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北海道・長野・大分からジョインしたエンジニアに聞くスタディストのフルリモートの働き方


スタディストでは2021年10月より、開発本部のメンバーは日本国内であれば居住地を問わないフルリモート勤務が可能になっています。(実際に地方在住のエンジニアが複数名入社しており、関東圏から実家のある関西圏へ移住をした社員も◎)

コロナ5類移行によりオフィス出社に戻される企業も増えていますが、スタディスト開発本部は今後もフルリモート勤務を継続予定。フルリモート勤務の解禁でしか実現できなかった職場の皆さんの人生があり、その選択を今後も後押ししていきます✊

また、フルリモートでも快適に働けるよう組織のコミュニケーションや運営についても改善を重ねてきており、先日リモート下の組織づくりについてTech Team Journalさんにも取材いただきました。
https://ttj.paiza.jp/archives/2023/05/17/6247/

組織側の話を取り上げていただきましたが、実際にはたらく側はどうなの?ということで…本記事では地方で働くスタディストエンジニアメンバーのインタビューをお届けします!

「フルリモートで問題なく働けているのか?」「実際の出社頻度は?」など、地方からスタディストで働く上での気になる点が解消されるとうれしいです。

プロフィール

コロナを機に地方へ移住。子育てやUターンを目的に

ーー現在お住まいの地域について教えてください。いつからどこで暮らしていますか?

荒井:2020年から北海道 札幌で暮らしています。もともと北海道出身だったので、コロナ禍で前職がフルリモートになったことを機に引っ越しました。東京に住むメリットとして人との出会いがあったのですが、コロナ禍でなかなかそれも難しくなったので…。

札幌雪まつりの様子!(筆者も出張で今年初めてみてきました☃)

岡本:私も荒井さんと同じく、コロナ禍の2020年から長野県 長野市に東京から引っ越しました。自然に近い環境で子育てをしたいと考えていたので、妻の出身地である長野県への移住を決めました。

水谷:私は幼少期から大分県で暮らしています。就職で数年離れたり、長期出張で大阪に行ったりしたことはありますが、ほぼほぼずっと大分県です。

リモートワークの会社からスタディストへ転職。求めていたものは?

ーー前職はどんなお仕事/ワークスタイルでしたか?

荒井:前職は受託開発の会社で、品質検証部署の立ち上げを行っていました。元々、週1出社だったのですがコロナ禍でフルリモートになりましたね。オフィス自体もなくなったので、全社員がフルリモートで働く環境でした。

岡本:保育テックサービスを手掛ける会社でエンジニアリングマネージャをしていました。フルリモート可な職場ではありましたが、出社ベースの社員が多かったです。私は長野からフルリモートで勤務していました。

水谷:受託開発の会社で東京の顧客向けの開発や、地場の企業や自治体向けにも仕事をしていました。働き方はリモートと出社のハイブリットで、本社は東京でしたが、別府にもオフィスがあったのでそちらに出社していましたね。

ーー皆さんリモートベースの働き方だったんですね。働き方は大きく変わらないと思うのですが、なぜスタディストに転職をされたんですか?

荒井:QAエンジニアとしてスキルアップをしたいと考えていたときに、スタディストからお誘いをもらい転職をしました。当時、スタディストでQAエンジニアでマネージャーをしていた方にメンターをしてもらっていて…よく知っている方が働いているという安心感もありました。既に北海道へ引っ越していたのでフルリモートでなければ転職していなかったと思います。

岡本:転職理由の一つにフルリモートワークの働きやすさはありますね。前職もフルリモート可能でしたが、出社ベースの社員も多く会議室でミーティングに参加している一方、こちらはリモートで参加しているなど、コミュニケーションの難しさを感じていました。

水谷:その状況、あるあるでよくわかります。私も前職で同様の問題が起きたことがあり、出社/リモート組で情報の格差がないようにMTGの参加方法を自席でPCからに統一するなど工夫していましたね。

岡本:そういう工夫も大事ですよね。スタディストはリモート前提で全社員が働いているので、そうしたコミュニケーションの問題にとらわれずマネジメントに注力できると感じ、転職しました。

ーー水谷さんはどうして転職されたんですか?

