手付かずの登録フォームを改修し始めた話

このブログの背景

2017年のREADY TO FASHIONサービスのリリース以来、なかなか手付かずだったユーザーの登録フォームを改修（今回は簡単なデザインの変更を）したので、記録として残しておきます。

改修の目的

手付かずだった。というのは理由のひとつですが、一番は登録率の伸び悩みがありました。

READY TO FASHIONは人材サービスなので、求職者の活動に波がありますが、平均すると約40%前後というのが直近の登録率です。

その登録率をいかに上げられるかというのが目的で、まずは簡易なデザイン変更を行いました。

今回やったこと

実際の画面です。（Beforeの画像がなく...似ているフォームから持ってきてます）

やったことは以下。

• input類の調整
• • SP、PCともに押下領域を確保するために、inputの高さを44px前後になるよう調整
  • select型にはトグルを表示
  • input型にはplaceholderを表示
  • 内包される選択肢や予測される入力内容によっての各々幅を調整（minも設定）
  • hoverとfocusを使いユーザーに状態を提示
• textBoxの調整
• • 利用規約等に調整してもらうlabelのカラー等含めて調整
  • labelの押下領域を広げた（これも高さは44px以上を確保して幅はinputと揃えた）
• 必須テキストの調整
• • カラー指定を類似箇所と揃えて調整
  • タグ型だったものをテキスト型に変更

結果

結論からいうと、24/09/24にリリースして以降、47%程度の登録率を記録しています。
月に1000人のアクセスがあるとすれば、70人ほどのインパクトです。
簡単にできる表側のデザイン調整だけでも十分なインパクトを残せたと思います。

もちろん登録フォームを改修しただけではなく、集客がうまく行ってる / 登録ユーザーの流入経路に偏りありなど、そのほかの要因もたぶんに含まれているので、手放しに喜べませんが今後も改修は続けていきます。

登録フォーム周りで今後やりたいこと

登録率を上げることを目的に、まずは簡易的なデザインの改修を行いました。

登録フォームに関して、今後やりたいことは以下。（本当はもっとある）

• 今回のタスクに紐づいた改修
• • 生年月日に、年 / 月 / 日 の補足テキストを差し込む
  • placeholderの拡充
  • 任意項目の表示 / 非表示
• 上記以外
• • フォームを分割
  • 入力してもらう項目の順番を変更
  • エラーや成功のstateを表示
  • etc...

今回の改修は一人で行いましたが、今後は開発チームとも連携をとり、開発に協力してもらう予定です。

登録率は1%変われば大きくサービスに影響がある領域なので、怖さ半分、今後の伸びに期待半分。
これからもがんばります。

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