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エンジニア未経験で入社し、3年目で新規サービスに携わる中途エンジニアインタビュー

――まずは自己紹介をお願いいたします。

OTと申します。私は2019年6月に中途で入社し、現在入社3年目を迎えています。クラウドを担当しておりまして、AWSを主に使っております。

――この職種を選んだ理由について教えてください。

元々漠然とITの必要性や成長性を感じていたこともあり、高校では情報技術科に在籍していました。そこで学生時代からプログラミングや、システム開発に学んでいたので、将来的にもエンジニアの仕事に就きたいと考えていました。ただ、高校を卒業して就職するタイミングで様々な事情があり、結果として1社目は家の近くのスキー場に就職しました。スキー場での仕事も楽しかったのですが、将来のキャリアに対する不安や、元から興味のあったプログラミングに携われる仕事がしたい、という思いが強くなり、転職を決意し当社に入社することになりました。

入社の決め手は、「自分に向き合ってくれる環境」がどこよりもあったから

――入社の決め手となった理由はなんだったのでしょうか。

内定をいただく前に代表と面談する機会があったのですが、その時に自分に向き合ってくれる環境がこの会社にあると感じたのが大きな理由ですね。

前職では、多くのメンバーのうちの一社員でしかないという感覚でしたが、今の会社では自分自身に合わせた成長を一緒に考え、サポートしてくれるため、自分という人間に対してすごく真摯に向き合ってくれていると感じますね。

また、会社の規模も大きくないので、自分の成長が会社の成長にリンクしていますね。その点についても非常に魅力的に感じています。

――実際に入社されてからの会社の印象はどうでしたか。

入社してからの一ヶ月間は、とにかく嫌で仕方なかったのを覚えています(笑)。自分は中途入社ですが開発の実務経験があるわけではなかったので、やってもやっても、なかなか思う通りにいかず辛かったですね。入社して研修として、知識を得るための座学と、システムをつくることを並行してやっていたため、対応しきれずにミスも頻発、そのミスを指摘されて改善するという繰り返しでした。ただ、実際に開発案件に参画するようになってから、意識は大きく変わりました。入社後の一ヶ月間、厳しく指導してもらっていたのは、将来自分が活躍できるようにあえて厳しく指導してくれていたのだと気付くことができました。

実際にお客さま先で業務に取り組んでいると、研修時に指導してもらった内容を実務として活かせたり、研修期間に自分ができていなくて改善したスキルを発揮することができましたので、そのとき初めて研修で教えてもらったことに対する感謝の想いと、続けてきてよかったと実感することができました。



エンジニア未経験から着実にスキルアップを果たす

――お仕事の内容についても教えていただけますでしょうか。

今まで2社の案件に携わってきたのですが、1社目は保守運用がメインの業務でした。現在は2社目のプライベートクラウドというクラウドサービスの運営を行っています。エンドユーザーからシステム上でお申込があった際に、要件通りにシステムを構築していく作業や、運用改善を目的とした業務の自動化がミッションです。

――お仕事のやりがいや面白みについてはいかがでしょうか。

1社目は保守運用がメインだったのですが、半年間ほど続けていたタイミングで、お客様から、開発の上流工程にも携わって欲しいとお声がけいただきました。自分が試行錯誤していた日々が決して無駄ではなく、お客様に評価してもらえるほど成長できたことがはじめて実感できた瞬間でした。

今取り組んでいる2社目の案件では、業務の自動化をミッションとしていますが、テストや運用が成功した時が一番やりがいを感じますね。ヒトが携わっていた業務がシステムに置き換わることで作業時間が短縮され生産性が向上し、その瞬間に立ち会えるたびに喜びを感じますね。

新しいサービスを自らの手で進める、教育サービスに込めた想い

――会社の新しい事業として展開しているAWS教育プラットフォームについて教えていただけますでしょうか。

こちらのサービスは、IT未経験者が教育プラットフォームを通して、AWSを学習し知識やスキルを身につけられるサービスです。

実は、このサービスは今年の4月に、私と代表が雑談している中でやってみよう!という話になりプロジェクトが決まったサービスなんです(笑)。

私自身もAWSに関わるサービスを普段から利用していて、様々なサービスの構想やアイディアがありました。そんなときに代表との雑談の中で、エンジニアのAWS教育を支援するためのサービスがあったらいいなという話をもらい、ちょうど自分も同じことを考えていたので、実際にサービス開発を進めることになりました。

