リモートワークは「慣れ」を取り入れて快適に

こんにちは。サーバーワークスマーケティングの鈴木（か）です。

サーバーワークスは先週テレワーク・デイズに参加し、全社で一週間のリモートワークを実施しました。

これまで生産性向上のため「クラウドワークスタイル」（サーバーワークスではリモートワークをこう呼びます）を活用したことは多々ありますが、一週間まるっとオフィスを離れるのは初めてです。

1週間のリモートワークとなると定例や社外の方との打ち合わせもリモートでする必要があります。リモート会議の経験がないわけではないのですが、会議はできれば対面がいいという個人的な好みがあり、自分がリモート側として参加する会議はなんとなく苦手意識がありました。

しかし今回は全社的なリモートワークの訓練なのでどうにかするしかありません。そこで「なんとなく苦手」の原因となっている部分を少しでも取り除けないか試してみることにしました。

なんで「リモート側での会議参加が苦手」なんだろう？

オフィス（対面）参加での会議とリモート参加会議のときの違いを少し書き出してみます。

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・オフィス参加のときは会議室に入って使い慣れたスピーカーやカメラ、モニタをセットしてリモート参加者を待つ余裕があるが、リモート参加のときは余裕をもって準備を始めたつもりでもイヤホンにマイクが付いていなかったりして適切な道具を探すのに時間がかかり、結局ギリギリに滑り込むはめになる

・リモートで一人で作業していると誰にも話しかけられないので没頭してしまい「あっ、やばいあと3分で打ち合わせだ！」とめっちゃ慌てる
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一週間の大半をオフィスで過ごしていて、会議室での打ち合わせに慣れてしまっているのでこういった違いが出てくるのだと思います。

オフィスにいるときは、2~3分前に会議室に入り、必要であればリモート接続の準備をして全員が揃うのを待つ。これは毎週何回もやることなのでまったく頭を使わずにできます。リモート参加の際には、イヤホンを用意してリモート会議用のURLに入り、入力と出力をイヤホンに設定して、音声テストをし、問題ないことを確認してから参加ボタンを押す。

両者の手順に違いはほとんどありません。オフィスの会議室でも入出力の設定や音声テストを必ずします。あえて書かなかったのは、そういった作業を意識することがほとんどないからです。対して、リモートから入るときは慣れていないので正しい設定になっているか、自分の声が届くかをきちんと確認します。

このほんのわずかな違いが「オフィスで打ち合わせするほうが楽」という気持ちにつながっている気がするので、いつもオフィスで使っているJabraのスピーカーフォンを買ってみて、苦手意識が変化するかどうか試してみることにしました。

実際どうだったか

スピーカーフォンを導入した結果、快適に一週間を過ごすことができました。いつもオフィスで会議室が空くのを待ってからセッティングしていることと比べると、ずっと自分のPCに繋ぎっぱなしにていたテレワーク・デイズ期間中のほうがやりやすかったくらいです。

スピーカーとしても使えるので、打ち合わせ以外のときは音楽を流しておいて、5分前になったら音楽オフ、Googleカレンダーから会議のURLにアクセス、設定をして準備完了。社外の方と打ち合わせをするときはGoogle Meets以外のツールを使ったので準備に少し手間取りましたが、Jabraのスピーカーフォンがなければもっと大変だったと思います。

これならもう1~2週間いける、と感じたくらいなのでもっと早く買っておけばよかったと絶賛後悔中。

リモートワークは試行錯誤の連続

これまで自宅などで仕事をしていて「なんとなくやりづらい」「なんか集中できない」と感じることがちょくちょくあったのですが、それをどうやったら解消できるかをきちんと考えたことがありませんでした。今回のテレワーク・デイズはそうした部分を突き詰めるきっかけになり、リモート会議については改善することができたので良かったなと思っています。

同時に、自分が快適に仕事をするためには「何が原因でやりにくさが生じているのか」「どうすれば快適に仕事ができるか」をよくよく考えないといけない大変さがあるなと実感しました。「リモートワークOK」「家でも仕事ができる」と聞くと自由とか緩いといった印象を受ける方もいると思いますが、オフィスが快適に仕事ができるような環境に出来上がってしまっているので自宅作業のほうがハードルが高いです。オフィスすごい。

そうはいってもいつ何時オフィスで仕事ができなくなるかもわからないので、自宅の環境も継続して整えていこうと思います。次はサブモニタ買おうかな。