フルリモートで働くUIデザイナーの1週間スケジュール

はじめまして！スパイスファクトリー（以下、スパイス）の佐野です。Interface & Experience Design Division（以下、デザインチーム）のUIデザイナーとして京都オフィスに所属しており、毎日リモートで東京のメンバーと一緒に働いています。

フルリモートで働いていることを友人に伝えると、「フルリモートって実際どうなん？ほんまに働きやすいん？」とよく聞かれます。

正直、入社当初は遠方から本社のメンバーと上手くコミュニケーションを取れるのか不安を抱いていました。しかし、業務をするうちに、スパイスではリモートでも働きやすいような工夫が様々に施されていることを知り、いまではフルリモートデザイナーとして安心して働くことができています。

そこで今回はフルリモートで働くUIデザイナーのとある1週間をご紹介し、スパイスでのリアルな働き方をお伝えしたいと思います！

ある1週間のスケジュール

こちらは実際にあった私の1週間のスケジュールです。

私の業務は、UIデザインを中心としたクライアントワークが大半を占めており、現在は2つのプロジェクトを担当しています。また、デザインチームでは毎朝11時からデザインチームで10~15分の朝会を実施しています。

月曜日

月曜日は1週間のタスク整理から始めます。

この週の作業は主にクライアントからのフィードバック対応と、エンジニアと連携しながら仕様のチェックを行う作業がメインでした。
この日はクライアントの定例MTGに参加し、他の時間はデザイン作業を行いました。キリのいいところまで終わらせてしまいたかったので、17時に一旦散歩してから21時まで作業しました。

ちなみにスパイスはコアタイムが11時～15時のため、出勤時間は人それぞれ。私は午前中に作業時間を確保したいので、大体9時半くらいまでには出勤しています。

火曜日

この日は月一回行われるデザインチームのKPTとMeet Up（全社会議）の日でした！チームのKPTではエンジニアとの意思疎通を円滑にする方法や、チームの規模が大きくなる中での朝会のあり方など、今月もさまざまな議題があげられました。
年末が近いこともあり、業務の話は少し逸れて忘年会の話題にもなりました。

figjamを使ったデザインチームのKPTはスタンプがいっぱい

全社のMeet Upでは毎月新しく入社された方の個性豊かなLT発表があり、いつも楽しみにしています。全社Meet Upの様子はnoteでもご覧いただけます。

水曜日

この日は午前中に私用で通院の予定を入れたので、少し早めに出社してこまごまとしたタスクを済ませて一時離席しました。仕事と私用の両立が実現できているのはスパイスのシエスタ制度のおかげだと思っています！

ちなみに東京オフィスでは毎週水曜日は出社日です。slackを眺めていると出社日がたまに羨ましくなります。。

いいな〜

木曜日

隔週の木曜日はSpice Unpluggedと呼ばれる日です。
社内MTGをできるだけ避けることが推奨されており、朝会もありません。やむを得ずMTGが入ることもありますが、この日は基本的にまとまった作業時間を確保することができています。

この日はエンジニアメンバーからいただいた実装観点のアドバイスをもとに、最適なUIの検討を行いました。今日は早く退勤すると決めていたので18時ぴったりに業務を終えました。

金曜日

この日は午前中に作業時間をガッツリ設け、UXデザイナーさんと壁打ちをしながらライブデザイン的な手法でUIを作成することにトライしました。具体的には事前にUXデザイナーさんが要件整理して作成したユーザーストーリーをもとに、リアルタイムで画面を作っていくというものです。双方の知識を合わせて一緒にデザインすることでイメージの目線合わせができ、作業過程では新しいアイデアが生まれるのでとても有意義な時間となりました。

最後に1週間の振り返りを記入して業務終了です。お疲れ様でした！

心がけていること

スケジュールを組むにあたり、私はいつも「まとまった作業時間を確保すること」を心がけています。例えば作業30分→MTG→作業30分→MTG…といった細かい時間配分が続くと集中して作業に取り組むのは難しくなります。

今日は作業に集中したい！という日はあらかじめスケジュールをブロックしたり、メンバーと相談したりしながらストレスのないスケジューリングを意識しています。（もちろん他のメンバーに迷惑をかけないように、です！）

さいごに

私は元々新しい環境に馴染むのが苦手なこともあり、正直慣れるまでは少し時間がかかりました。それでも友人から聞かれる「フルリモートって実際どうなん？ほんまに働きやすいん？」に対する私の回答は、「環境が整備されていればとても働きやすい！」です。

スパイスではこの半年間でバーチャルオフィスも導入され、他部署の方にも気軽に話しかけやすくなりました。リモートで懸念されるコミュニケーションの壁は日々改善されていると感じています。

個人的には、リモートだと朝ごはんをゆっくり食べられるのが嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

スパイスファクトリー株式会社
世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをビジョンとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進し、デジタルの力を使っての社会課題解決を目指しています。代表を含めエンジニアが4名で立ち上げ、創業以来5年間、売上高は継続して150%成長。人数も直近1年間で2倍の70名規模になっています。

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