今回は、2016年にローンチした「Studyplus for School」の事業部長を務める宮坂さんのインタビューです!宮坂さんについて少しご紹介すると…新卒入社したリブセンスでは、「転職会議」の初代事業責任者に就任。その後カカクコムへ転職し、食べログのネット予約事業責任者を務め、2017年3月にスタディプラスに入社。「Studyplus for School」の事業の刷新に取り掛かったという経歴の持ち主です!教育事業者向け学習進捗管理ツールとして、塾や予備校を中心に導入されている「Studyplus for School」。事業の意義や今後の展開をお届けします!
―まず初めに、「Studyplus for School」がどのように生まれたかを教えていただけますか?
『教育現場の課題』を解決すべく誕生
2012年にサービス開始した学習管理アプリ「Studyplus」は、勉強のモチベーションを継続できるという点がユーザーに支持され、人気アプリに成長しました。また一方で、教育現場にも同じ課題があるということに気が付きました。例えば、塾は生徒の成績向上がミッションですが、塾で先生と生徒が接する時間は日常生活のほんの一部。それ以外の自宅学習をどれだけフォローできるかが成績向上の鍵なんです。ただ、塾の先生方は日々の業務で忙しく、また人員も限られています。学習状況を把握するための生徒との面談は回数が限られており、コミュニケーションが不足し、学習管理がほとんどおこなわれていないという課題がありました。このような課題を解消することが、「Studyplus for School」のミッションです。生徒は「Studyplus」で学習内容を記録し、先生は「Studyplus for School」で生徒の学習状況を常に把握。いつでも生徒にフィードバックができるなど、生徒の学習PDCAサイクルにきめ細かいサポートができます。実際に先生とのコミュニケーションが活発になることで生徒のモチベーションが向上し、勉強時間の増加や塾に来る頻度が増えるという良い循環が生まれています。2017年8月にリニューアルリリースしたばかりですが、既に約60法人、200教室に導入いただいています。
―着実に広がりをみせている中で、新たなポジション『カスタマーサクセス』を募集するに至った背景を教えてください。
“教育のあり方”を変えていく、そのための重要ポジション!
今回新設する「カスタマーサクセス」というポジションは、「Studyplus for School」を導入している教育機関の先生方をサポートする業務です。システムの操作説明など導入のサポートはもちろん、先生が生徒の学習管理をできる状態をつくり、定着させていくというミッションがあります。今までは、先生方がツールを使って生徒とコミュニケーションをとることが一般的ではなかったので、活用できずつまずいてしまう方が多いという課題があります。現在、教育業界では「ティーチングからコーチングへ」と先生の役割の変化が提唱されています。授業のように直接生徒に教えるティーチングに対し、コーチングは問いかけや双方向のコミュニケーションによって自発的な行動を促します。今回募集するカスタマーサクセスは、まさにコーチングの重要性を伝える仕事です。システムの使い方をサポートするだけでなく、学習管理や生徒とのコミュニケーションの重要性を伝えていく使命があると考えています。導入後にしっかりサポートをすることで、「今まで有効活用できていなかったけど、使い方を変えてからは塾から離れていた生徒が戻ってきてくれた」などという声も多く寄せられています。根本的に課題を解決するには、「Studyplus for School」を導入するだけではなく先生方に寄り添ってサポートし続けていくことが重要です。カスタマーサクセスのポジションでは、この重要な役割を担っていただき、今後のビジネスを一緒に創っていきたいと考えています。
―教育現場の課題としっかり向き合うために、とても重要なポジションですね!カスタマーサクセス採用後は、どのような展開をお考えですか?
教育現場のデジタル化を進め、将来的にはコンサルティングへ
学生の勉強記録や入退室管理などを全部「Studyplus for School」でできるようにしようと考えています。今はアナログでやっている業務を全てデジタルに置き換えていきたいですね。塾に来る頻度や勉強記録をつけているかでモチベーションの状態が分かるので、それを先生に喚起できるようなシステムを構想しています。どの生徒にどのタイミングで働きかけをしたらいいかが分かり、よりコーチングが容易になります。また、塾の業務のデジタル化が進むことによって、各種データを収集することができます。将来的にはその情報をもとに、苦戦している塾などにコンサルティングに入ってきたいと考えています。カスタマーサクセスには、日頃のコミュニケーションからクライアントの課題をどんどんキャッチして欲しいと期待しています!
―ユーザーサポートだけでなく、コンサルティングも視野に入れているということですが、カスタマーサクセスはどんな方に向いていると思いますか?
徹底した顧客志向が活かせる仕事!女性でも長く働ける環境を。
例えば、これまで長期にわたってクライアントとお付き合いをするようなスタイルのお仕事をされていた方にはマッチすると考えています。「どうしようもない」と諦めるのではなく、「何かできることはないか…」と知恵を絞ってお客様に提案し、信頼関係を築いていたような方は活躍いただけると思います。どうしたら先生達に有効活用していただけるのか、うまく活用できない理由は何かを考えながら、一緒にサービスをレベルアップさせていただきたいです。また、安定的に楽しんで働いていただきたいと考えていますので、結婚・出産などライフステージが変わっても働き続けられる環境を整えていくつもりです。
―最後に、カスタマーサクセスのやりがいや面白さについて教えてください!
先生と生徒の役に立てる喜びを感じながら、新チームで時代をつくっていく
新たなポジションで、新たなオペレーションをつくっていけることが、このポジションの最大の面白さだと思います!3~4年後にはメンバーを20名程に増やすことを目指しているので、マネジメントを経験できるチャンスもあります。さらに、単なる顧客サポートではなく、商品企画にも携わり、共に事業をつくっていくというやりがいも得られます。また、先生や生徒の役に立ち、教育という分野に貢献している充実感を得られる仕事です!先生と生徒のコミュニケーションのサポートを専門にしたサービスは他にはありません。私たちは今まさに、新しいものをデザインしている最中です。だからこそ、自分たちが時代をつくっているという実感があります。ともに挑戦したいと思っていただけた方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか?
宮坂さん、想いのこもったお話をありがとうございました!スタディプラスでは、今回ご紹介した「カスタマーサクセス」以外にも、複数の職種で共に働く仲間を募集中です!少しでも興味を持ってくださった方、まずは一度フランクにお会いしてみませんか?ご応募お待ちしております!