こんにちは!シノプス採用責任者の島井です。
今回は「もともと100%出社勤務だった会社が、リモートワーク中心のワークスタイルに急転換したか?」について書きたいと思います。
いま、シノプスはリモートワーク率が96%となっています。全メンバーで80人ほどの会社なのですが、出社勤務をメインにしているメンバーは2名。実は、出社勤務・リモートワークどちらでも自由に選択してもらっていいのですが、結果としてはほとんどのメンバーがリモートワークを選んでいます。
ただ、もともとは100%出社勤務の会社でした。
いまの働き方に変わったのは、ご想像のとおり「新型コロナ」でした。
緊急事態宣言が出る少し前の、2020年3月31日に「明日から全社員リモートワークに一気に切り替えよう!」と決めました。100%リモートワークが出来る環境が整っていたかというと、もちろんそんなことはありませんでした。
ただ、コロナがどのような影響を与えるか分からない中で、メンバーの安全を最優先にし、お客様にも迷惑をかけない方法はないか?ということを考えた結果の判断でした。
次の日は「4月1日」。
つまり、新卒メンバーが入社する日。
4月1日は入社式をリアルで開催しましたが、その日にPCなどの初期セットアップを行い、次の日からは新入社員もリモートワークに切り替わりました。
私のチームである管理部のメンバーは、当時本当に驚いたと思います。事前に100%リモートワークになるかもしれないから準備しておいてと伝えてはいたのですが、それも1週間ほど前の話し。新入社員研修をリモートで実施することも初めての取り組みでした。それでも最低限の環境を整えてくれたメンバーには、本当に助けられたと今でも感謝しています。
ただ、もちろんたった1週間で準備ができたわけではありません。
もともと100%出社勤務ではあったのですが、10年ほど前から「リモートワークができないか?」をずっと模索していました。それでも出来ていなかった理由は、社内外どちらも「打ち合わせはFace to Face」という考えが強かったから。そんな環境の中でも、色々と工夫はしてきました。
・すべてのお客様にPS3を配布したり
・すべてのお客様にiPadを配布したり
・いろいろなWEB会議ツールを導入したり
こういったチャレンジがあったから、WEB会議のメリットもデメリットも理解していて、スムーズにリモートワークに切り替えられたのだと思います。
シノプスの場合は、リモートワークのメリットが大きく、いまはリモートワーク中心になっています。ただ、リモートワークのデメリットも感じており、これからはリモートワークと出社勤務のいいとこどりを実現していきたいなと考えています。