような地域の魅力も伝えていきたいという想いが強くなり転職を考え始めました。
実はその当時、既に知人の紹介でツナガルでアルバイトをしていて、ツナガルには日本の様々な地域との繋がりがあることを知っていました。
そんな時に「ツナガルの社員にならないか」とお声がけをもらい、自分がもしツナガルに入れば、これまで築いてきた地域の方々とのコネクションを活かすだけではなく、自分が挑戦したかった一つの地域に限定することなく日本の様々な地域の魅力をツナガルの人として発信していくことができるのではないか、と思いツナガルへの転職を決めました。

台湾の方にもっと日本の魅力を知ってもらいたい

台湾の方は何度も日本に来ているリピーターの方が多いです。そんな訪日リピーター層をターゲットにまだ観光地として知られていないような地域への旅を提案したいと思っています。

私もそうでしたが、私の祖母や親戚も感じたように日本のごはんってとってもおいしい！
その、「おいしい」には理由があって、きれいな水があるからお米や野菜がおいしいとか、美しい自然があるから自分達のおいしい食材がつくられ、おいしい料理が食べられる。
そんな「おいしいの裏側」を旅を通して知ってほしい。地域へ行き、そのおいしさの秘密を学び、おいしいお米や野菜を作っている方と繋がり、おいしいごはんを食べる。そんなおいしいの裏側を知るようなツアーを提案してみたいです。

また、こういった地域の本当の魅力、自然への理解など、旅を通して環境問題について改めて考え直す機会を与える事ができ、更には地方へのツアーを通して観光客をゴールデンルート以外へ誘致することで、オーバーツーリズム問題緩和にも寄与する事ができるのではないかと考えています。

👆北海道での休日の様子

今後ツナガルでやっていきたい事

今後は旭川市や東川町で得た繋がりのノウハウを活かして、ツナガルの人として日本の様々な地域の魅力を多くの人に体験してもらいたいという想いはあります。

また、それと同時に自分が学生時代からお世話になっている東川町に恩返しをしたいという想いも強くあります。日本の様々な地域でのツアーを造成しつつ、東川町をはじめとする旭川市周辺地域の関係人口を旅行だけではなく様々な方法で創出してみたいです。例えば、空き家を改装してシェアオフィスや、スキーヤーが集まれるカフェを作ったり今あるものを使い、旅行だけではなく、様々な方法で長期的に地域に滞在できる場所を提供する事で、より東川町の魅力を知ってもらいたいと考えています。

インタビューをしている中でちょこちょこ出てくる地域の方々との繋がり。彼女は地域の方と繋がるのがとてもうまく、仕事やプライベート関係なく本当にしっかりと関係性を築いているんだなと、話をしていて感じました。留学時代も町の人から果物をもらったり、今でも農家さんにお米やお野菜をもらったりと、すっと懐に入っていける彼女のキャラクターが故にしっかりと地域の方との関係を作れているんだろうなと思います。今後もこのコネクションを活かして更に日本のまだ見ぬ魅力を発見し、広めていってもらいたいです。

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①【つながりを価値化する】異なるコミュニティや地域、文化をつなぎ、接点をつくること。出会うことのなかったものを組み合わせ、価値を創出すること。それが、私たちの事業の根幹です。新たな体験、新しい人の流れが文化や新たな市場をつくり、コミュニティや地域に活力を与え、持続可能な社会に変えていきます。 ②【グローバルに広げ、ローカルに深める】私たちの強みは、「ツーリズム×グローバルマーケティング」の領域にあります。私たちは、日本のインバウンド黎明期から、グローバルネットワークを生かしたソリューションを創出してきました。その実績は、コロナ禍や不確定要素の多い現代社会において、ますます重要な意味を持ちはじめています。ツナガルの多国籍プロデューサーチームは、世界の動きとダイレクトにつながり、ローカルまで落とし込む効果的な手法を持っています。これにより、つながりを価値に変えていくのです。【主な事業内容】 ◆グローバル・コミュニケーション事業自治体や観光業界、小売業等と訪日外国人をつなげるためのコミュニケーションを創出しています。アジア・欧米・中東約30カ国とのリレーションシップ構築を支援します。世界的なインフルエンサーやメディアなどグローバルなネットワークを構築しています。また、そのネットワークと溜まったデータを生かして2022年秋より、旅行業を開始しました。 ◆エクスペリエンス・デザイン事業地方自治体のプロモーションやコミュニティデザイン、またローカルベンチャーのビジネス推進を行っています。既に、九州内で新たなツーリズムを創出する取組を行った実績もあり、今後継続的に各地のベンチャー企業と協業して地域課題の解決を行っています。 ◆ソーシャル・デザイン事業社会デザインのアイデアを事業に取り入れ、新規事業の創出を行っています。グローバル・ローカルのマーケットで培ったツナガリ創出力をベースに、ビジネスによる社会課題の解決を実現するための事業投資を積極的におこなっています。【ツナガル流、ビジョンをビジネスに変えていく力】 https://www.tsunagaru.co.jp/recruit/people02/ 【第一線で働く若手リーダーが考えるツナガルのキャリアパス】 https://www.tsunagaru.co.jp/recruit/people01/

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