こんにちは!社長室の小杉です。2022年に新卒入社したメンバーのインタビューを8回連続でお届けしています。第7回の今回は、インサイドセールスに所属する飯島の話をお届けします。
飯島は、インサイドセールスユニットに配属されたあと順調に成果を出し、新卒入社後半年でチームリーダーに抜擢されました。これほどスピード感あるステップアップを実現したのはなぜか、成果を出すために行った工夫やマインド、チームリーダーになって起きた変化について話を聞きました。
―自己紹介をお願いします。また、入社してから今までの所属部署と具体的な業務内容について教えてください。
飯島:飯島と申します。21年の10月に内定者アルバイトとして入社してから現在に至るまで、インサイドセールスとして活動しております。業務内容としては、「ecforce」の導入を検討してもらえるように、潜在顧客に対して電話やメールを使って営業活動を行っています。業界知識が皆無であったため、当初不安がかなりありましたが、学生時代に営業職のインターンをした経験があったので、電話等の業務自体には初めからあまり抵抗なく取り組むことができました。
営業先は「ecforce」やECに対して何かしらの興味があり、資料請求などのアクションをしてくださった企業を中心としているため、アタックできる数には限りがあります。そのため、ただ電話をすることだけが業務になるのではなく、アポイントが取りやすい相手を見つける方法を戦略的に考えたり、見込み顧客になってもらうための施策を実行しないといけません。この過程では、上長や周囲の部署と連携するなどの工夫が必要で、それがインサイドセールスの難しさでもあり楽しさでもあります。
また毎月の目標も高い水準で置かれているため、目標達成も簡単ではありません。しかし、私個人の性格として負けず嫌いなところがあり、チームで一番であり続けたいという思いから、PDCAを回し続けた結果、チームトップの水準で実績を出し続けることができ、新卒入社後半年でチームリーダーに抜擢されました。チームリーダーとして活動した期間では、大きな裁量と責任を持って働くことができたため、今後のキャリアを考える上でとても貴重な経験をすることができたと考えております。
―入社半年でチームリーダーに抜擢というのは、かなりスピード感あるステップアップです。ステップアップを実現した要因は何だと考えていますか?
飯島:求められたKPIを愚直に追い、前月より今月、今月より来月と成長し続けたことが評価されたのではないかと考えています。
KPI達成を目指すにあたって心がけていたことは2つあります。1つは次の行動タイミングについての情報を取ることで、もう1つはアポイントが取れそうなお客様を自分で考え探すことです。
ある程度「ecforce」に興味を持ってくださっている方に向けた営業ではありますが、導入を検討するのはもう少し先ということは当たり前にあります。そのため、会話ができた顧客に対しては、事業が前に進むために必要なことや具体的な導入時期の確認を徹底することで、導入時期のタイミングに関わらずすべてのお客様に効果的なアプローチができました。
また通常は、上司から与えられたリストを参考にアプローチする先を決めることが多いのですが、限られた顧客を他のチームメンバーと奪い合う形になってしまい、当初成果が上がるかどうかは運任せな部分が多くありました。そのため、より確実に成果を上げるべく、過去にアポイントが獲得できた顧客の傾向や要素を分析し、自分専用のアタックリストを作るということも行いました。結果として、個人の目標達成やチーム全体の成果最大化にも貢献できたと思っています。
―チームリーダーという立場になり、大変だと感じたことはありますか?
飯島:チームリーダーになって一番大変だったのは、メンバーの皆さんに成果を出してもらわないといけなくなったことです。チーム全体が成果を出しやすくなる環境づくりについて考えた経験はそれまでなかったので、慣れるまで時間がかかったと思います。また、チームメンバーが全員年上だったこともあり、勝手にコミュニケーションの面で気を使いすぎてしまうことも多くありました。
しかしそんな私を見て、年齢や役職関係なく皆さんから積極的にサポートやフォローをしてもらえ、「個」ではなく「チーム」として最後まで目標に向かってやり切ることができ、改めてチームとして動く重要性を学ばせていただきました。
―そもそも就職先としてSUPER STUDIOを選んだのはどのような理由だったのでしょうか?また、実際に入社してみてギャップはありましたか?
