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第1回 社員インタビュー『新卒入社のロボットエンジニア』

こんにちは、広報担当の吉澤です。                               弊社のこと、エンジニアのことをもっと知って頂きたいと思い、今月からエンジニア紹介や最新の取組みをご紹介させて頂きます。                                   第1弾は、インターンから弊社に関わり、新卒社員として正式に入社したロボットエンジニアの佐久間を紹介させて頂きます。

佐久間 史朗

東京農工大学物理システム工学科卒業。在学中はロボット研究会に所属し、NHK学生ロボコンのチームリーダーとして全国ベスト4・アイデア賞などを受賞。在学中から東京ロボティクスで働き、移動台車やハンドの設計を行う。その後、新卒入社し、引き続き機械設計と製造を担当。

-入社までの経験について教えてください。

ロボットに興味を持ちはじめたきっかけは、幼少期にテレビで見たロボコンでした。とにかくロボコンがやりたく、大学ではロボット研究会というサークルに入り機械設計を担当し、様々なロボコンの大会に出場していました。大学3年の夏のNHK学生ロボコンの大会が終わったあと、先輩の紹介で東京ロボティクスにインターンとして働き始めました。

-インターンシップでの経験を教えてください。

それまで大学でロボコンを真剣にやってきたので、自分はそこそこ出来ると自信を持ってインターンを始めました。しかし、そこにあるロボットやその設計を見て「今までロボコンでやってきた事が遊びだったのではないか」と思うほど衝撃を受けました。ハードウェアは買ってきた物を合わせるだけではなく、モーターやセンサなどバラバラな状態の物が高密度に高精度に加工された金属部材に組み込まれ、回路や制御やソフトもすべて自社で開発しているのです。当時、会社ができて2,3年で人数もかなり少なかったのにも関わらずこんなにレベルの高いものを作っている事に感動しました。               そこからは一度自分の中での常識を捨て、ネジの締め方など0からCTOの松尾さんに教え直していただきました。                                           そして、次第に実際に納品する製品の設計や組み立てなど責任のあるところを任せていただけるようになりました。実際にお客さんに買ってもらう物と考えると手が震えましたが、学生ではなかなか味わうことのできない経験ができて非常に良かったです。

-なぜ東京ロボティクスに入社をしたのでしょうか?

大手ロボットメーカーなどへの就職も一度は考えてみたのですが、大手メーカーではまず製品の設計に携われるようになるまでに非常に時間がかかり、携われるようになったとしても製品の一部分だけかも知れないと考えました。                                      それに対して産業用レベルの本格的なロボットを間近で見られ、それを作っている技術者が真横に居て、ロボットの設計をする機会が多くあるこんな良い環境は日本中探しても中々ないだろうと思い、東京ロボティクスへの入社を決めました。

-実際に入社してみてどうでしたか?

インターンとして多くの時間働いていたため、入社後のギャップはあまり感じませんでした。ただインターンの時と比べ、業者の方やお客様とのやりとりを自分でする事が増え、メールの書き方など初めはどうして良いか分からないことも多くありました。次第に慣れては来たものの、未だに得意ではないです(笑)                                            働き方は比較的自由で、朝早く来る人もいれば、昼過ぎに来て夜遅くまでいる人も居るので自分に合った働き方が出来ると思います。                                  ロボットを作るスピードが非常に早く、気づいたら新しいロボットができていてどんどん進化している事を身近に感じることができます。スピードが早い分、納期に追われることも多く辛いこともありますが、このハイスピードで改良のサイクルを回すことが良い物を作るためには必要だと思います。これだけ高品質なロボットを自社で一貫してハイスピードで作れるロボットベンチャーは他には中々ないと思います。こんな恵まれた環境に入れたことは非常にラッキーだったなと思っています。

-現在の担当業務について教えてください。

主にロボットのメカの設計と組み立てを行っています。                     3DCADを使ってロボットのデザインや詳細の設計をして、図面を描いて業者に加工してもらい、届いたものを自分たちで組み立てます。                                 やはり自分で設計して組み立てたものが動いたときの喜びは何事にも変えられないものです。     初めの頃は人手が足りず、今までにほとんどやったことのなかったロボットの制御やチューニングを任されて苦労することもありましたが、ロボットを動かす側を経験することでロボットの設計にも活かされることがあるので非常にいい経験になりました。

-今後の目標について教えてください。

「最先端ロボティクス技術で東京から日本を元気に」とあるように、高齢化で人手不足となっている日本を、我々のロボットの技術で打開し、再びものづくり大国としての日本を取り戻したいです。     個人的には、CTOの松尾さんのように「この人になら安心して任せられる」と思われるような高品質なロボットが作れる技術者になりたいです。

左:松尾(CTO)、右:佐久間

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