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制作したSNS動画が大反響!インターンを経験して知ったブランドビジネスの面白さ【内定者インタビュー/関根さん】

2025年入社予定の内定者で、今年新設されたグロースマーケティング部で動画制作のインターンをしている関根さん。個人で動画制作を行っていた経験を生かして制作したリール動画は、多数再生を記録するなど反響も得ています。

留学先のイタリアでものづくりに興味が深まり、就職活動では様々な業界を検討した結果、最終的に土屋鞄への入社を決めたそうです。土屋鞄への入社背景や、実際に働いて感じたこと、今後の展望について伺いました。



ー グロースマーケティングチームで動画編集のインターンをされていますが、その背景について教えてください


関根動画制作の経験を活かして、やってみたらどう?と内定後に人事からお話をいただいたことがきっかけです。動画編集をするようになった最初のきっかけはサステナブルウィークという学生団体での活動です。


高校生から関心があったSDGsについて大学でも学んでいて、アウトプットの場として参加しました。そこで動画制作を初めて担当しAdobeのソフトを使って動画を制作、サムネイルをつくったりというところから始めました。そのあと、個人でもvlogをYouTubeに上げ始めました。



誰かに見せるというよりは、完全に自分の練習の場所として作っていたんですけど、周囲が更新を楽しみにしてくれるようになったんですよね。家族や友だちへの反響だけではなく、大学生活の様子を取り上げた動画は数千再生されました。


想像以上についたコメントを読んだりしていると、私の表現のために始めた動画だったけれど、思いもよらず誰かのためになるんだと知って。その頃から見てくれる皆さんにとって見やすいかとか考えながら動画を作ろうと思うようになりました。学生時代の活動を、面談で丁寧に聞いていただいたおかげでインターンに繋がったので、有り難かったです。

ー インターンで担当している、具体的な仕事内容はどんなことですか?

関根:5月からインターンをしたんですが、最初は先輩が撮影した動画の素材を使って編集をするところから始めました。新卒4年目の先輩が付いてくださり、直接アドバイスをいただきながら制作するのがすごく貴重な経験になっています。


最初は、思っている以上にひとつずつの素材の尺を短く切るのが新鮮で、本当にうまくできるのかと思ったりしたんですが、できあがったものをみるとサクサクと見やすくて驚きました。そうやって動画表現の幅も広がっていきました。


段々とスピードが上がってきてからは、より幅広い撮影に挑戦させていただいています。夏ごろからはオフィスにあるスタジオを使って、鞄へのスタイリングをしてみようとか、新しい動画素材を制作するところから関わっていきました。この製品が最もよく見えるのは、この位置で、この色味が・・・と相談しながらやっています。


数人のチームなので、あらゆる可能性を考えてとにかくやってみることができるハングリーな環境は、新しいことにチャレンジしたい私には、すごく有難い環境ですね。でも、この仕事は自分ひとりではできあがることはなく、企画して編集して確認して・・と動画ひとつ作るのにも、皆さんの力があってできるなと同時に実感しています。

ー 今回、関根さんが担当したリール動画が486万再生(12月25日現在)となり話題になっていましたが、この背景について、詳しく教えてもらえますか?



関根:インターン4ヶ月目に担当したスイカバックのリール動画で想像以上の反響をいただきました。これは以前投稿されていた動画を再編集したものです。元々は長尺動画だったものですが、リール動画に合うようにテンポ感の良い短尺動画としてまとめました。徐々に再生回数が膨らんでいくのを見て、こんなふうに世の中に広がっていくんだと自分でも驚きました。


工夫したところは、BGMのループ再生を用いて音の途切れが無いリールにしたこと。動画の素材は変えることができないけれど、最初と最後が切れているように感じない音楽を探してあてはめました。インターンで短いリール動画にも慣れることができていたのが良い経験になっていたと思います。


普段から動画を見ることは好きで、ノウハウはとにかく動画を見ることで貯めているんですが、仕事をするにあたって人気の動画をまとめてその傾向を分析して、チーム内で共有していたことも今回の動画制作に生きました。「何をすればうまくいくかは誰も教えてくれるわけではないので、トライアンドエラーしてみよう!」というチームの風土が今回の動画につながったと思います。


ー 個人としてだけではなく、土屋鞄のインターンで動画制作の仕事をしてみて新たに得た視点はありますか?



関根:個人としてやっている時とはかなり違う感覚ですね。個人での場合は、自分が自由に編集できるので、綺麗なコンセプト、面白いコンセプトなどジャンルの制限を設けずに、バズる要素を比較的つくりやすいと思います。


でも土屋鞄はブランドとして確立しているからこそ、ブランドビジネスとして動画制作をする上では、ブランドカラーを守り発信していくことが最も大事。その上で、なるべくスワイプされないようにすることや、それに加えて、短いなかでもコンセプトを理解してもらえるようにすることに注力しました。このバランスが難しく、やりがいがあります。


独学で始めた動画制作だったので、ブランディングに沿った動画を制作することに対しては、最初、自分にできるのかなと結構不安に思っていました。今ある程度の経験を経て思うことは、ブランドビジネスとして動画を制作するにしても経験と分析だなと思っています。このブランドはこういうクリエイティブでやっているなとか、このクリエイティブは自分たちのカラーとは合わないけれど、何か生かせるものがあるので保存しておこうとか、そんなひとつずつの積み重ねが、土屋鞄での動画制作に生きています。


私は学生時代に余剰野菜から絵具を作るという取り組みをしていて、それをそのまま本業にすることも考えた時期もありました。でもインターンを通して会社で働くことを体験するなかで、ブランドビジネスの重要性を知ったし、より深く学んでみたいと思いました。


ー 入社後まず店舗への配属となりますが、インターンで得た気づきが現場でどう生かせそうですか?これからどんなことを自分自身に期待していますか?


関根:土屋鞄のリール動画には海外からのコメントがかなり多く、海外フォロワーさんも沢山いらっしゃって、国境を超えた幅広い需要を実感しています。ただフォロワーさんはあくまでも見込み客。だからこそ、結局のところ、土屋鞄のなにが好きで、どうして価値を感じていただいているのか、フォローいただいているのかというところまで知ることはできません。

そういったことから、初期配属で店頭に立って生の声を実際に聞く機会ができるのは、本当に嬉しいなと思います。インバウンドのお客さまも多い場所で吸収して、実際に海外のお客さまがどんな価値を感じていただいているのか肌で学んだのちに、将来は海外事業に携わっていけたらと思っています。

まずは挑戦できるところが自分の良さだと思っているので、土屋鞄では、新しい事業やプロジェクトに挑戦する経験を沢山積んで行けたらと思います。




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