なにをやっているのか
物流ソリューション
研究用人型ロボット「Torobo」(早稲田AIREC仕様)
東京ロボティクスは、先進的なロボットの開発を行うために2015年に創業したロボティクススタートアップです。主力製品として、これまで研究プラットフォームとしてのロボットアームと人型ロボットをゼロから設計し、製造・販売してきました。
会社設立から約9年が経ち、先端的なロボットソリューションに耐えうる基礎技術が社内に蓄積されるとともに、MVP(Minimum Viable Product)を用いたニーズ検証により、一部の業種において顧客ニーズを理解するに至りました。現在は、これら基礎技術と確認されたニーズに基づきソリューションの開発を行うと同時に、2025年以降の急成長期に備え社内体制の整備を進めています。それに加え、第二弾、第三弾のソリューションに繋がるような研究開発も継続的に行っており、波状的にサービスをローンチしていく予定です。
なぜやるのか
東京ロボティクスとは?
当社の目的は、ロボットの適用分野を拡大し、より効率的な社会を実現することです。
現在、協働ロボットが現場で徐々に使われるようになってきましたが、今後は、力制御協働ロボット、移動マニピュレータ、多指ハンド、そして人型ロボットの実用化に向かうことが必然の流れと言えます。それに伴い、アプリケーションも、工場、倉庫、店舗から、オフィス、家庭と、徐々に人間に近付いて行きます。我々はこの流れを加速し、人類を単純労働や危険作業から開放するとともに、人間のパートナーになり得るような人間共存ロボットを創出します。
どうやっているのか
繁忙期のオフィス
ロボット現場調整中
メンバーは、フルタイムが20人、企業の週末エンジニア・学生インターンが25人という構成です。皆、ロボットやAIが好きということで共通しています。
主要メンバーは、機械、電子回路、組み込みソフトウェア、認識・学習を含む上位アプリケーションの担当に分かれ、各自専門性を高めつつ、協力し合っています。それもあり、企画から1年足らずで産業用ロボットアームに準じる性能のロボットアームを完成させ、その後ヤマハ発動機との業務資本提携に至りました。
「良いロボットを作る」という一点に集中し、日々黙々と仕事をしています。口よりも手を動かすことが大事なので、職場は意外と静かです。