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大手での人材営業からベンチャー人事へ。たくさんの採用活動を見たからこそたどりついた、自身の市場価値の高め方とは。

大手での人材営業からベンチャー人事へ。たくさんの採用活動を見たからこそたどりついた、自身の市場価値の高め方とは。

インターン生による、社員インタビュー連載企画。
第 17 弾は、Corporate Div人事の山田です。

新卒では大手人材会社の営業として様々な企業の採用活動を見てきた彼女が、ベンチャー企業の人事になると決意した理由や、たくさんの事例に関わったからこそ考える自身の人材としての市場価値の高め方について話してもらいました。


山田真緒 | Mao Yamada東京都出身。中央大学経済学部経済学科卒。新卒では、大手人材会社の人材紹介法人営業としてIT業界向けの採用支援を担当。その後2021年5月に人事としてスパイスファクトリーに入社。

第 16 弾のインタビューはこちらからご覧いただけます。

目次

  1. 営業として企業に優劣をつける葛藤。1つの企業への課題解決アプローチをしたい。
  2. 入社の決め手は「当たり前の基準」。入社前の印象と入社後のギャップとは。
  3. おもしろいのは数値化できない挑戦だから。見据えるのは自身の市場価値の高め方。
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営業として企業に優劣をつける葛藤。1つの企業への課題解決アプローチをしたい。

ー これまでのご経歴について簡単に教えてください。

新卒では、総合人材会社であるパーソルキャリアへ入社しました。そこでは、人材紹介の法人営業として、IT・インターネット領域を担当し、数万人規模の大手からベンチャーまで幅広いクライアントの採用支援を担当していました。その後、2021年5月に人事としてスパイスファクトリーにジョインしました。

ー 転職を決意されたのには、どんな理由があったのでしょう?

前職では、企業の採用活動に対する課題を解決するだけでなく、営業として予算を達成することも求められていました。そのため、予算に繋がりやすい企業とそうでない企業とで優劣をつけざるを得ない状況に立たされ、心苦しさを感じていました。
その経験から、人事として、自分がここだと思う1つの企業に対して課題解決などのアプローチをしていくほうが自分に向いていると思ったんです。

ー たしかに、人事であれば自組織だけに集中できますよね。当時勤めていた会社は大きな組織だと思うのですが、社内で営業から人事へ異動する、という選択肢はなかったのでしょうか。

実際に、退職の意向を伝えたときには、「自社の人事という選択肢もあるのではないか」と提案もいただきました。

しかし、大手企業の人事だと縦割りの文化が強く、採用だと採用だけに従事してほしい、など役割が細分化され業務が制限されてしまうのではないかと思っていました。それよりも、人事という肩書で、採用だけでなく様々な課題にチャレンジできるであろうベンチャーの環境に惹かれていたんです。

私がそのような志向性を持っていることは当時の上長も理解をしてくれており、私の選択に対して最終的に応援をしていただけたことには今でも感謝しています。

入社の決め手は「当たり前の基準」。入社前の印象と入社後のギャップとは。

ー 前職では営業として様々なIT企業を見てきた山田さんが、ベンチャーの中でもスパイスへの入社を決意した決め手を教えてください。

まず、当たり前の基準が高いという点です。たとえば、スパイスは採用活動におけるレスポンスが本当に速いんですね。採用においてスピードは重視するポイントの一つですが、前職の経験でクライアントから半日以内に返信をいただければ速いほうという認識の中、選考結果も含め当然のようにその基準よりも速く返信をいただけたことには驚きました。

他にも、上下関係がいい意味で無くて、メンバーの意見を聞いた上で何かをする、ボトムアップの文化を感じました。
これだけには限りませんがをそういったことをみんなが当たり前にやっているところが良いと思いました。

また、引き受ける案件に一本芯がある点も挙げられます。社会貢献性の高さがビジョンに入っているだけあって、そういった案件に対するこだわりがある点も魅力的で、人事として胸を張って転職希望者の方に紹介できる会社だと思い入社を決めました。

ー 大手企業からベンチャーであるスパイスに転職されたということで、環境の変化も大きかったかと思います。入社してみて、どんなギャップがありましたか?

私の場合は営業から人事へキャリアチェンジをしたため、大手とベンチャーという比較が難しいのですが、文化の違いというのは感じています。大手だと、上長にプレゼンしてそれを実行に移す、というのは若手のうちはできないケースが多いんです。スパイスでは、入社1年目であってもそれが可能でした。これはいいギャップでしたね。

一方で、成長途中のベンチャー企業なので、テンプレートや事例がない場合が多くあります。前職ではマニュアルやフォーマット、データなどが当たり前に存在している中で仕事していたので、すべて揃っているわけではない中で業務をする環境にはかなりギャップを感じました。

おもしろいのは数値化できない挑戦だから。見据えるのは自身の市場価値の高め方。

ー 今の仕事のやりがいについて教えてください。

正解がないことに挑戦できることですね。対「人」の仕事なので、数値化もデータ化もできません。その人のために何ができるのかを考えて手探りで仕事ができるのはやりがいだし面白さでもあると思います。

入社した人がスパイスで生き生きと働いている姿を見たり、その採用でチームや会社が活性化したりするところを見ると頑張った甲斐があったなと感じます。

ー では、今後の山田さん自身の目標を教えてください。

人事として、採用戦略の立案から実行まで幅広い業務をこなせる人材になることです。人材としての市場価値の上げ方は2つあると思っていて、1つは特定の分野のプロフェッショナルになること、もう1つは領域のジェネラリストになることです。私は後者になりたいと考えていて、だからこそ幅広い業務に携われるベンチャーを志望したというのもあるかもしれません。

ー 自身の市場価値を挙げていくビジョンが見えているのですね。今後スパイスという組織の中ではどんなことに挑戦したいと考えていますか。

個人的には、採用はスパイスの要だと思っています。もっとスパイスの良いところを発信しなければいけないと思っているし、共感してくれる仲間も増やしていきたいと考えています。
そのために、まずは今いる社員が「うちの会社っていい会社なんだよ」と友達に紹介できるような組織を作る組織開発に挑戦していきたいです。

ー 最後に、スパイスに興味がある方に向けてメッセージをお願いします。

少しでも興味を持ってくれた方がいたら、気軽にお話ししたいです。スパイスの魅力はここでは語りきれないので(笑)

ー ありがとうございます。自分がどんな人材でありたいのか追及する山田さんの姿勢がとても印象に残りました。

スパイスファクトリーは、革新の触媒の一員として、世の中を良くしていきたいとお考えの方からのご応募をお待ちしております。

スパイスファクトリー株式会社世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをビジョンとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進し、デジタルの力を使っての社会課題解決を目指しています。代表を含めエンジニアが4名で立ち上げ、創業以来5年間、売上高は継続して150%成長。人数も直近1年間で2倍の60名規模になっています。★スパイスファクトリーのコーポレートサイトはこちら★採用についてはこちら

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