水谷:コミュニケーションに関しては改善ができていたのですが、仕事と子育ての両立を考えた際に、頻度の多かった顧客訪問などの働き方を変えたく転職を決意しました。スタディストはプロダクトに魅力を感じましたね。地方出身なのでお金や人、モノのなさで苦労している地方の社会にも貢献できるプロダクトがいいなあと思っていたんです。

水谷さんが幼少期から住んでいる大分の風景。天気が良ければ四国が見えるんだとか

フルリモートが実現できているのは、やさしさがあるから?

ーーフルリモートでの転職、入社前後のギャップはありましたか?

水谷:フルリモートでも遜色なく働ける、たまに出社できるのが良さそうと思っていたので、そこのギャップがなかったです。

ーーどういうところがフルリモートでも遜色なく働ける理由だと思いますか?

水谷:フルリモート前提で組織全体でコミュニケーション設計ができていますし、ミッションなど向かうべきところの共通認識があるのが大きいかもしれないですね。

岡本:会社・組織としてフルリモートに前向き/前提に考えているかは大事ですよね。私はその点を入社前にとても気にしていました。前職で出社/フルリモート間のコミュニケーションギャップにモヤモヤしていたので…。

ーー岡本さんが気にされていた会社のフルリモートへの前向きさはどうでしたか?

岡本:今のところは本当に前向きなんじゃないかなと思っています(笑)社長とも働き方について会話をしたことはありますが、企業の情報伝達に関わる事業をしているからこそ、自社がフルリモートでも問題なくコミュニケーションとれないと微妙なんじゃないのみたいな話もあって。

水谷:部署関係なく、リモート勤務ベースなのも良いですよね。営業などBizサイドと開発に関して話す機会も多いですが、職種が異なってもリモート前提のコミュニケーションなのでスムーズだと感じます。

ーー荒井さんは入社前後でどのようなことを考えられていましたか?

荒井:QAエンジニアとして経験が浅い中入社をしたので、業務上の疑問が生じた際のコミュニケーションが問題なく取れるかなど入社前は考えていました。1ヶ月のオンボーディングや、わからないことはSlackやMeetですぐ相談できるので安心しましたね。

ーースタディストの社員がリモートに慣れているから、相談がしやすかったのでしょうか。

荒井:リモート慣れしているというより、やさしいひとが多いからじゃないかなという印象です。やさしいとか余裕があるみたいな…。教えてほしいといえば時間をとってくれる、時間がないからと断られたことは1回もないですね。

ーーたしかに。私も2022年に入社しましたが断られたことはないかもしれません。制度だけでなく、それを運用/受け入れる組織風土も大事ですね。

Qに1度の任意出社は、積極的にコミュニケーションを

ーーどの程度出社していますか?

岡本:Qに1度程度出社していますね。おにぎり会というキックオフがあるので、そのために出社しています。出社は任意なので、全メンバーが集まるわけではないですが貴重なオフラインでのコミュニケーション機会なので参加するようにしています。

水谷:私も同じくおにぎり会のためにQに1度出社しています。話が得意なわけではないので、直接コミュニケーションの機会はあるほうがいいかなとは元々思っていました。Qに1度の頻度はちょうど良い印象で、出社した際はSlackでしか話したことない人に積極的に話しかけたりしています。

荒井:Slackでしか話したことがない人に話しかける、私も出社時にやりますね。開発本部って色んなチームがあるので業務中だとどうしても会話する人は特定の人になってしまう。個人的に、お互い認識しているのに話したことがない人がいるのはモヤモヤするので声をかけるようにしています。話したことがあるかどうかで、心理的な仕事のしやすさもだいぶ違いますね。

キックオフ「おにぎり会」の様子。過去/現在/未来の3軸で話をするのでおにぎり会と命名。終了後は任意での懇親会も開催しています🍙

ーーQに1度ですが、移動大変じゃないですか?

岡本:長野からは新幹線で1時間20分ほどなので、そこまで大変ではないかもですね。トンネルが多く電波が入りにくいので、移動時間は読書をしたりしています。

荒井:自宅から空港までの時間も考えると、2~3時間以上はかかりますね。正直、東京ってエネルギーが吸い取られる側面もあるので疲れないわけではないですが、オフラインでの機会も必要だと感じるのでQに1度は行くようにしています。

水谷:私も自宅から空港まで結構かかりますね。飛行機自体は1時間半程度で到着します。当日移動はキツイので、次は前日入りにしようと思っています(笑)

ツール、1on1、times…フルリモートを助けるTips

ーーフルリモートで働くにあたって、仕事上で注意されていることはありますか?

