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フルリモートのデザイナーが実践するリモート下のコミュニケーション

こんにちは。スパイスファクトリー(以下、スパイス)の山内です。
2020年7月から業務委託での半年勤務の期間を経て、2021年1月からは社員となりInterface & Experience Design DivisionのUIデザイナーとして働いております。

私はスパイスの京都ブランチに所属していて、本社がある東京のメンバーや他の京都ブランチのメンバー含め、毎日オンラインで繋いで仕事をしています。今回は、物理的な距離があっても、仕事と心の距離を感じさせないスパイスのフルリモートでの働き方をご紹介しようと思います。


        京都ブランチオフィスからは、目の前に京都タワーが見えます。


ライフスタイルが変化しても対応できる働き方がしたい

そもそも、なぜ私がフルリモートの働き方を選択しているかという点についてからお話しできればと思います。

リモートワークの普及により、
・通勤時間の削減
・プライベート時間の確保
・育児や介護など仕事の両立
など、新しい働き方に多くのメリットを感じる人が多かったのではないでしょうか。

結婚・出産を期にライフワークバランスの大切さを考えることが多くなった私もまた、リモートワークにメリットを感じている一人です。

私には小学生の子供がいるのですが、保育園時代と同じく6時すぎに迎えに行って帰って夕ご飯を作る以外に、小学生になった今は追加で宿題のチェック(時には、やり直しや教えることも)と翌日準備の確認や習い事への送迎など、小学生になって思ったよりやることが増えました。

以前は子供の成長とともに楽になると思っていましたが、新しい課題が生まれるのだなと痛感しました。
だからこそ、ライフスタイルが変化しても柔軟に対応できる働き方がしたいというのは、一時的なものではなく変わらず持ち続けている想いです。

スパイスで働き始めてからは、リモートにより通勤時間がゼロになったことや、仕事の合間にシエスタ(自由休憩)制度を使って家事や参観日などの学校行事へ参加できることで、時間を有効活用するようになり、気持ちに余裕が生まれるようになりました。

シエスタ制度についてはぜひこちらの記事をご覧ください。

https://note.com/spice_factory/n/nf3df95df967a

フルリモートでのコミュニケーション

ではここから、本題であるリモート下のコミュニケーションを、デザイナーである私がどう実践しているのかをご紹介していればと思います。

ちょっとしたコミュニケーションの不安は仕組みで解消

出社していた頃は、雑談や立ち話で新しいアイデアや、ちょっとしたお願いごとや相談をすることなどが多くありましたので、入社前はリモートワークで仕事をするとコミュニケーションが少なくなるのかなと心配していました。

しかし入社後、Slackでリアクションやコメントをもらったり、Gatherというバーチャルオフィスで気軽に話しかけたり、オンラインで行う社内MTG時での雑談などで気持ちを共有できたり、多くの不安は会社やチームの仕組みによって解消されました。

私だけでなく、みんなが様々な状況や環境の中で働いているわけですから、自分本意でなく周囲を思いやりながらコミュニケーションがとれる人が増えると、そんな人たちと一緒に仕事をしたいと思えるし、チームや関わる人のために頑張ろうと感じられますよね。


        ちょっとした話に反応してくれてうれしい



          ちょっとしたプライベートの悩みでも反応してくれてとてもうれしい


            Gatherでわちゃわちゃしながら、話すのたのしい

作業だけでなくコミュニケーションにもFigmaを活用

スパイスのデザインチームでは、メインのデザインツールとしてFigmaを利用しています。

もちろん、写真やグラフィックの作成にPhotoshop、IllustratorといったAdobe Creative Cloudも利用しますが、WebサイトやアプリなどのUIUX作成はFigmaでデザインしています。

Figmaを利用するメリットとして、共同編集機能があり、他のデザイナーやクライアント、エンジニアといった複数人との同時閲覧・編集が可能なことがあります。数名のデザイナーでペアデザインを行い、共同作業を行うことで時間短縮できますし、不明点やデザインについての悩みも共有できます。

また、コメント機能やフレーム外に仕様について書き留めたり、直接それぞれの画面のFigmaを見ながら音声通話でフィードバックを行ったりもできます。
修正したファイルをメールやチャットでやり取りしない分、最終ファイルや現状の作業状況を把握しやすくなったので、物理的な距離が離れた東京ー京都間でも問題なくデザインの制作作業ができていると思います。


    デザインカンプのみでは読み取れない仕様をエンジニアやクライアントにわかりやすく表示

最後に

もちろん、まだまだ仕事をしていてどうすればうまく表現できるか、やりたいことを実行するにはどうすればよいのかなど、まだまだ手探りのことも多い状態です。

それでもその都度、働き方や個々の事情に寄り添ってもらえ、リモートワークであってもポジティブな気持ちで仕事をすることができる環境がスパイスにはあると実感しています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


スパイスファクトリー株式会社
世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをビジョンとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進し、デジタルの力を使っての社会課題解決を目指しています。代表を含めエンジニアが4名で立ち上げ、創業以来5年間、売上高は継続して150%成長。人数も直近1年間で2倍の60名規模になっています。

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