テイラーワークスにカスタマーサクセスとしてジョインした小関です。コミュニティアプリ「Tailor works」導入後のオンボーディングやワークショップの開発に携わります。
実は、私の社会人としてのキャリアのスタートは美容部員でした。メイクアップアーティストを目指していたのですが、ひょんなことからメイクアップアーティストのマネージャーをしたことによって、人材開発に興味を持ち、人事へ転身しました。
新卒・中途における採用業務を経て、社内教育、労務、制度、組織醸成、総務もしながら、上場も経験しました。第二子育休中に福岡へ移住し、前職では全社の生産性向上と各サービスにおける細かい仕組み化、メディア運営やそれに伴う企画、総務人事、人事コンサルなど多岐にわたる業務に携わりました。
本業の傍ら、コミュニティ運営やワークショップの作成、登壇や研修支援など、パラレルキャリアとしても様々な経験をしています。
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なんのためにやるのか
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最初に興味を持ったのは、Wantedlyの採用情報の中に、『地域で起きていることを地域のメンバーから共有してもらい、社会課題解決の要素として活かしていくことがテイラーワークスの事業のアップデートの源泉になっている』『地方に在住しながら、自分の地域も含めた全国の様々な社会課題解決に関われる』と記載があったことでした。
私は、『住んでいる地域の資産(自然、文化、人、団体)を活かした遊びや学びのプロジェクトの中で、自分の好きなこと・やりたいことを見つけ、『やってみる』を後押しする循環を作り、自分軸を主体的に生きられる人(挑戦できる人)を増やしたい。』という夢があり、テイラーワークスでは、ライフとワークがブレンドされながら、会社に貢献しつつ、自分の夢も会社を通して実現できるのではないかと感じられたことが入社の理由と目的です。
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なぜそれ(目的)に取り組もうと考えているのか
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私が、「自分軸を主体的に生きられる人(挑戦できる人)を増やしたい」と思うようになった出来事が2つあります。
①仕事の中で
新卒採用をして感じたことなのですが——。就活でいきなり自分でやりたいことを聞かれ、内定をもらうことに重きを置いてしまい、自分がやりたいことや活きることで語れないため思うように就職活動が進まず、自己肯定感が下がる。もしくは、運良く入れてもすぐにやめてしまう、ということを目の当たりにしました。
もちろん、中には自分の軸がしっかり固まっており、それをアピールできる学生もいますが、ほんの一握りです。
そもそもこの負のループはどこにあるのか。教育で変えていけるのか、企業の採用から変えていけるのか、考え続けてきました。本人達がもっと早くから、好きなことややりたいことを問われ、それを言うことができ、やってみるということができていたならば、ほとんどの会社が採用の時に求める自走できる人間が育つのではと考えました。
②子育ての中で
子どもには、自立した人に育ってほしいと思っています。自立できる人は「挑戦できる人」だと感じていて、挑戦できる人になる土台には揺るぎない自己肯定感が必要なのではと考えつきました。
一方で、親の自己肯定感が高くないと子どもを信じることができず、子どもの自己肯定感を低くする行動を親が取ってしまいがちだとも感じていました。これは親が悪いわけではなく、これまで自分の親から教えられたことや教育のバイアスがあると考えています。
では、どうしたら自己肯定感が高くなるのかと考えた時に、学校や親という限られたコミュニティだけではなく、地域の中の異なる世代や価値観の中、多様性を認め合える環境で自分を確立できたら、揺るぎない自己肯定感が育つのではないかと思いました。
社会に出たら、色んなバックグラウンドの方とお仕事をします。その疑似体験をプロジェクトとして、幼少期から街の中でできたら主体的に生きられる人が増えるのではないかと考えたのです。
街には多様な人がいます。多様な価値観の中で、対話し、自己を知り、やってみたいと気軽に言えて、それを後押しする仕組みがあったら、その経験をもとに親も子も自己肯定感が高まった中で、主体的に生きていけるのではないでしょうか。
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これからどういった事を実現しようとしているか
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私はこれまでいろんなコミュニティに所属し、運営にも携わってきました。コミュニティの種類は様々ですが、性質として大きく2つに分かれると思ってます。
①運営メンバーが中心となり、活動を支えている
②コアな戦略や仕組みは運営が考えるが、参加者が自由にやりたいことなど提案し、それを支える参加者も同時に存在する
コミュニティとしては②が理想の形だと考えていて、テイラーワークスのカスタマーサクセスとしては、自立分散するコミュニティをそれぞれにあった形で共創できるパートナーとして、伴走していきたいと思ってます。
そのために、まずは現在のコミュニティオーナーの方々と対話し、課題や共通認識を持つことで、一緒にチャレンジングな仕掛けができたらと考えています。
その中できっと私の街にあった仕組みも考えられ、仲間も増えていくことで、私の夢の実現もできるのではと考えています。
個人が地域でやっていくことも、テイラーワークスでトライすることと近しいですが、いろいろな場所に顔を出し、地域を知り、課題を知り、仲間を作り共に考えていくネットワークをまずは築きたいと考えています。
まさにワークライフブレンド。
絡まり合って相乗効果が生まれるものだとこれからにワクワクしています!