1
/
5

18新卒インタビュー⑦:自分事で悩む自分はそろそろ卒業。リジョブの“当事者意識No1” 若山 翔太さん

数あるリジョブカルチャーの中でも、ユニークなのが『新卒入社メンバーが、その次の新卒研修を企画運営する』というもの。この時期になると、18新卒が一丸となって人事マネージャーを巻き込み夜な夜な意見を闘わせています。その中で、強い想いをもって19新卒向けの研修責任者を務めるのが、18新卒&介護Divで活躍中の若山 翔太(わかやま しょうた)さんです。

「今でこそ、自分の意志で選んだリジョブでの仕事が心の底から腑に落ちていますが、以前は全然違いました。というのも、大学入学までは、わりとすいすい“王道”を進んできたんです。勉強も人間付き合いも順調で、高校・大学と何度か留学をさせてもらって。親が大企業勤めの恩恵を受けてきて、自分も自然と大手志向でしたし、大手に就職≒給料が高い≒働いてお金を沢山もらうことが正義! と信じていましたから(笑)。」と語る若山さん。きっと大企業に行っても、社内で愛され、成果をあげるプレイヤーだったろうと思います。

・・・そんな彼がベンチャー志向になったターニングポイントと、「当事者意識をもって組織を創っていきたい」というスタンスや、ひとつ後輩の19新卒研修に向けた想いをヒアリングしてみました。

ー 大学まで順調に王道を進み、当然のように大手志向だったと。どこで変化が起きたんですか?

はじめまして、愛知出身の若山です。冒頭で話したとおり、親の影響もあり元々はバリバリの大手企業志向でした。そして、自分で言うのもなんですが、大学入学まで比較的順調に、そこまで突き詰めずとも充実した楽しい生活を送っていたと思います。正直、学生時代は制約も少なく大きな自由が与えられていたので「多少の違いはあっても、本質的には“どの大学か”にあまり違いは無いな」と感じていました。

けれど、社会人になり組織に入る(起業という選択肢もありますが)と、その組織の目指しているものや雰囲気、共に働く人に大きな影響を受けますよね。それで、ここで初めて「就職先は、自分の意思・自分の選択で選びたい」と思ったんです。これが大学2年終わり頃ですね。

思ったら即行動が僕の性分&バリバリ大手志向だったので(笑)、まずは、社員数万人、数千人といった大手企業の経営陣の講演を聴きに行きました。ビジネスモデルや今後の展望など、素晴らしい要素ももちろんありましたが、それより感じたのは、

『僕(経営陣)と君達(新卒)とは、直接仕事をすることはないからね』

という冷たい・見えない壁でした。

この違和感が強烈で、「給料や福利厚生が良いからといって、それだけで40年、50年と働ける?いや、無理。」「会社にとらわれず、自分自身に価値をつけていきたい。」「じゃあ、自分は何が好きで、何だったら頑張れるんだろう? 」「よし、それを見つけよう」と考えたんです。

ー 大手志向の反動もあり「NPOのめり込み期」に入ったと。それを経て、ベンチャー志向が生まれたんですね?


「好きなことを見つけよう」と思い、もともと関心のあった台湾への留学(1年間)を経て、大手志向と真逆のベクトルに向かい、加速していきます。両親は苦笑していました(笑)。カンボジアでのNPOインターンを経て、知り合った学生たちとラオス支援団体を立ち上げ、ラオスの子どもたちに教科書を届ける活動を開始。この頃から仕事選びの軸に「社会貢献性」が入ってきます。


※ラオス支援団体の活動。子ども達の目がキラキラしていました!

・・・ところで皆さんは、日々の食べ物にも困るカンボジアやラオスの子どもたちには、どんな夢があると思いますか? 僕も、現地でずっと聞きたかったのが「その子どもたちに夢はあるのか? 」ということでした。ある時、意を決して聞いてみると、「お医者さんになりたい」「学校の先生になりたい」「外国に行ってみたい」など、みんながたくさん手を挙げて夢を語ってくれました。

きっと、日本のように環境に恵まれすぎていない分、できるできないではなく「やりたいから」「憧れだから」というシンプルな理由で夢を選んだのだと思います。でも、実際は「学ぶ場所も無く、働ける場所も無い。夢を持ってもその夢を叶える、という選択肢が無い。」のが現状でした。そこで、この「選択肢を増やし、人の価値を創造できる人間になりたい」という想いから、はっきりと自分のベンチャー志向が生まれたんです。

