カラフル・ボードで開発するスマートフォン向けネイティブ・アプリケーションのリードエンジニアである南光和洋(なんこう かずひろ)さん。iOS/Android、時には Webクライアントや、小さなものならサーバーAPIまで開発している。若くして、フルスタックエンジニアとして日々成長を続けている。 ※インタビューアーはCTO武部
−まずはフルネームを!
(姿勢を正して)はい。南光和洋です。
−ガチガチやな(笑) まぁリラックスして。年はいくつだっけ。結婚は?あと趣味は??
年齢は26です。結婚はしてないです。趣味は・・・なんだろう。 散歩ですかね(笑)ポケGo片手に。住んでるのが渋谷なので歩いて面白いところに行けるんです。
−入社してどれくらい経ったっけ?
2015年8月に入社しました。なので入社してから1年3ヶ月ですね。
−入社当時はどんなことをしていたの?
入社当時からiOSの開発をしています。当時は現行バージョンのSENSYアプリの開発ですね。 2015年9月のガールズコレクションで、カラフルボードとガールズコレクションがテクノロジーパートナー契約を結んだことを発表させていただいたのですが、そのタイミングに合わせたSENSYアプリリニューアル版の発表のために、忙しく開発をしていましたね。 実は社員として入社する前からSENSYアプリのAndroid版の開発はしてました。
−なんと!そうだったんですね!!
はい。初期バージョンのAndroid版は全部作りました。
−iOS開発とAndroid開発の両刀使いだったんですね!
両刀使いっすね。一応(笑)
−そうするとiOSの開発とAndroidの開発、どちらかと言えばどっちが得意?
もう全然iOSの方ですね。
−言語としてはObjective-C、Swift…
一応スタートはObjective-Cなんですけど、今はSwiftです。
「自社サービスを自分自身の手で育ててゆくこと」のやりがい
−カラフル・ボードのどこに共感して入社したんですか?
カラフルボードを知ったのは、モバイルアプリの開発スキルを伸ばすために副業で働ける会社を探していた時でした。 最初は、モバイル開発ができることと、あと楽しく開発ができるように自分が興味を持てる自社サービスを持っていることを条件に探しました。 いくつか会社を見る中で、「AI」にすごく関心を持ったのと、あとは個人的に服も好きだったので見つけた瞬間すぐ応募していました。
その後、紆余曲折を経て、Android版の開発をお手伝いさせていただき、それをリリースした頃に渡辺さん(※注:渡辺Founder/CEO)から入社のお誘いを受けました。即決で「入社する!」と伝えましたね。
理由は、副業でお手伝いさせていただく中で、関わった人や環境に働くイメージをすぐ持てたことと、会社を背負ってサービスを育てていくことに魅力を感じたからです。その時にはAndroid版のSENSYアプリを自分の子供みたい感じていたので、自分の子供の成長が会社の成長につながるなんて本望だなと。
新技術への意欲、チームワーク、クオリティ・ファーストがカラフル・ボードらしさ
−なるほど。ではカラフル・ボードの好きなところ三つ挙げてください。
新しい技術の導入に意欲的なところですね。以前はスケジュールを強く意識する環境で開発することが多かったので、自分の知ってる技術で早く完結させようとしていたのですが、うちの場合どれだけタイトなスケジュールの時でも、新しい技術を取り込もうという人が多いので、そこは良いところだと思います。僕自身その気持ちを見習わないとと思って入社してから勉強する時間が増えました。 で、えーっと、2つ目・・・好きなところー、そうっすねー。。。
−いきなり振られて、3つさらっと出てきたらすごいと思う(笑) (笑)
あ、開発チームの仲がいいというところ! サービスを作っていく上で、必要なことは忌憚なく話せてるうえに、仲が良いってのはすばらしいと思います。
あと、クオリティへのこだわりが強いというのはすごく良いところですね。 思想はもちろん、具体的なところでも。例えばこのチーム規模でしっかりテストの導入まで考えて開発を進めているのは素晴らしいと感じてます。テストカバレッジの話を聞く時には幸せな気持ちになれますね。 こういうところへの気配りを怠らないことで、エンハンスサイクルをスムーズに回せて、良いサービスが作れるようになると思っています。
−大事にしたい文化だよね。スケジュールファーストじゃなくて、ユーザーファーストだったりクオリティーファーストだったり。それは絶対に守り続けたいよね。
そうですよね!
