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[thomasのCSR活動]2023年天童市との農園プロジェクト始動!山形県天童市に行ってきました!

先日プレスリリースを出させていただいた通り、2023年度も、山形県天童市の3農園さまと共に新たなプロジェクトがスタートいたしました!

プレスリリースはこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000103106.html

  • tkkとは thomasでは前年度の売り上げの1%を活⽤し、事業の領域を超えてすべての⼈にとってより良い未来・社会の創造に貢献すべく、企業理念である“遊び⼼”を持って、様々な社会貢献プロジェクト活動を⾏っています。今年度よりSDGsの要素も取り⼊れ、中⼩企業でありながらも少しでも社会に貢献できるよう、CSR活動として取り組んで参ります。(プレスリリースより抜粋)

今回のプロジェクトは、現役農家の高齢化や担い手の減少、それに伴う耕作放棄地の増加など様々な社会的課題を抱えている農業、地域を活性化させたいという想いから始動しました。

そして今年6月、thomasのtkkメンバーで農園さまを訪れ、発足式やお手伝いを通して実際に「農業」と「山形県天童市」のリアルに触れてきました。

今回はその様子をお届けしたいと思いますので、ぜひご覧ください!

東海林果樹園さまとの取り組み

初めに、2021年度から継続して行っている「ラ・フランスの木オーナー制度プロジェクト」の東海林果樹園さまに伺いました。

果樹園オーナーである東海林さまには、他プロジェクトの2農園さまとthomasの橋渡しもしていただきました。

こちらのプロジェクトは、天候により生産量、価格に影響を受けてしまう農園さまの利益の安定化、廃棄による食品ロスを目的に、ラ・フランスの木一本を会社でオーナー契約させていただいております。

thomasが2021年からオーナー契約しているラ・フランスの木「結」

今回の訪問では、ラ・フランス「結」の摘果作業をお手伝いさせていただきました!

摘果は、より良質なフルーツを作るために、実をつけた果樹の未成熟の実を間引きする剪定作業のことです。

写真に写っている、ラ・フランスの幼果を、一本の枝に対して一つだけ残すように間引いていきます。

想像していたよりも多くの幼果がついており、一本の木で、複数人の剪定作業であっても時間がかかり、とても大変な作業でした!

東海林さまは普段さらに多くの果樹の摘果作業を行っているため、摘果作業を行うシーズンは一日中作業をしているとおっしゃっていました。

いかに手間がかかってできているかを改めて知ることができ勉強になりました。

まると花輪果樹園さまとの取り組み

次は、「マスカット・ベーリーAプロジェクト」のまると花輪果樹園さまに伺いました!

このプロジェクトでは、日本産ワイン種であるマスカット・ベーリーAを買い取らせていただき、その魅力や認知を広めるため、thomasオリジナルワインと、ノンアルコールワインを制作しステークホルダーさまに贈呈していく予定です。

今回は、マスカット・ベーリーAの作業はなかったため、シャインマスカットの房作り作業をお手伝いさせていただきました。

これがこれから実になっていく前のシャインマスカットの花穂です。これがあの大粒のシャインマスカットになるそうです。

枝分かれした房、長さ、枝に対する花穂の数、全て調整しながら切り落としていきます。

無心になって房作りを行います。

スーパーに並ぶシャインマスカットのようにするにはとても重要な作業だと教えていただいたので、身を引き締めて挑みました!ずっと上を向いて一房づつ作業していきますが、シャインマスカットはこれだけでなく果実がなるまでにたくさんの作業工程があるそうです、実際に作業してみて、シャインマスカットのお値段に納得したメンバーでした。

Smile Fruit Gardenさま

最後は、「アーモンド新植プロジェクト」のSmile Fruit Gardenさまに伺いました。

このプロジェクトは、女性農家さまの農園に、生産管理が比較的しやすいとされているアーモンドの新植を行うことで体力仕事と言われる農業での女性活躍機会の創出の目的、元々さくらんぼ畑だった土地を再利用することで、圃場維持、耕作放棄地化の防止の目的があります。

新植から4年間収穫できず利益の出ないアーモンドですが、thomas側で4年間分の費用を負担させていただく形で、ささやかながらも農家さまのサポートを行っていきます。

新植していただいた50本のアーモンドの木です!

まだ小さな木ですが、これから大きくなって実をつけるまで見守っていきたいと思います!

視察の後は少し移動して、オーナーである横溝さまのさくらんぼ畑へ。

収穫&パック詰めのお手伝いをさせていただきました!

ビビットな赤、可愛過ぎます・・・🍒

このときに旬を迎えていた、「紅はるか」という品種です。

さくらんぼを入れる籠がいっぱいになるまで収穫させていただき、次は出荷基準サイズを計測。

ひとつひとつ写真の定規のような測定器に通しながらサイズを計測し、サイズごとにパック詰めしていきます。

4Lサイズのさくらんぼはかなりレアなので、見つけた時は全員で喜びました!

横溝さまのご厚意で、パック詰めしたさくらんぼのおすそ分けもいただき、社内のメンバーで美味しくいただきました。ありがとうございます!

発足式&ミーティング

今回の大きな目的だった発足式&ミーティングでは、3農園さまと、thomasのtkkチームで一堂に会し、農園さまの抱える課題感をヒアリングさせていただきながらプロジェクトの方向性や契約内容などの擦り合わせを行いました。

沢山の業務の中のほんの一部ではありますが、いくつかの農作業を経験させていただいたことで全員の当事者意識も高まり良質な話し合いをすることができました。

今回、実際に農業のお手伝いをさせて頂けたことで普段何気なく手に取っている美味しいフルーツは、農家さまのご尽力の上に成り立っていることを改めて実感しました。

天童フルーツに対して真摯に向き合う農家さまの姿を間近で見て、このプロジェクトが農園さまと天童フルーツにとってより良い効果を生み出すものにしたいと一層強く思いました。

貴重な体験を提供してくださった3農園さま、ありがとうございました!


引き続き、プロジェクトに関する記事はストーリーで発信していきます。

ぜひご覧ください。

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