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いま注目のEdTech(エドテック)業界を解説!市場規模や現状、課題をご紹介

こんにちは!株式会社SAMURAIの採用担当の佐藤ゆかりです。

今回は当社が提供し続けている「EdTech(エドテック)」についてご紹介!EdTechとは、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語です。多様化する教育現場において、このEdTechはとても注目されている分野。そこで、EdTechとはそもそもどんな業界なのか、市場規模や現状と課題、EdTechによる教育の変化について深掘りします。

EdTechとは?

EdTechは、テクノロジーを用いて教育領域にイノベーションを起こすビジネス、学習コンテンツなどの総称をいいます。2000年にアメリカで誕生した分野で、教育現場における過重労働や人手不足、学力格差の問題を打開する業界として関心を集めています。

EdTechの主な領域は「オンライン学習」「類似体験学習」「アダプティブラーニング」です。

・オンライン学習

学校教育や語学学習、プログラミング学習といったさまざまな分野の講義をオンラインで学習できるサービス。当社が提供するプログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」もその1つです。

・擬似体験(VR・ARの活用)

VR(仮想現実)の専用機器を装着することで、まるでその場にいるかのような疑似体験ができる学習手法。建築現場などの危険講習や医療、溶接といった高い技術が求められる現場でVR・ARの研修を実施しています。

・AIを活用したアダプティブラーニング

生徒1人ひとりのレベルに合わせた学習を実現する「アダプティブラーニング」。AI技術を駆使して学習内容や履歴を分析し、個人に最適化した教育を提供します。


市場規模は2674億円→3625億円に拡大?

このEdTech市場はアメリカを起点に、イギリス、中国、インドなど世界各国に発展。アメリカでは国の政策で教育環境にEdTechサービスを推進しており、2015年から初等教育のカリキュラムにプログラミング教育を組み込んでいます。

イギリス、中国は2014年から2015年に強化を開始。そして日本のEdTech市場は、2007年ごろから普及しています。文部科学省が進めるICTを取り入れた新たな教育を実現させる「GIGAスクール構想」の影響に加え、コロナ禍によってオンライン学習が加速。ITを活用する教育現場が増加しています。

EdTechの市場規模について野村総合研究所(NRI)は、2021年の2674億円が2027年には3625億円に拡大する見込みと発表。特にコンテンツ(教科学習)分野が最大のシェアを占め、2021年の1868億円から2027年には2524億円に増加すると予測しています。

▼参考資料 ITナビゲーター2022年度版


学習環境の整備やデジタルリテラシーの向上が課題に

一方、デジタル環境の整備や質の高いコンテンツづくり、教育者と学習者双方のデジタルリテラシーの底上げといった課題も多いのが現状です。

1.テクノロジーの活用

より多様な学習者ニーズに対応するためには、最先端のデバイス(XRデバイス、ハプティクスデバイスなど)を用いた体験型学習、テクノロジーの活用を前提とした質の高いコンテンツ開発が重要です。

2.商習慣 / 行政への対応

ペーパーレス化を実施したデジタル環境やデジタル人材の育成といった、各自治体、企業ごとの整備が不可欠。情報セキュリティー等の観点で、ガイドラインが存在するなどデジタル化において個別対応を求められるケースもあります。商習慣を理解したうえで、EdTechを実際のセールス活動に組み込むことが必要です

3.ITリテラシーの向上

より学習やビジネスが便利になる反面、セキュリティー面などで気をつけていくべきことや配慮すべき点は多く存在します。行政やEdTech企業には、教育者と学習者双方のデジタルリテラシーの底上げを図る取り組みが求められます。


EdTechで実現できること

教育現場に積極的にITを活用することで、これまでは改善しづらかった学習機会の均等化やグローバル人材の育成にも弾みがつきます。

1.教育格差の改善

オンライン講座やeラーニングを利用することで、自分が学びたいタイミングで好きな講座を受講できます。通学が難しい人や家事・育児をしている人など、あらゆる人が自分のライフスタイルに合わせて好きな時間に知識を得られます。

2.学びの個別最適化

学習者1人ひとりのレベルに合わせたスピードや内容で、学びを深めることができます。教育現場では、タブレット端末などの使用で解答にかかった時間や解答した情報をデータとして蓄積が可能。この情報をもとに、教師は生徒に応じた教材や問題を選択できます。

3.グローバル人材の育成

AI技術を用いた学習アプリを活用することで、どんな場所でも多言語の学習が可能に。世界中の講師との直接の会話レッスンを受講できるほか、各地の人と交流できます。さらにVRを活用すれば、自宅にいながら旅行をしているような気分を味わうことができ、異文化を体験できます。


需要は高まり続ける!EdTechの未来

日本では2020年から初等教育でのプログラミング学習が義務教育になり、プログラミング学習を国の政策として推進することで、IT環境のさらなる整備やIT人材の充実が見込まれます。今後、初等教育から高度な専門分野、社会人学習など活用シーンが広がっていくでしょう。

時間や場所に制約されない学習、個別最適化されたコンテンツの提供、教育格差の改善など多くのメリットがある一方で、インターネット環境の整備や行政、商習慣への対応といった課題も残ります。教育機関や企業、行政が、それぞれの現場に合わせた適切な活用方法を模索し続ける必要がありそうです。


EdTech業界の注目企業を紹介!

そうしたテクノロジーを活用して革新的な教育を提供する企業を、いくつかご紹介します!

・スタディプラス株式会社

学びに寄り添うプラットフォームをつくるスタディプラス。スマホアプリ「Studyplus」は、教材を見ることができるほか、勉強時間や勉強量を管理でき、学習の習慣化をサポートします。

・株式会社Schoo(スクー)

場所にとらわれることなく、学びを通じてすべての人が未来を切り開ける社会を作ることを使命にした同社。オンライン生放送コミュニティサービス「Schoo」を提供しています。19のカテゴリーと8500本以上の授業を受講可能。授業は双方向ライブコミュニティのため、先生の問いかけにユーザーが答える形式で進んでいきます。

・株式会社グロービス

ビジネスリーダーを育成・輩出する「グロービス経営大学院(MBA)」や「グロービス・エグゼクティブ・スクール」を運営。「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」をビジョンに掲げています。

・株式会社アイデミー

AIやDXに関するプロダクト・ソリューション事業を展開しています。企業のデジタル変革を行う土台づくりやデジタル技術内製化のための、オンラインDXラーニング研修「Aidemy Business」「Aidemy Practice」を提供しています。

・Monoxer(モノグサ)

主なサービスは記憶定着をサポートする「Monoxer(モノグサ)」。学習者にぴったりな難易度の問題を自動作成するほか、記憶度と学習状況を可視化します。このMonoxerを教育現場に導入することで、先生の業務負荷軽減とともに、生徒の学力向上とモチベーションアップにつなげることができます。

そしてマンツーマンのプログラミングレッスン「SAMURAI ENGINEER」を提供する、SAMURAIもEdTech企業の1つ!すべての人が人生の選択肢を増やせるような質の高いIT教育を提供していくことが、私たちの使命です。

もし少しでも興味がありましたら、気軽に話を聞きにきてみてくださいね。業務内容や社内の雰囲気など、気になることをSAMURAIのメンバーがしっかりとお答えします!

EdTech業界についての質問も大歓迎です◎ 皆さんのご応募をお待ちしております。

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