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デザインとカルチャーを求めて日本へ | 台湾人デザイナーが日本のスタートアップで描くビジョンとは?

こんにちは!本日はERAKEにてトリファのデザイン全般を担当しているHuang Hsiang Yunさん(愛称:ユンちゃん)にインタビューしました!

台湾出身のユンちゃんは、現在ERAKEでデザイナーとして活躍する26歳の若き才能です。大学3年生のとき、日本の文化に惹かれ短期留学を経験。その経験がきっかけとなり、日本でのキャリアをスタートさせました。

今回は、そんなユンちゃんが日本に対する想いや、日本のスタートアップで働くに至った経緯を詳しくお伺いしました。ぜひご覧ください。


ーーまずは簡単な自己紹介をお願いします!

Huang Hsiang Yun(ファンシャンユン)といいます。出身は台湾の台北で、年齢は26歳です。ERAKEではデザイナーとしてトリファのデザイン全般を担当しています。

幼少の頃から絵を描くことに夢中になり、幼稚園の頃から絵画教室に通いました。高校では勉強に専念するために、普通科の高校を選びましたが、やはり絵を書くことが好きだったので、大学ではグラフィックコミュニケーション学科を専攻してデザインについて集中的に学びました!

日本語については大学3年生から学習を始め、2022年9月から早稲田大学の日本語教育研究センターで1年間、集中的に学びました。その経験を活かし、2023年にERAKEに入社しました。


ーー小さい頃から絵を描くことが好きだったんですね!ユンちゃんらしいです。大学3年生のときに日本に留学をしていたとのことですが、日本に興味を持ったきっかけは?

はい、ありがとうございます。小さい頃から両親と一緒に日本に旅行することが多く、日本の美しい街並みや美味しい食事に魅せられていました。中でも、日本のデザインのシンプルさや洗練されたところに惹かれて、日本への興味が深まりましたね。

台湾のデザインも好きですが、日本のデザインは余白を活かした洗練された美しさがあり、私にとってはそれが大きな魅力でした。そんな日本のデザインをもっと深く理解したいと思い、日本語を本格的に勉強し始めたんです。


ーー洗練されたデザイン。。デザイナーとしての感性がすでに芽生えていたんですね!ちなみに、ERAKEは2社目の会社ということですが、1社目ではどのような企業で働かれていたのでしょうか?

大学を卒業後、台北にある日系企業のECサイトのデザインチームに新卒としてアサインしました!主に、広告バナーや商品特集ページのデザインを担当し、2年間の実務経験を積みました。この経験を通して、デザインの基礎を学ぶことはできましたが、よりユーザー視点に立ったデザインを作りたいという思いが強くなりました。

また、日系企業ではありましたが、イメージしていたよりも日本語を使う機会があまりなかったため、日本のUI/UXデザインの現場で、語学力を活かしてスキルアップしたいと思うようにもなりました!


ーーそうだったんですね!デザインと語学力を掛け合わせて、スキルアップを目指して日本に渡ったのですね!ちなみに、日本で実際に生活してみて、何かギャップは感じましたか?

実は台北にいるときも実家から出たことがなかったので、初めての海外での一人暮らしは、正直、不安と寂しさでいっぱいでした(笑)

日本語のコミュニケーションも、思っていたよりもスピードが速く、最初は戸惑うことも多く、苦労する場面が多かったです。しかし、明確な目標があったため、語学を勉強する仲間と励まし合いながら、少しずつ慣れていくことができました。

元々日本旅行が好きだったので、日本語教育研究センターで過ごした1年間は、本当に充実した日々でした。週末には友人と様々な場所へ出かけ、日本の文化や歴史を深く知ることができました!

特に、香川県の直島でのアート巡りは忘れられません。美術館巡りが好きなのですが、直島は自然とアートが融合した独特な雰囲気で、島全体が美術館のような感覚でした。自転車に乗って島内を巡り、様々な現代アートに触れた経験は、私にとって大きなインスピレーションになりました。

生活する中で、日本語でコミュニケーションをとる楽しさを実感し、語学力もどんどん向上していきました。



ーー苦労しながらも充実した日本生活のスタートだったんですね!その後、語学学校に通いながら転職活動されていたとのことですが、具体的にどのような点に重きを置いてましたか?

前職ではWebデザイナーとして経験を積んでいましたが、次のキャリアではUI/UXデザイナーとして活躍したいと考え、転職活動を始めました。その際、重視していたのは、裁量を持って様々なデザインに挑戦できること、そして英語や中国語といった語学力を活かせる環境でした。

最終的に3社の内定をいただいたのですが、その中でも特に魅力を感じたのが、ERAKEでした。留学中にeSIMを利用していた経験から、その便利さを実感しており、アプリとして提供している「トリファ」を世の中に広めたいという思いが強まりました。

インバウンドのプロジェクトにも興味があったため、「トリファ」を通じて、外国人の方に日本の魅力を発信できることに大きなやりがいを感じています!


ーースタートアップでの環境で挑戦することに不安はなかったですか?

実は『どうぶつの森』が大好きで、ゲームの中で自由に家を建てたり、町を開発したりする過程に楽しさを感じていました。そんな経験から、仕事でもゼロから何かを作り出すことに大きなやりがいを感じるようになったんです。

以前は慎重な性格でしたが、若いうちに様々なことに挑戦したいという気持ちが強くなり、今回の転職を決意しました。正直、最初は少し緊張しましたが、新しいことに挑戦できるワクワク感の方が大きかったですね!



ーー入社への思いがあって、素敵ですね!実際にERAKEに入ってからの業務はどうでしたか?

アプリのUI/UXデザインから、社内ツール、広告、チラシ、資料、グッズデザインまで、幅広いデザイン業務に携わってきました。特に、ERAKEのコーポレートサイトのリニューアルでは、デザインだけでなく、Webサイトの構築までを一貫して担当し、大きな達成感を得ました!

また、インバウンドマーケティングでは、台湾向けのマーケティングサポートや中国語翻訳を行い、語学力を活かすことができました。サポートデスクの翻訳業務を通じて、eSIMやトリファのサービスについての理解を深め、インフルエンサーとのコミュニケーションにも役立てています。すべての仕事がつながっているということも実感できました!


ーーそんなERAKEで大活躍中のユンちゃんですが、これからERAKEで何を実現していきたいですか?

トリファのアプリをさらに進化させたいです!UI/UXデザインの改善を通じて、ユーザー体験を向上させ、より多くの方にスムーズに利用していただけるサービスにしたいです。

特に、台湾をはじめとする海外のユーザーにも、旅行の際に必ず利用したいと思ってもらえるような、なくてはならない存在となるアプリにしたいです!



ーーいいですね!一緒に最高のプロダクトを作っていきましょう。それでは最後にERAKEに興味のある候補者の方へ一言お願いします!

変化を楽しんで、チームで仕事するのが好きな人にERAKEは向いていると思います!グローバルな環境で、多様な価値観を尊重しながら、自ら考え行動できる方と一緒に、トリファをもっと良くしたいと思います。

デザインを通して、ユーザー体験を向上させたいという気持ちがあれば、ぜひ一緒にERAKEで働いて、世界中の人々の旅行体験をもっと豊かにしましょう!

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