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「知財共有」で情報共有が活発な組織に/Photoruction Values体現者インタビュー

フォトラクションでは先日、半期に一度の締め会を開催しました。

締め会の中のコンテンツの一環として、フォトラクションValuesを最も体現しているメンバーを表彰しました。

フォトラクションのValuesは、その価値観に基づいた行動を重ねることで事業が成長していくように設計された5つの価値観から形成されています。その大切にしている価値観を体現しているエピソードを推薦形式で全社から集め、そのうち合計11名をノミネートし、その中から受賞者を表彰しました。

Valuesに関しては以下をご覧ください。

組織を作る5つの価値観。Photoruction Valuesを公開 | Photoruction Way
先日、フォトラクションはValuesを公開しました。 近年、スタートアップではValuesを策定することがスタンダードになってきていますが、原則や定石はありつつも、各社Valuesに求めるものは様々なように感じます。 フォトラクションでは、Valuesが定義する行動を一貫して続けることで事業が成長し、ミッションとリンクした文化が醸成されることを目的としています。 ...
https://www.wantedly.com/companies/photoruction/post_articles/339794


前回に引き続き、ノミネート者のエピソードと共に社員のインタビューを記事として公開します。第二四回は「知財共有」というValueの体現者エピソードです。

知財共有とは

知財共有とは、誰でも必要な情報にアクセスできるようにすることで、メンバーが主体的に判断して前に進んでいくことをよしとするValueです。

経営陣だけ、営業だけ、エンジニアだけ、特定のメンバーだけが知っている情報があり、情報の非対称性が存在している中では正しい判断を行うことはできません。情報にアクセスできるように知見を公開・シェアしたり、整理したりすることで、メンバー間の知識差、情報格差を取り除いていきます。

「主催するLT会は今や情報交換の重要な場として、なくてはならない存在に」テクノロジーサービス部モバイルグループ 久木田 陽

推薦者の声

・LT会を主催し勉強会の文化を促進してくれているおかげで、メンバー間の領域における知識格差は確実に埋まっていると思う

・LT会経由で専門以外の知識を得る機会が増えた

・LT会の開催や職種を超えた積極的な情報の共有など、フォトラクションを盛り上げていこうという思いを感じる

など

久木田さんは自主的にLT会を主催し、社内の勉強会文化を牽引してきています。どういう思いで始めたのですか?

始まりは単純にエンジニアの情報交換をしたいと思い立って、とりあえずやってみようということでチームに提案したのが最初です。当時は社内で自由に発表できる場がなくて、自分の知らない技術やこだわりを共有する場があったら面白いかなと思ったんです。

いまではエンジニアだけではなく、いろんな職種の人が発表者として参加していますよね

正直な所、エンジニア以外の人もやろうよという風になった理由の半分は人が集まらなかったという事情です。笑

もう半分は、元々エンジニア向けに開催していたLT会ですが、エンジニア以外の人も見に来てくれることが多くなっていて、そういう人にも分かる発表を用意したいというのが理由です。

結果的に、建設業界の知見がシェアされる場になっていたり、知財共有のよい場になっていますよね。

そうですね、結果論ですが良かったと思います。Photoructionは建設ドメインのプロダクトですが、エンジニアは建設領域に知見がない人が多いので、建設業界出身の人が前職までの経験をシェアしてくれることで、Photoructionがどういう使われ方をするのか理解できて、親近感が湧いたりしますし。

エンジニアであっても、プロダクトを作る上である程度建設ドメインの知識は必要ですし、そういう意味では意思決定や判断に必要な情報にアクセスできたり、必要な知見をシェアするという「知財共有」のいい機会になっていますよね。

いまでこそコンスタントに20人くらいはオーディエンスが集まってくれますし、発表者として手を挙げてくれる人も増えましたが、一時期は人が集まらなくて心が折れそうになったこともあったので、続けてよかったなと思います。

ありがとうございます...!! それでは最後に一言お願いします!