−入社後に最も達成感を感じた思い出って、何ですか?
まず、最初のSENSYアプリをリリースした時です。 それと、SENSYのアプリ改善でリテンションを向上させて目標を達成した時。 あと、今はまだ達成感まではいってないんですけど、達成感はあるんだろうなと思うものは現在開発中の新作アプリのリリースですね。
ひとりひとりの高いプロフェッショナル意識は、興味・好奇心の強さにある
−さっきちょっと聞いたカラフル・ボードの好きなところの1つにあったけど、所属チームってどんな感じ?
妥協がなく自分の知識を詰め込んでる人が多いな。という印象ですね。
−それはプロフェッショナル意識とか、とことん追求するみたいな探究心が強いチームってこと?
そうですね。はい。 感じるのは、やっぱり好きなんだろうなって思いますね。例えば、メンバーの1人はもう知識を詰め込むのが好きなんだなと。もう1人のメンバーはTech系の知識を吸収するのが好きみたい。 CTOはコーヒーとかはじめ、いろんなものに関心持たれていますね(笑)
−なるほど。今後は所属チームをどんなチームにしたい?
どれだけチームが大きくなっていっても、クオリティや新しい技術への意欲みたいなものは残していきたいですね。
あと、だいぶ自分の嗜好が強いんですけど、もっとチーム発信のサービスとかできたらいいなぁって思います。今取り組んでいるサービスを開発してて思うのが、それぞれこういうふうに改善したらいいという話や、こういうサービスが面白いという話をよく聞くので、そこをもっと具体的に推し進めていくとか会社として後押しできるような体制になれば、面白いなって思います。
半年後、5年後の自分。そして、5年後のiOSって?
−半年後の自分はどうなっていると思う?
目標的なところでいくと、SENSYのユーザを増やして、もっと世の中に認知してもらっていたいですね。今までも、技術系が好きな方には認知してもらえていることが多かったのですが、僕たちが作りたいパーソナルな存在としてのAIとはまだまだ距離があります。 理想との距離は、10月に取り組んだお酒の好みを教えてくれるAIや、今作っている新サービスをきっかけとして、少しでも身近にしていきたいですね。
それと、プロジェクトによって得られたナレッジ共有をしやすいような仕組み作りをしていきたいですね。 6ヶ月前の状況だとプロジェクトがたくさんできて、属人的な対応も多かったので。 これからは、開発のレギュレーションを固めたり、CI、paasなどをうまく利用することで、共有の際のフォーマットや確認すべきドキュメントをもっと明解にしていきたいです。
−5年後、自分はどうなっていると思う?
iOSの開発で知識を深めていきたい、というのが一つと、 もっとサービスを創り出すところから関わっていきたいですね。 そもそもエンジニアへのキャリアチェンジは、自分でサービスを生み出したいという気持ちからだったので
−5年後ってiOSってどうなってるんですかね。version13?14?
そこまでいくと、プラットフォームとしてのiOSが、全然違うものになっている可能性は大いにありますね(笑) 5年後にモバイルの開発があるか自体わからない。もしモバイル以外で最適なプラットフォームがあるとしたら、そういった技術や知識をつけていきたいです。
最後に ─ 求めるメンバーと、CEOの人柄について
−どんな人と一緒に働きたい?
現在のメンバーと同様に、知識追求に妥協がなくて、かつそれを楽しめる人がメンバーに加わってくれたらいいな、と思います。というのも、そういった話を聞く事自体がすごく勉強になるし、話していて忌憚ない意見だからこそ、チームとして回答を導き出していきやすいなって(笑)
−南光さんから見た渡辺さん(Founder/CEO)はどんな人?
渡辺さん・・・そうですね。不器用な感じはありますけど、やっぱりやりたいことに妥協がないっていうのは、素晴らしいなと思います。 あと、クールな人なのかなと思ったら、ふざけたこともいうし、社員の気持ちも汲んでくれてるから素晴らしいなって。
−では最後に一言!
SENSYアプリはもちろん、次にリリースするサービスも皆さん是非使ってください!