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2023年4月3日(本日)10時より、株式会社Roseau Pensantと昨年12月に立ち上げた映像制作会社であるJohn Locke株式会社の入社式を執り行いました。
株式会社Roseau Pensantで5名、John Locke株式会社で1名の新入社員を迎え入れることになり、今後への期待と責任を胸に抱きつつ、ロゾパンサングループ(現在3社あります)の代表者としての挨拶文をここに書き留めておきたいと思います。
※新入社員の集合写真(1名はウェブで参加)
おはようございます。そして、入社おめでとうございます。
6名の人生の新たな門出を心より祝したいと思います。
本日4月3日は皆さん6名にとって社会人としての最初の一歩である記念すべき日です。ジョンロックでも1名迎え入れることができたということで、我々ロゾパンサングループにとっても新たなメンバーの入社をグループ全社で祝す嬉しい日です。
少し私事から始めさせていただきますが、昨日、一昨日と、僕は生まれが福岡県の北九州市というところでして、そこにある実家に帰っていました。
71歳の父親と70歳の母親が仕事を、全く別の仕事をしていたのですが、先週、同じタイミングで引退しました。父親は高校卒業後の19歳になる年から大学に通いながら社員として働いていまして、母親は短大を卒業してから働き出し、途中子育てのために働いていなかった時期もあるのですが30代後半で仕事復帰し、父親は50年以上、母親は合計40年近く働いていましたから、当然その父親と母親のお陰で今の僕があるわけで、お疲れ様でしたと、ありがとうございましたと伝えるための帰省でした。
父親も母親も転職を3度ほどしていますがごく普通の、一般的なサラリーマン、会社員を70を超えるまでやっていました。そんな父親に、「50年以上働いてきて、あなたにとって仕事とは何でしたか?」と尋ねたところ、「やり甲斐だった思う。自分を叱咤激励し、自分を高めてくれたものだった」と回答がありました。同様の質問を母親にもしたところ、「自分を広げたものだった。社会との繋がりであり、知らないことを教えてくれた場だった」という回答がありました。
他にもいろいろ聞いたのですが、「生活をするため」とか「子供を育てるため」といった類の回答が2人からなかったのが子として少し意外で、引退してそして今の年だからそう感じているのかもしれませんが、そして子育て含めて生活のためにお金を稼ぐ必要があったことは間違いないのですが、共に仕事を“義務”と捉えているわけではなく、自身の人生にとってポジティブなコト、モノをもたらしてくれたと捉えていることが、子として非常に感慨深く、いいなとすごく感じました。
さて、皆さんの社会人生活は今日から始まります。
これから10年20年働くのか、今後日本は少子高齢化で労働人口が少なくなりより長い年数働くことが社会的に求められるでしょうから、50年60年くらい働くのか、人生いろいろで、人生山あり谷ありですから、それは未知ですが、皆さんにとって仕事とは何なのか。何になるのか。人生の中の大きなウェイトを占める仕事が自分の人生にとってどういう存在となるのか。どういう存在にするのか。それが今日から始まります。
かくいう僕にとっては、今後年齢を重ねたら変わるかもしれませんが、社会人になってからこれまでのところずっと、仕事とは「挑戦」だと思っています。
『高い志を抱き、情熱を持って難題に挑戦し続けることによって、社会に価値を提供する』ことが僕にとっての「仕事」です。そして、これはロゾパンサングループの「企業理念」と定めているものであり、これはロゾパンサングループの存在意義でもあります。
お金を稼いでその稼いだお金でご飯を食べる。生活をする。これは大前提ですが、皆さんにとって仕事をどう意義深いものとするのか、今日から始まります。
ロゾパンサングループでは、大切にしている価値観や哲学を7つの「バリュー」としてまとめています。
⒈ 深く考える、積極的に行動する
- 深く考える、積極的に行動する、考えることは人間の存在意義であり、行動することによって人間は宇宙をも超える、我々は考える葦である –
⒉ 難題に挑戦し続ける
- 難題に挑戦し続ける、挑戦を成し遂げるところに成長がある、難題に挑戦し続けることはロゾパンサンの存在意義である、 我々は挑戦者である –
⒊ クオリティの追求
- 基準値を上げる、プロフェッショナルとしての意識を持つ、最高のクオリティを生み出す、そのために人の何倍も考える –
⒋ 仕事の創造、仕事への情熱
- 仕事は自ら創るべきで与えられるべきでない、当事者意識、やらされるのと情熱を持って取り組むのでは面白さも自己成長も全く異なる、やり切る、やり抜く、やり遂げる –
⒌ 継続的なインプットが良質なアウトプットを生み出す
- 学ぶ事を習慣化する、常に情報収集、基礎は本から学ぶ、応用は実戦から学ぶ、経験に基づく認識を重要視する、アウトプットすることを考えながらインプットする、アウトプットする場を増やす、主張する、アイデアを出す –
⒍ スピードが違いを生む
- ベンチャー企業はスピードが命、意思決定スピード、行動スピード、スピードは勝つための最重要要素の一つ –
⒎ 組織でやる、巻き込む力
- 個だけでなくより大きな事を成すため組織で戦う、仲間と協力し合う、周囲を巻き込む、巻き込んでいくのとただ巻き込まれるのとでは永い間に天地の開きができる、お互いの得意領域を生かす、知恵を出し合う -
この7つがロゾパンサングループのアイデンティティであり、基本姿勢であり、また競合優位性を生み出す源泉で、厳しい、市場で闘う上での武器でもあります。
内定式でもお伝えしましたが、ロゾパンサングループは市場での優位性を高め続けたいと考えている会社であり、世界で戦いたいと考えている会社です。
皆さん、社会人の最初のスタートをロゾパンサングループで働く事を選択しました。
多くの難題に立ち向かい、自身の市場価値を高め続けることを選んだ皆さんを大歓迎したいと思っています。
皆さん、挑戦者です。
皆さんにとって「仕事とはどうあるべきか、どうあるのか、そして、どうあったのか」。今日から始まる社会人人生の中で、それぞれの解を作り上げてほしいと思っています。
ようこそ、ロゾパンサングループへ。
皆さんの挑戦、そして活躍を楽しみにしています。
これから一緒にがんばりましょう!