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令和式コミュニケーションの秘訣とは??

こんにちは!
皆さんは働く上での「ほうれんそう」をご存知ですか?
「ほう=報告」「れん=連絡」「そう=相談」という意味で、組織のコミュニケーションを円滑にするために重要とされています。
ところが、最近はこの「ほうれんそう」に変化が出てきているようです!

今の時代に必要なのは「かくれんぼう」と「おひたし」とのこと…一体どういう意味なのでしょうか?

・「かくれんぼう」は「確認、連絡、報告」の意味

・「おひたし」は「怒らない、否定しない、助ける、指示する」の意味

言われてみると、なるほど!と思う方もいるのではないでしょうか。

時代の流れに合わせて若い人たちの感覚も変化していきます。
令和の若者には「自分で調べるよりも、先に上司に確認する」という特徴があると言われています。
その背景には「ミスしたくない、怒られたくない」という意識が働いているとのこと。
たしかに、時間をかけて調べるよりも分かっている人に確認した方が、早く正確な答えが得られそうですよね。

ここで大切なことは、若者のこの感覚を否定せず、それに合わせたコミュニケーションの取り方を意識することだと思います。
上司が日頃から「おひたし(怒らない、否定しない、助ける、指示する)」を意識していれば、部下が困ったときにすぐ「かくれんぼう(確認、連絡、報告)」しやすい環境を作ることができます。
コミュニケーションも円滑にとれますし、上司と部下の間に信頼関係が構築されやすくなるはずです。

言葉を交わすより先に、気持ちに寄り添うこと

コミュニケーションというと「相手と会話すること」が重要だと思われがちですが、最も重要なのは「相手の気持ちを考えること」です。
「どんな言葉をかけるべきか」ではなく「相手はどんな気持ちなのか」を考えるだけで、話しやすい雰囲気づくりに繋がります。

例えばこんなパターンを考えてみてください。

部下 『このexcelの表はどうやって作ればいいんでしょうか?』
上司A『これは検索すればやり方分かるからやってみて』
上司B『これ確かに難しいよね。ネットで検索するとこんなページが出てくるから、これを見ながらチャレンジしてみて』

皆さんが部下だったら、A,Bどちらの上司の方が心を開けそうですか?
Aの上司もBの上司も「自分で調べてみて」と伝えていますが、部下が受け取る印象は大きく違うはずです。
上司Aの場合、部下は「あんまり質問しちゃいけないのかも…」と感じて、今後コミュニケーションを控えるようになるかもしれません。
「人に聞くより自分で調べてやって」という上司の気持ちを察するからです。
上司Bの場合は、部下のネガティブな感情よりも、「よし自分でやってみよう!」というポジティブな感情を引き出しやすいでしょう。
伝える内容は同じでも、相手の不安や緊張などに寄り添ってから言葉をかけることで、より強い信頼関係を築けたり、相手のモチベーションを高めたりすることができるのです!

令和のコミュニケーションの秘訣、いかがでしたか?
上司の「おひたし」で、部下が「かくれんぼう」しやすい環境を作る。
一人ひとりが少し意識するだけで、上司と部下の関係性や社内の雰囲気が大きく変わってくるはず!
ぜひお試しください!


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