目次
- 「一点もの」のホテルづくりのスタート
- 怒涛の開業ラッシュとSaaS事業への思い
- D2Cツール「tuna」の開発背景
- 「tuna」とは何か?
- なぜ「tuna」はLINE拡張サービスなのか?
- ゲストの感動体験に必要なものは?
- 今後のtunaの事業展開は?
Part①:第1章~第3章を見る
Part②:第4章~第5章を見る
第6章:ゲストの感動体験に必要なものは?
ゲストが求める体験への期待値が上がり、情報取得のリテラシーも高まるなか、「検索で誰でも探せる情報提供」ではゲストは満足しない時代となりました。
「ローカルでディープな情報」や、新規性や季節性のある「旬でユニークな情報」をゲストは求めています。例えば、
(ゲスト)「近くのおすすめサウナはどこですか?」(スタッフ「セルフロウリューできて、しかも”水風呂がサウナの中にある”ウェルビー福岡はここからタクシーで3分です!シングルの水風呂もあります、私は痛くて入れません~!」(ゲスト) 「近くの夜散歩コースのおすすめは?」(スタッフ)「今の時期は清水寺が夜の特別拝観をしていますよ!桜がライトアップされていますから夜のお散歩に最高の時期です。まだ少し肌寒いのでフロントでサービスのホットコーヒー片手にお出かけくださいね!」
と言った具合に、スタッフ側も沢山の情報を持ちあわせているが、なかなか伝える機会や方法がなかったのです。tunaを活用することで、ゲストの誰もが知りえる情報となるのです。
現場スタッフが独自の情報や思いを込めてコンテンツを作る。そのリアルな情報こそゲストの感動体験につながるのではないでしょうか。
第7章:今後のtunaの事業展開は?
tunaは施設とお客様をダイレクトに繋ぎ、私たちはtunaを様々なサービスと繋いでいきます。
直近は、宿泊施設の在庫と料金を一括管理するサイトコントローラーとAPI連携を積極化しています。2021年秋には業界シェア大手の手間いらず様とのAPI連携を終え、近日中に同じくシェア大手のねっぱん!様とも連携を完了します。
その他、宿泊施設の直接予約導線であるブッキングエンジンや基幹システムのPMSとの連携に向けた協議、既存アプリとのLINE連携、独自機能を盛り込むLINEミニアプリ開発相談を受ける機会も増えてきました。
また、某旅行代理店とのアクティビティコンテンツ連携のテストがスタートしたり、地方自治体と「地域の関係人口創出と拡大」に向けたtunaを絡めた議論が進んでいたり、大きな期待を感じでいます。
宿泊施設は「リアルでの顧客接点があり、顧客情報を豊富にもつことで、様々なサービスやコンテンツと相互につながる起点」となりえるのです。
tunaとあらゆるものが接続され、tunaとゲストが接続されれば、私たちが考えつかないような未来も待っているのでは?と私たちもワクワクしています。
tunaを利用いただく皆さんと一緒に私たちも成長していくことをお約束いたします。
株式会社7garden 北野賢