エンジニア目線から見る、グローバルメディア開発プロジェクト

前回は以下の記事で、自分の経歴や会社の紹介、今後のビジョンなどを語らせてもらいましたが、記事を公開してから1年近くが経過しました。

今回の記事では当時は開発を始めたばかりだった自社メディアがどのような状況になっているのか。また、今後の展望や現在のチーム体制について紹介し、ロゾパンサンのエンジニアのやりがいやミッションなどを知ってもらう機会にしたいと思っています。

自社メディアの状況

前回の記事でも触れていますが、現在、弊社が開発している自社メディアは、日本に興味がある外国人向けに日本の観光名所や人気スポットに関するオリジナルな情報を発信し、ホテルや旅行プランの販売にまでつなげてる訪日外国人旅行者向けの旅行メディアです。

サービス名については、グローバルに展開させ、海外旅行などの旅への門（ゲート）にしていきたいとの思いから「THE GATE」と名付けました。当初の計画に対してまだまだサイトは途上の状態ですが、日本の情報を発信する基盤はできているためにサイト自体は公開しています。サイト内で配信するコンテンツは品質を重視し、各言語の翻訳はネイティブのメンバーが対応しております。日本人目線だけにとらわれずに、海外の人が見ても違和感のないコンテンツ作りに取り組んでいます。

今度の展望

現在、旅行プランを販売する機能を中心に開発を行っています。

旅行プランを掲載する際は表示する項目が多いため、煩雑にならずプランの魅力がより伝わるように見せ方を工夫しながら開発に取り組んでいます。計画では夏～秋には販売機能をリリースさせ、年内には収益の安定化を計れる状態にしたいと思っています。先の話にはなりますが、販売機能の後はスマホアプリの開発やAI技術を取り入れた機能など、エンジニアにとってもモチベーションが上がるような機能開発が盛り沢山です。

開発体制

元々私はサーバサイドのエンジニアですが、現在はインフラからフロントエンドまで領域を広げ、開発に関わる部分は一人で対応している状態です。

またUI・UXに関わる部分も、UI・UXデザイナーと相談しながらデザインのイメージを検討することもあります。THE GATEの開発では、AWSのロードバランサー(ELB)を使用したサーバ構築や、Vue.jsを使用したSPAサイトの開発を行いましたが、私自身それらの経験が浅かったため、途中途中で苦労する時期もありました。ただ、苦労をした分システム全体がどのように動いているのか細部まで把握しているため、なんらかの不具合が起きた時の対応は早いです。ここまで一人で開発をしてきたからといって、今後も一人で続けていきたいというわけでは決してありません。開発の基盤ができましたし、今後は開発メンバーを増員させて一緒にTHE GATEを成長させていければと思っています。