水谷:"複雑な問題などは、オンライン上ではやはり伝えにくい、伝わりにくい、というのがあるので、なるべく簡潔にメッセージする/話したほうが早そうならオンライン会議の打診をする/Miroなどのツールを使ってなるべくお互い図を書きながら(見ながら)話すという点を注意しています。

荒井:コミュニケーションが希薄になりがちなので、定期的に1on1などで雑談などするようにしています。また、自身の抱えているタスクなど見えにくくなってしまうので、なるべく他メンバーに何をしているかを分かるようにしています。

岡本:timesなどで何に取り組んでいるのか見えるようにしています。また、他の人のSlackの投稿に気軽に反応することは大切にしていますね。

スタディストにフルリモートで入社を考えている方へ一言!

荒井:端的にすごく働きやすい会社だなと感じています。QAエンジニアとしてほぼ未経験で入社しましたが、オンボーディングがしっかりあり、一緒に働くメンバーもいい人が多いと感じています。 また、同年代の方が多いのも働きやすさにつながっていると思います。やる気さえあれば色々取り組みをサポートしてくれる会社なので、その点も良いなと感じています。

岡本:マネージャとしてもフルリモートでやれてます!フルリモートでマネジメントがやれる理由はいくつかあるとは思うのですが、オープンな人が多いのが理由としてあると思います。マネージャとして入社して数ヶ月後の1on1で「こういう観点で、やっていることが辛い。やりたくない。」と素直にネガティブなことを伝えてもらったのを覚えています。フルリモートだと表情や行動が見えないので素直に状況を話してもらう状況は大事ですし、今後も維持していきたいと考えています。

水谷:スタディストでは学習意欲の高い方が多いので一緒に切磋琢磨しあって成長していきましょう!

(編集後記)住んでる地域のおすすめポイント/在宅のワークスペースについて聞いてみた

ーー住んでいる地域のおすすめポイント教えてください!

【大分/水谷】やっぱり温泉がいいですね。温泉で有名な地域は色々ありますが、大分は泉質が複数あるので、違いを楽しめるんです。88種類あり、すべて攻略すると温泉マイスターの称号がもらえるんですよ。(笑)

別府駅付近にある手湯。竹細工も有名なので、竹細工の中で手湯を楽しめるようになっています

【長野/岡本】大分ほどではないですが、長野県にも温泉があります!ですが…長野県のおすすめは”気候”です。 北陸出身なので地元は曇りの日が多かったので、長野のカラッとした天候には感動しましたね。ウィンタースポーツも楽しめますし、移住理由となった子育て環境もよく、東京と比べて公園も広々使えるので子どもたちも楽しそうです。

近くにある美術館の様子です!(もはや公園のよう…広々きれいですね…)

【北海道/荒井】北海道は梅雨がないので夏の過ごしやすさが違いますね。東京に住んでいた頃と家賃は変わらないのですが、部屋の広さが倍くらいになったのも嬉しいところ。札幌は都会ですが、自然にもすぐアクセスできるのでいいですね。食べ物も値段が安くてもおいしいものが多いです。東京でほっけ定食を頼んだときに、ほっけが小さくてびっくりしたことがありますね(笑)

部屋が広くなったこともあり、半年くらい前に無印で壁に飾れる植物を購入。気づけばこんなに植物増えました(まだまだ増やしたいそう)

ーー在宅のお仕事環境見せてもらえませんか…👀

岡本さんのワークスペース

広々使えるスペースがいいかんじですね~(写真を見る限り、これは昇降型デスク…!)


荒井さんのワークスペース

こちらも広々!(右下にある「60min」と書かれたキューブが気になります)

水谷さんのワークスペース

水谷さんのデスクは予め二段になってて使いやすそう…!WEB会議用のライトもばっちりですね✨

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

スタディスト開発本部では一緒に働く仲間を募集中です。(もちろんフルリモートOKです)
記事を読んで興味を持ってくださった方がいれば、お気軽に「話を聞きに行きたい」からリアクションください◎


▼他記事でもスタディストの働き方について紹介しています。

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