飯島:よくある話だと思いますが、まず私自身は成長環境に身を置きたいという思いから、ベンチャー企業に興味を持っておりました。また、学生時代にフリマアプリを使っていた経験からECにも興味を持ち、ベンチャーやECという切り口でさまざまな企業を探していたところ、「ecforce」を知ったのがSUPER STUDIOとの出会いです。成長しているEC業界の牽引役である成長企業という点に大きな魅力を感じ、選考に進みました。
選考時に印象的だったことは、社員の方々のフラットな目線です。こちらが話しやすい雰囲気を作ってくれた上で、親身になって話を聞いてくれたと思います。誠実な人が多い会社なのだろうと感じていたのですが、入社してからもこの印象は変わっていません。
いい意味で意外に感じたのは、思っていた以上に成長できる領域が多い企業であることでした。新卒入社の自分でもまだまだ成長に貢献できる、やりがいを感じられる余白があると感じています。
―仕事に取り組む中で、成長を実感できたできごとを教えてください。
飯島:チームリーダーになってからは視座が上がったように感じています。意識の中心が自分の目標達成から、目標が課せられた意味、他のチームや上位チームの状況など、俯瞰的なものに変わりました。状況を定量的に見て、自分は何をすべきかを考えられるようになってきたと思います。
また、セールスグループは「THE MODEL」と呼ばれる分業体制で動いています。ところが分業体制で動いていると、アポイントを取るインサイドセールスとアポイント先と商談を行うフィールドセールスの間に、利益相反が生じがちです。
インサイドセールスがアポイントの獲得のみを意識してしまうと、精度の低いアポイントが多く生まれる傾向にあります。しかし精度の低いアポイントをいくら取ったとしても、受注に繋がりにくいためフィールドセールスは困り、セールス本部全体で見ても成果が上がりにくくなります。そのため、フィールドセールスの担当者とは何度も話し合い、セールス本部全体で成果をあげるために最適解を試行錯誤しながら模索し続けています。
―社内やチームの雰囲気や、入社後の研修や勉強会などのサポートについて教えてください
飯島:みなさん、会社やチーム、プロダクトに思い入れを持ち、いかに良いプロダクトを作るか、広めていくかを真剣に考え、本気で向き合っていると感じています。全員が常に「どうすればできるか」を考えているので、ポジティブなメンタルを維持しやすい環境であると思っています。
研修や勉強会については、キャリア研修やカイゼン研修などさまざまな研修をしていただきました。中でも印象に残っているのは、週1回の頻度で開いていだたいた部署の勉強会です。社外の方も講師に呼んでいただいて、商品開発のプロセスなど、広くEC業界の情報を教えていただきました。この勉強会のおかげでお客様との共通言語が増え、またお客様により満足していただける情報の提供もできるようになりました。
―今後の目標や、自身のキャリアについて考えていることがあれば教えてください。
飯島:今後の目標はまだ明確になっていません。ですが、インサイドセールスの業務に従事する中で、営業の基礎スキルやPDCAサイクルの回し方などが身についたように感じています。これらのスキルは、どの業務においても必要だと思うので、社会人になってまずこのスキルを学べたのは、自分にとってプラスでした。
この経験をもとに、これからさまざまな部署や役職を経験し、幅広い経験を積んで会社に貢献できる存在になり、自分自身の可能性を広げていきたいと思っています。
―最後に就活生へのメッセージをお願いいたします。
飯島:モチベーションが続く環境は、人によって異なると思います。私は変化に富んだ環境が好きなので、日々さまざまな経験ができるSUPER STUDIOはとても居心地がよく、楽しく仕事ができています。一方で、毎日ルーティンワークを繰り返すほうがモチベーションが続く人もいると思っています。
就活生の方はまず、自分の経験を振り返り、どういう環境にいるときに楽しめるか、やりがいを感じられるかを見つけることをおすすめします。自分がモチベーションを持ち続けられる環境がある会社が、働く上でベストであると思ってます。
今回は飯島のインタビューをお届けしました。成果を出す工夫やマインド、チームリーダー抜擢後の視座の変化などがよく伝わったのではないでしょうか。また、入社半年でも実力があればより上のポジションを任せるSUPER STUDIOの社風もお伝えできたのではないかと思います。
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