――貴社で展開しているAWS教育プラットフォームの独自性についても教えていただけますでしょうか。

他社が提供しているサービスと異なる点は、開発スキルだけでなく「エンジニアとして必要な考え方」、言葉を変えると「ビジネスパーソンとしての本質的な考え方」の成長をサポートする点です。

一般的なAWS学習コンテンツでは、プログラムのソースコードをコピーして、自分の環境に合わせて実行して動かすことがメインのカリキュラムとなっており、一人のエンジニアとして本質的な力を伸ばせていません。私達が提供しようとしているサービスでは、エンジニア自身が自分で考え、小手先のスキルではなく長くビジネスシーンで応用できるようなスキルを養うことを目指しているため、もっと高い視点から学習を進めるコンテンツを提供しています。

例えば、まずはシステム設計図をユーザーの方に渡して「このシステムを作ってください」というように大きな枠組みから問いかけていき、システム構築を進めるにあたり、ユーザー自身の考えや構想を引き出したり、質問の投げかけからゴールへと導いたりして完成へと導いていくようなイメージです。

また、当社のサービスでは現場でエンジニアが活躍するために必要な“非認知能力”も養うこともひとつの目標としています。

――エンジニアに必要な非認知能力とはどういったものなのでしょうか。

人間の能力はおおきく認知能力と非認知能力に分けられます。認知能力とは、わかりやすい例ですと、プログラムの設計などのIQや数値で計れる能力のことを指します。一方で非認知能力は相手から質問を聞き出したり、チームメイトと協調したり、コミュニケーションを行ったり、仕事への当事者意識など数値で計れない能力のことを指します。

エンジニアにとっては、この認知能力と非認知能力のどちらも高めることが非常に重要になります。いくら認知能力が優れていて、高いプログラミングスキルがあったとしても、仕事を途中で投げ出すような非認知能力の低い方ですと、エンジニアとして活躍することはできません。私たちとしては、このサービスを通じて、AWSの知識やプログラミングスキルなどの認知能力だけではなく、エンジニアとして大切な非認知能力も養えるようにしていきたいと考えています。



将来的にIT人材不足を解決できるようなサービスを目指す

――働きやすさや成長環境など、会社の魅力について教えてください。

成長環境における魅力については大きく2つあります。1つ目は個人に合わせたトレーニングプログラムがあることです。集団で一斉に実施するような一般的なビジネスマナー研修などではなく、個人の現状に応じて足りない部分を重点的に学べる研修があります。この研修は、代表自身が、社員ごとに最適な内容を検討して研修を実施してくれるため、大企業でも体験できないような質の高い研修プログラムだと感じています。

2つ目は風通しの良さや自由度の高さです。新しい技術に対して、その技術を取り入れることをためらったり、会社へのリスクのみを考えたり、少なからず抵抗を持つ会社も多いと思います。当社では、古い習慣に囚われず常に最新の技術を取り入れていこうとする柔軟な姿勢があります。実際にAWSプラットフォーム教育などもそうですが、成功するかどうかよりも、まずは自分たちが新しい分野に挑戦することで知見を溜め、仮に失敗しても次の事業に活かしていくというスタンスを大切にしているのが非常に魅力的だと思います。

働く社員の社風や雰囲気も、かしこまった感じが一切なく、フランクに接することができます。社員は20代が大半で自分と同世代の方ばかりですし、開発が好きな方が多いので刺激的でとても働きやすいと感じますね。

――今後のキャリアや目標について教えてください。

個人のキャリアとしては、自分の将来の選択肢を広げるためにも、特定の分野に絞るのではなくフルスタックエンジニアを目指していきたいですね。イメージとしてはアプリ開発のスキルだけではなく、土台となるインフラ開発やセキュリティーを鑑みた設計もできるようなエンジニアを目指しています。また今携わっているAWS教育プラットサービスについては、サービスとして今後より拡大していきたいと考えています。リリースしたばかりなので、直近の目標としてはまずはユーザーの獲得を目標にしています。今まで技術分野だけを学んでいたので、サービスの拡大に必要な集客面の知識などは、日々勉強しながら取り組んでいます。

将来的にはこのサービスを通して、日本のIT人材不足問題にも寄与できるようなサービスを目指していきたいと考えています。

――最後に読者の方へのメッセージをお願いします。

私もこの業界には未経験で飛び込みましたが、「エンジニア」というキャリアを目指すことは、決して難しくないと感じています。今後もIT領域が成長し発展することは間違いないですし、異業種と比較しテレワークも推進されており働きやすい環境だと思います。エンジニア未経験の方は、ぜひ当社で展開しているAWS教育プラットフォームを活用し、一緒に成長を実現したいですね。

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