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ポリシーは「謙虚、誠実、プロフェッショナル」10名→50名への拡大フェーズを支えたスタートアップ管理部の仕事とは。

スタディストはこの2年で社員が10名から50名へと拡大しました。2010年の創業以来ずっと10名未満の少人数で経営してきた当社にとっては、大きく変化した時期と言えます。

その時期を力強く支えたのは、管理部門を立ち上げた2人。2016年4月に一緒に入社した総務部長の佐藤と、同部の田中に話を聞きました。


ーーーまずはおふたりの経歴を教えてください。

佐藤:私は、スタディストの前にも複数のスタートアップで経験を積んできました。管理部門の立ち上げもやりましたし、とにかく何でも屋さんという感じで、オフィス移転やファイナンス、ユーザーサポートまで、幅広く経験しました。直近のVASILYはある程度体制が整っていたので、法務をメインにサブで総務という感じでした。

田中:私は、新卒で大手デベロッパーに入社し、4年目に出産を機に退職、専業主婦になりました。2004年、2人目の子どもの出産後にコスメブログを始めたのですが、それが思いがけずヒットして、書籍化されたり雑誌に載ったりしました。

ーーーなんと!元祖カリスマブロガーですね!

田中:当時はブロガーという言葉すらありませんでしたが、そういうことになりますね(笑)メディアの方に混じってプレス腕章をつけてイベント取材をしたこともあるんですよ。趣味が広がって社会とつながる楽しさを知りました。

子どもがある程度大きくなって、外に出られるようになった2012年に、ウェブ制作会社にパート社員として入社しました。パートなのになぜか営業もやらせてもらったりと、幅広い業務を経験しました。その中でやはりバックオフィスの仕事が好きだなぁと思っていたところでスタディストの紹介を受け、すぐに入社を決めました。いただいたご縁に向き合って、全力を尽くすことを大切にしています。

理想の管理部門は「攻め」と「守り」の両方をこなす。

ーーーおふたりの入社は2016年4月。当時はまだ社員が10名ほどで、それぞれがあらゆるバックオフィスの業務をなんとなく分担して回しているような状況でした。

佐藤:そうでしたね。スタートアップによくあることですが、社長自ら給与振込をしていたり、役員が入社手続きをしていたり。入社直後に必要な業務をすべて書き出して、重要性と緊急性の高いものから順に整えていきました。当時は人事担当もいなかったので、採用、労務なども私たちで担当しました。いわば守りの部分です。その後、徐々に緊急性は低いけれど重要なものに着手していきました。

総務部 部長 佐藤史郎

ーーーいわゆる「攻めのバックオフィス」と言われる部分ですね。

佐藤:そうです。効率的で漏れのない申請フローを整えたり、社員紹介制度や福利厚生などを提案、整備したり。人数が増えてきたので、社内交流イベントや全体会をはじめたりもしました。

田中:効率を上げる、楽にする、簡単にする、といったことで、メンバー全員が本来やるべきことに集中できる環境を整えてきました。この2年間、何でも屋さんとして、組織を作ってきたという自負があります。

ーーー本当に、おふたりがいなければ今のスタディストはありませんよね。

佐藤:いやいや、とんでもない(笑)とはいえ、スタートアップでは「やったことがないから分からない/できない」は通用しません。社内で誰もやったことがないことでも、最善の方法を考えたり調べたりしながらミスなく成功させることは、とても重要なスキルです。そして、せっかくやるなら期待を上回るクオリティでやりたいと思っています。

仲は良いけど馴れ合いはない。プロ同士の仕事が持つ緊張感。

ーーーおふたりはスタディストの中でも名コンビと言いますか、お互いを心から信頼してお仕事をされているような印象があります。

田中:管理部門全体に共通することですが、ただの仲良しこよしではなく、プロ同士としてそれぞれのポジションでしっかり力を発揮するという雰囲気があります。仲は良いですが、馴れ合いはなく、緊張感を持って業務にあたっています。だからこそお互いへの信頼が生まれるのだと思っています。お互いの仕事ぶりへのリスペクトがあることも大きいですね。忙しい日々のなか、互いに切磋琢磨して少しずつチームになっていきました。

総務部 田中にれ

佐藤:総務部では、「謙虚、誠実、プロフェッショナル」というポリシーを掲げています。採用面でも、こういった価値観に共感してくださる方にぜひ入社していただきたいですね。ただ私たちに似ているということではなく、良い影響を与えてくれる方が理想です。その人が加わることでまた新たな総務部になっていけば良いなと思います。

ーーーとても素敵なポリシーですね!総務に限らず重要なことのように思います。他にも大切にしていることはありますか?

佐藤:ひとことでいうなら「縁」ですね。社内の仲間はもちろん、社外のパートナー企業の方も含め、仕事で関わるすべての方とのご縁を大切にしています。一度できたつながり、ご縁が、何年か経ってから活きてきて、また一緒にお仕事をできたりすることもあります。また、難しい選択をするときには、どうしてそうしたのかをきちんと答えられるようにすることも意識しています。

田中:社員に心地良く働いてもらうために自分が何をできるか、常に考えています。私にとって社員は家族のようで、困っていたらいてもたってもいられません。解決のために全力で頑張ってしまいますね。常に相談しやすい相手でいられればと思っています。

ーーープロ集団というと冷たい印象になってしまうかもしれませんが、緊張感の中にも暖かさがあるのは、おふたりが人を大切にする文化を作ってくれたからなのかもしれません。これからもスタディストをよろしくお願いいたします。ありがとうございました!

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