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ペライチCTOが語る「育児休暇取得のリアル」—双子の誕生と新たな挑戦

ペライチでは、すべての社員が仕事と家庭のバランスを取りながら働ける環境づくりに取り組んでいます。

その中でも今回は育児と仕事の両立にフォーカス。
CFO、CEOに続いて役員クラスで3人目の育児休暇取得となるCTO瀬川さんにインタビューを行いました。

役員クラスでも積極的に育児休暇を取得する姿勢を示すことで、会社全体にどのような影響を与えたのか、そして実際の育児生活の様子についてお話を伺います!

瀬川 伸一(せがわ・しんいち)

高専卒業後、新卒でSES企業に入社。通信キャリアのプロジェクトに6年携わる中でインフラ、ネットワークに関する知見を深める。その後、Web系のスタートアップ複数社での開発経験を通じて、バックエンドからフロントエンド、更にはカスタマーサポートに至るまで、フルスタックのスキルを身につけ、現在もエンジニアをしながら複数社の役員や技術顧問を兼任する。ペライチとは立ち上げ当初の2014年に創業者とコワーキングスペースで出会ったことをきっかけに関わりを持ち、1年後に業務委託の技術顧問としてジョイン。それから8年の歳月を経て、2022年10月に社員として正式に入社すると同時に、執行役員に就任。現在は開発部全体の技術力の底上げや生産性の向上に向けた取り組みを先導している。


ー 育休を取得された背景について教えてください

双子が生まれるとわかったことが育休取得に踏み切ったきっかけです。

上の子が産まれた時は育休を取っていなかったのですが、双子の育児は一人ではどうしても対応しきれない部分が多いと感じました。例えば、双子を一緒に抱っこしたり、授乳のタイミングを揃えることなど、一人の育児以上に手がかかることが多く、家庭でのサポートが必要だと判断しました。

また、上の子の小学校の夏休みとも重なったので、昼食の準備や夏休みの宿題対応などもあり、育休の取得が欠かせないと感じました。


ー どれくらいの期間お休みを取られていたのですか?

育休期間は7月から9月末までの約3ヶ月間です。
双子が予定よりも半月以上早く生まれたので、急遽当初の予定を前倒しして休みに入りました。

最初の1ヶ月半は有給休暇とペライチ独自の休暇「オールマイデー休暇(※1)」、さらに会社の育児支援制度「赤ちゃんすくすく休暇(※2)」を使って休み、残りの1ヶ月半は正式な育児休業として休暇を取得しました。
様々な休暇制度があり、柔軟な対応ができたのはとてもありがたかったです。

※1オールマイデー休暇:年次有給休暇とは別に使える5日間の特別休暇
※2赤ちゃんすくすく休暇:お子さんが生まれた日から1歳となる日の前日までに使える15日間の休暇制度(有給)


ー 初めての育休で不安に感じたことはありましたか?

初めての育休では、特に資金面に不安がありました。

双子の出産はハイリスクのため、通常よりも早めに妻が産休に入ったり、他県の大学病院で出産が必要となることから助成金の受け取りタイミングが後ろ倒しになったりと、家計管理に気を配る必要がありました。
また、双子が早産でNICUに入院し、医療費が大きく膨らんだことで、さらに家計に負担がかかっていました。

準備面でも、車を買い替えたり、チャイルドシートを二つ揃えるなど、新しい生活に向けての準備が多くて大変でした。


ー 育休中はどのような生活を送っていましたか?

育児はまさに24時間体制で、時間の使い方に工夫が求められました。

一番大変だったのは新生児の頃です。特に生後2ヶ月間は、1時間ごとにおむつ替えや授乳が必要で、上の子の宿題も見なければならず、休む暇がない状態でした。

双子の場合、ミルクのタイミングを揃えることが重要で、リズムがずれると授乳の回数が増え、準備と後片付けの手間がかかってしまいます。それに、親の睡眠時間も削られてしまうのでとても大変です。
なので私たちの場合は、一人がミルクを欲しがったら、もう一人にも同じタイミングで与えるようにしていました。

また、双子のお世話は通常の2倍の労力がかかるので、家事はなるべく家族全員で分担し、無理をしないように努めました。
上の子も双子のお世話を少しずつ手伝ってくれるようになり、お人形遊びを通じてお世話の真似事をしてくれたりもしました。

そういった姿を見ると、家族みんなで新しい生活に適応しているんだなと感じました。
家族全員で協力しながら乗り越えることができたのは大きな収穫です。


ー 育休取得にあたって仕事の引き継ぎや業務調整で意識したことはありますか?

CTOという立場上、意思決定や評価に関わる仕事が多いため、引き継ぎには特に気を使いました。ただ、普段からチームと方向性を共有していたこともあり、特別な引き継ぎ作業は必要ありませんでした。『困ったらいつでも連絡してね』と伝え、業務が円滑に進むように配慮していました。

育休中はミーティングなどには参加せず、専用の質疑応答スペースを作り、質問があれば後日確認して回答するという形を取っていました。そうすることで、育児に集中する時間を確保しながら、チームにも安心してもらえるよう心がけました。


ー 育休を取得して良かったことは何ですか?

育休を取ったおかげで、子どもたちの成長を間近で見守ることができました。新生児の時期は本当に日々成長していくので、その一瞬一瞬を見逃さずに過ごせたのは本当に良かったです。また、リモートワーク中心の環境だったので、育休から復帰する際もスムーズに移行できました。周りのサポートにも本当に感謝しています。妻も、私が家にいることで精神的にも余裕ができたと話してくれました。


ー 最後に、育休取得を考えている方へのアドバイスをお願いします!

家庭環境やサポート体制によっても異なりますが、育休は可能であれば2ヶ月以上取ることをおすすめします。特に保育園に入るまでは、子どもたちの成長をしっかりと見守りながら、家族とともに過ごす時間を大切にしてほしいですね。

また、育休を取る際には早めに職場に相談し、サポートを得ることが重要です。会社や同僚の理解を得ることで、自分も安心して育児に集中できる環境が整います。

ぜひご家族と相談しながら、育休取得をご検討ください。


ー瀬川さんありがとうございました!

インタビューを通じて、ペライチの柔軟な育児支援制度が、役員クラスであっても積極的に活用できることが分かりました。

ペライチでは今後も、社員一人ひとりが仕事とプライベートのバランスを取りながら働ける環境を提供していきます!

そしてペライチでは、こんな私達と一緒に働く仲間を募集中です。
少しでもご興味お持ちいただいた方、ぜひお気軽にご連絡ください!

お待ちしております♪


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