LT会もですが、例えば輪読会見たいな情報共有を目的とした社内勉強会を主催する側の人がもっと増えると良いなと思います。

「君の仕事はこれね」って言われて決まっている役割以外にも、組織を横断して主体的に活動する人が増えてくるとフォトラクションがもっと活気づいていい会社になると思うので、そういう雰囲気を作っていきたいですね。

「ノウハウをシェアし、リーダーがいなくても回るチームを作りたい」カスタマーサクセス部サポートグループ 山本彩加

推薦者の声

・属人化していたオンボーディング手法のナレッジ共有を定期的に設けていただき、チームとしてより効果的なオンボーディングを目指すことができている。

・サポートのナレッジを積極的にNotionにまとめてくれているため、確認の手戻りが少なくなり顧客対応の対応スピードの向上やメンバーのスキル向上に寄与してくれていると感じます。

・サポートチーム内でナレッジの蓄積を行う意図をきちんと理解し、積極的にフォトラクションの仕様をNotionにまとめてくれたり、説明会の勉強会を実施するなどサポートチームのスキルアップに大きく貢献している。など

山本さんはサポートチームのナレッジをシェアする活動が多くのメンバーから支持されていました。どんな気持ちで活動を始めたのですか?

最初のきっかけはサポートチームの再編成で、それまでCSMとサポートに分かれていたのが、サポートだけになったことです。それまで別の仕事をしていたメンバーが入ってきたことで、メンバー間に情報格差がありましたし、今後新しいメンバーが入ってくることを考えると、なんとかしないといけないという思いがありました。

でも、フォトラクションはベンチャーですし日々の業務が忙しいため、なかなか満足に教える時間を確保することも難しいと思うんです。なので少しでもフォローアップになれば良いなという気持ちでPhotoructionについての知見をまとめるようにしたのが始まりです。

忙しい業務の中でかかりきりになれない中でも、テキスト化したり勉強会を実施することで、情報格差が緩和されるようにしたんですね。

サポートチームはリーダーの勝木さんが何でも教えてくれるので、困ったら聞けば良いやっていう雰囲気が多少なりともあると思っていて。

それ自体はいいことなのですが、例えば勝木さんが体調を崩して長期で抜けなくてはいけない場合も想定されるので、リーダーがいなくても回る状況にしたいという思いもありました。勝木さんがいなくても、この記事を読めば最低限サポートとして対応できるみたいな。

まさに「特定の誰かだけが知っている情報をなくすことによって、メンバーが主体的に動けるようにする」という知財共有の価値観を体現した行動ですね!

サポートチームは今4人しかいないので、勝木さんに限らず誰か一人でもいなくなったら大変なんです。勝木さんを疲弊させないように支えたいというのもありますし、それぞれがそれぞれを補えるチームにしていけると良いなと思っています。

誰でも対応できるようになるということ以外の効果などもありましたか?

例えば勉強会はPhotoructionの「検査」という機能を取り上げて実施したんですが、この機能は使い方が色々あって、これは現場での経験を沢山積んでいくことで初めて理解が深まる機能だと考えていました。

その経験を勉強会でお互いにシェアすることで、サポートの各メンバーが色々な検査機能の使い方を理解してお客さんに届けることができるようになる。そうすることでサポートの質の向上にもつながったと思います。

また、操作説明会って人それぞれのやり方があるんです。でも勉強会という形をとることで喋り方の癖のような、サポート目線でのいい部分、悪い部分をメンバーに見てもらえてディスカッションすることができたので、私も含めて学ぶことが多かったです。結果的に説明会スキルの底上げにもつながった部分は大きいんじゃないかと。

素晴らしいです!それでは最後に一言おねがいします!

元々は知財共有というバリューを意識して取り組んだというよりは、チームのため、チームの成長のためにと考えてやってきた結果、それが会社の成長に繋がるという実感を少しずつ持ててきています。今はバリューという指針もできましたし、継続的に勉強会などの機会は設けていきたいと思います!

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こちらの記事もあわせてご覧ください。


5分で分かる!建設DXベンチャーって実際どうなの? | Photoruction Way
こんにちは、フォトラクション採用責任者の野田です。 フォトラクションは現在エンジニア、ビジネスサイド共に積極採用中です! 本当はできるだけ多くの方にお会いして、少しでも会社のことを知ってもらいたい。しかし優秀な方ほど忙しく、且つ本格的に転職活動をしている方でもなければ、カジュアル面談の時間をとってまで、初めて名前を聞く会社のことを深く知ろうとは思わないと思います。 ...
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