ー リジョブ最終面接で、代表に迷いを見抜かれ、最終決断を持ち帰ってしまったと(笑)。自分に嘘がつけないんですね。

リジョブとの出会いのきっかけは「たまたま」です。社会貢献性とビジネスの両立を公言するリジョブのビジョンに惹かれ、なんとなく説明会参加を予約。初めは、あくまで「候補企業のひとつ」でした。

それが、人事マネージャーKさん(採用ブログに何度も登場しているKさん。きっと面接でお会いすると思います!)との面接で「1時間の面接でこんなに自分を掘り下げてくれるって、どんな人なんだろう?!」と驚き、Kさんへの興味からリジョブへの興味が大きく膨らみました。


M&A後、3年連続130%増益を成し遂げたリジョブの"全社で挑んだ基盤づくり" | CAPPY
株式会社リジョブは2014年9月、M&Aにより株式会社じげんの連結子会社となり、新たなスタートを踏み出しました。同社のPMIにおける組織づくりはどのように行われたのか。新ビジョン策定や風土づくりについて、取り組む中での葛藤やこれからの展望を紐解きます。
https://cd.zeroin.co.jp/cappy/rejob/


・・・そして、代表との最終面接。

言葉では「はい、迷わずリジョブに就職します」と伝えたものの、働くならリジョブがいいな、と思う反面、立ち上げたラオス支援団体をNPO化し活動を広める選択肢もあるな、と腹の底を決め切れない自分を見抜かれ、「もう一度じっくり自分の内面と向き合って、やっぱりリジョブで働きたい、と心が決まったら連絡をくれるかな? 」と最終決断を持ち帰ります。

その間、NPO化を検討したり、他社の説明を聞きにいったりしたものの、数十年後の未来の自分を想像するとどうもわくわくせず、やっぱりリジョブだなと再度リジョブに連絡。1週間インターンを経験する事になりました。

ー 元インターン生だった若山くんが、インターン生を持って気付けたことは?

リジョブのインターンは期間1週間。現場でバリバリ活躍中の先輩がメンターについてくれます。僕のメンターは、新卒入社で新規事業を立ち上げて、現在大阪支社長として活躍中のNさんでした。

インターン期間中、僕が何に悩み・困っているのか、どうしたら目標を達成できるのか。Nさんをはじめ、皆さんが毎晩本気でとことん付き合ってくれました。その時感じたのは「インターン生が入社するかどうかより、その人の人生になにか影響を与えられたら」と思ってくれていること。(これが本当に分かったのは、1年後に自分がインターン生を持って「不採用だったけれど、本当にやって良かったです」と言ってもらえた時でした。)そしてこれだけまっすぐ人と向き合ってくれるリジョブで自分も働こう。と、迷いが無くなったんです。

ー 介護Divに配属。相手の事を、自分の事以上に考えられるプレイヤー&マネージャーになりたい。

新卒研修後は、介護Divに配属。『介護シェアリング』という新しい働き方の提案をチームで行っています。短時間業務特化で、意欲ある多様な人材に介護の仕事に関わってもらい業界の人材不足解消につなげたい、というリジョブの介護シェアリングは最近注目され、いくつかのメディアでも取り上げられています。

介護業界の常識くつがえすベンチャー。「仕事の細切れ化」で人手不足解消
人手不足が深刻化する介護業界。「仕事がきつそう」というイメージも人を集めにくい理由になっている。そこで業界の常識を覆す「仕事の細切れ化」によって、人手不足の解消を目指すベンチャー企業が現れた。清掃週2回で各3時間「これならできるかも」 東
https://www.businessinsider.jp/post-180420


介護業界を救う。「介護シェアリング」が解決する人材不足問題 | ダイヤモンド・オンライン
美容業界に特化した求人メディア事業でトップシェアを誇る株式会社リジョブ。2015年、新たに介護業界の求人メディア事業「リジョブ介護」をスタート。介護業界の働き方そのものを大きく変える「介護シェアリング」の発想で、介護現場で働くスタッフの負担を軽減し、新たな雇用を生み出す取り組みが注目されています。
https://diamond.jp/ud/prtable/5c17033f7765618a52000000

