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これを読めばPREVENTがわかるシリーズ第3弾(全6回)「Myscopeについて」

こんにちは、PREVENT採用担当です。今回はPREVENTがわかるシリーズの第3弾です!

前回は、生活習慣病と医療保険制度について説明しました。ご興味のある方は、前回の記事もぜひご覧ください!


これを読めばPREVENTがわかるシリーズ第2弾(全6回)「生活習慣病と医療保険制度」 | PREVENT
こんにちは、管理栄養士の守本です。お待たせしました、PREVENTがわかるシリーズの第2弾です! 前回の第1弾ではPREVENTがどんな事業をやっているのか、 「事業全体の仕組み」をご紹介しました。今回は、 「生活習慣病と医療保険制度」 について主に話していきたいと思います。 真面目な記事を書くのがすこぶる苦手な守本ですが、今回も張り切って紹介していきます! ...
https://www.wantedly.com/companies/prevent/post_articles/376193


前回の記事でもお話しした通り今回は、医療費増加リスクが高く、生活習慣の改善を支援するべき人を絞り込むための「Myscope」というものについて話していきたいと思います!

PREVENT事業全体の流れ

PREVENTのサービスは大きく分けると

  • Myscope(医療データ解析)
  • Mystar(重症化予防支援プログラム)

の2つに分けられます。事業全体の仕組みについては第一弾で説明しておりますのでぜひお読みください!

これを読めばPREVENTがわかるシリーズ第1弾(全6回) | PREVENT
管理栄養士の西脇です!いつもWantedly記事を一緒に更新している守本と楽しく記事を書いていますが、今回は少し真面目に...笑。私たちの会社が提供しているサービスについてご紹介したいと思います! 題して、「これを読めばPREVENTがわかるシリーズ全6回」を公開します!まず、記念すべき第1弾は、 「事業全体の仕組み」 をご紹介していきたいと思います。 ...
https://www.wantedly.com/companies/prevent/post_articles/357581


簡単にMyscopeとMystarの関係性を表したのが下記図になります。


つまり!「Myscopeで対象者を抽出し、対象の方に対してアプリを使用した重症化予防支援プログラムMystarを提供する」流れがPREVENTの事業の全体像となります。

Myscopeってなに? 


PREVENTの生活習慣病重症化予測モデルを用いることで、レセプトデータ(※1)ならびに特定健診結果より、一人ひとりの5年以内の生活習慣病の重症化イベント発生率(※2)を算出することができます。


※1:レセプト:診療報酬明細書とも言い、ひとことで言うなら「保険内医療のレシートのようなもの」。どの医療機関でどのような治療を受けて、どんなお薬が処方され、どれくらい医療費がかかっているのか?についての記録です。

※2:重症化イベント:脳血管疾患または虚血性心疾患の発症・高血圧、脂質異常症、糖尿病の新規治療開始、もしくは薬剤数の増加

Myscopeでできることとして下記2つがあげられます。



①重症化リスクの高い対象者を抽出

→レセプトデータならびに健診結果をもとに、健康保険組合の加入者一人ひとりの生活習慣病重症化リスクを算出し、8段階に層別化します。重症化リスクが特に高い上位3ランクに対し、Mystarを用いた重症化予防支援を行っています。

②介入効果の評価

→Myscopeで解析することによって、Mystarによる重症化リスクの低減効果や、想定医療費の適正化効果を数値化することができます。

ぜひ詳細を知りたい!見たい方はこちらからサンプルレポートをダウンロードしてみてください!

https://prevent.co.jp/document/#group02



Myscopeの強み

①複数の要因をもとに高リスク者を判定

単一の疾患や検査数値でのリスク判定はリスクの過大評価や過小評価となる場合があります。Myscopeでは既往歴、薬剤などのレセプトデータに加え、血圧や血糖値などの健診データなど複数の要因を元にリスクを判定するため、より正確にリスクを評価できます。

②費用対効果が高く、医療費適正化に繋がる対象者を抽出

Myscopeは、全加入者を重症化リスクの高い順で並べることが可能です。保健事業において高い費用対効果をあげるためには対象者の選定が最も重要なプロセスとなります。リストアップされた疾病発症リスクならびに医療費増大リスク上位の方を事業対象者とすることによって、費用対効果が高く、医療費適正化に直結する事業実施が可能となります。

③保健事業を定量的に評価

通常保健事業においては、事業評価は前年度の健診結果からの改善度や生活習慣の変化、意識の変化などが成果指標として挙げられます。ただしこれでは、本当に投資対効果のあった事業であったのか?の事業評価ができません。Myscopeは、将来医療費の適正化効果やQOLに直結する脳血管疾患や虚血性心疾患の発症率の変化まで評価することにより、参加者個人の健康や健康保険組合の財政へのインパクトに対する評価まで可能となります。

Myscopeで達成したいこと

重症化リスクが高い人の抽出と介入効果の見える化

生活習慣の改善が必要な人を抽出し、重症化予防支援を行うことができます。

介入前と介入後でどれくらいリスクが下がったかを解析できるので、PREVENTの6か月間のサポートでどれくらい効果が出たのかを知ることができます

健康保険組合の健康課題の把握

健康保険組合の健康や医療費の課題を把握し、解決に向けた施策の提案を行います。

レセプトデータや健診結果の情報等のデータ分析に基づき、効率的・効果的な保健事業の実施を支援します。


前回の記事でも詳しくお話ししておりますが、医療費を削減するためには医療費をたくさん使っている人への介入が必要です。それを絞り込むのが「Myscope」ということなのです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回の記事は健康保険組合などに向けた説明のようになってしまいましたが、Myscopeについて伝わりましたら嬉しいです。

次回の第4弾は、「Mystarってなに?-PREVENTのサービスの全体像を知る-」をお送りする予定です!おたのしみに!

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