配属初日に上司のHさんに「当事者意識をもって組織をつくりたいから、1年以内にマネージャーになりたいです」と話したところ、真剣に耳を傾け、マネージャーになるためにこれからの僕に必要なことを話してくれました。

僕の中の理想のマネージャーは、インターンのメンターをしてくれた、自身もスーパープレイヤーであるNさんです。自分のチームメンバーが成果をあげた時に、本心からめちゃめちゃ喜んで褒めていた姿を見て
「どうしてそんなに他メンバーの成果を喜べるんですか? 」と聞いたら「その人の1件だけど、それは自分の1件だから」と、答えてくれて、自然とチーム意識が根付いているんだな、と思ったんです。

そして仕事で行き詰まりを感じたとき、大切にしているのは「現場の声を聞く」ことです。実際に肌で感じる。大事なことこそこれが大事ですね。介護Divなら介護現場でボランティアなどを通し、目の前の自分の仕事が現場にどうつながっているか? を体感することを大事にしています。


※介護Divの先輩方と、施設ボランティアに行きました!

正直、かなり多忙な日々ですが、シェアリングや営業数字を任されていく中で、目標を達成する意味や業界No1となる意味が見えてきて、責任感が芽生えてきました。強い気持ちを持って、これから『介護シェアリング』を広めることで介護業界の働き方改革に携わりたいですね。

ー 自分事で悩む自分はそろそろ卒業。どんな人にも「選択肢」が拓かれる未来を、つくる。

リジョブでは自分の業務に加え、組織づくりに主体的に関わるメンバーを「幹部候補」と読んでいます。実は自分にも、幹部候補を続けていけるのか? この先どんなキャリアを描こうか? と、悩んだ時期がありました。


新卒入社で「経営幹部候補」に。その採用基準と気になる研修内容をこそっと教えます。 | REJOB Blog
※2022年12月更新みなさんこんにちは。このたび新卒採用担当者となりました、見た目はオールド中身はフレッシュな上妻と申します。今年創業13周年のリジョブ。組織が素晴らしいくらいに成長している理...
https://www.wantedly.com/companies/rejob/post_articles/107065


これに対し、あるマネージャーは、

「私には迷うという選択肢が無いよ。自分で決めたから、やる! 」

という本気のメッセージを、またあるマネージャーは、

「自分事でずっと悩み続けているリーダーに、ついていきたいと思う? 」

という本気の問い掛けをくれました。決めたら、やる。誰かのために、やる。これを聞いて、自分にも覚悟が育ってきました。

・・・リジョブの新卒には幹部候補と総合職それぞれが存在しますが、「当事者意識を持って、会社をつくっていく」という所に分け隔てはないと思います。どちらも大切な役割で、イメージとしては「組織づくりの畑を耕し、せっせと種を蒔く幹部候補」「出てきた芽を大切に育てていく総合職」でしょうか。18卒も19卒も両メンバーが存在し、新卒研修も一緒につくっていっています。


※18卒同期と。大事な仲間たちです!

3月に本社移転し、これからリジョブはますます大きく成長していきますが、働き方や役割に限定されず、意欲ある人に「選択肢」が用意される会社をつくっていきたい、お互いを尊重しあえるチーム創りをしたい、と思っています。

・・・そして、僕達が研修企画をする19卒の後輩たちが、来年は20卒の後輩向けの研修を企画することになります。僕の思うリジョブで働く魅力は、ITベンチャーとしての実行力があり・急成長をしつつも、大切な事は泥臭く直接コミュニケーションをとって伝えていくところ。「誰かのために」気持ちよく動ける人が多いところです。

新卒研修ってどんなことをするの? 実際はどんな仕事をしているの? など、リジョブの業務やメンバーにちょっとでも興味をお持ちいただいたら、ぜひ話を聞きにいらしてください!

このストーリーが気になったら、遊びに来てみませんか?
日本の未来に心の豊かさを繋ぐ。少子高齢化・二極化・関係希薄化の社会に挑む!
株式会社リジョブでは一緒に働く仲間を募集しています
9 いいね!
9 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

小暮 啓太さんにいいねを伝えよう
小暮 啓太さんや会社があなたに興味を持つかも