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【シリーズ 自己実現の群像 5】ハピタス事業 マーケター 松田ひな

時に、人生における大きな出来事が同時にやってくることがある。故郷の韓国を離れ日本へ。結婚し独身から夫婦に。勤めている会社が倒産。異国での職探し。

松田は岐路に立っていた。何を選択するか。どこを選択するか。その選択によって松田の人生は間違いなく大きく変わる。オズビジョンに出会う直前のことだ。ポイントサイトに興味を持っていたこともあり面接に行ってみた。そこで突き付けられた異様な質問。「あなたは、なぜ、働くのですか?」。なぜ私は働くのか。岐路に立つ松田にとって、それは天からの問いかけに聞こえたかもしれない。以来7年。松田はオズビジョンを自己実現の舞台とし日々を過ごしてきた。

アーティストのスピリットと同じように

もちろん専業主婦になる道も考えました。完全に家庭に入り仕事をしない自分を想像してみました。私は社会との接点を断ちたくない。私は仕事がしたいと強く思ったんです。

もともとは韓国でデザインスクールの講師をしていました。そのスクールを退職し、貿易会社でWebデザインの仕事をしていたのですが、日本側の取引先として来韓して来、出会ったのが現在の主人(日本人)です。やがて結婚を決意し来日しました。

日本で就職し働いていた矢先。会社が倒産してしまった。結婚、来日、失業が矢継ぎ早に起こったんです。そんな中で再び仕事を探し始めました。

その時突き付けられたのが「あなたは、なぜ、働くのですか?」。なんていう問いだろうと。まさにその時の私にとって、もっとも誠実に回答しなければならない質問でした。その時に何と答えたか。今でもはっきりと記憶しています。「幸せになるため」。私は幸せになりたかった。私の中でモヤモヤしているものにけじめをつけることになったのは確かです。

今でもオズビジョンでは「あなたは、なぜ、働くのですか?」という問いが、既存社員に対しても、応募なさる方に対しても、そこかしこで投げかけられるように感じます。自信があるかどうかも含めて、その問いに対する答えを常に携帯しつつ日々仕事をするのは、特にサラリーマンには荷が重いことなのかもしれません。が、代表の鈴木をはじめ、当社ではその回答こそが何より重要と考えています。アーティストが「あなたは、なぜ、描くのですか?」という問いにたいして、それぞれ迷いながら回答し、回答を携えながら活動し、やがて自己実現していくように。社員1人1人のかけがえのない回答をリスペクトしていきたいと思っている会社なのだと思います。

自分ができることで人の幸せに貢献できる幸運

Webデザイナーを経て、現在はマーケターをしています。先日「人間中心デザイン」というメソッドを学習してきたのですが学ぶところは大きかったですね。デザイン指向だけを推し進めてもそれだけではビジネスとして成り立たない。時間、空間などの違いにあわせ全く違うアプローチを選択し、成果を数字により検証、目標との乖離ぐあいとその要因を白日の下にさらしていくさま。私の弱い部分でもあり、必要としているものでもありました。この学びをぜひ活かしていきたい。私の引き出しがまた少し強力になりました。オズビジョンはこのような個人の能力の拡大、その発揮を大歓迎こそすれ、決して妨げません。自分の力を最大限に発揮することを期待する。だからこそ何かを新たに身に付ける意味も高まるのだと思います。

自分が今ここでできることを自ら決める。全力でやる。全力でやることで人の幸せにまで貢献してしまう。あたりまえのようですが、理想論としては語られても、現実の社会では滅多にないことだと思います。これはすごい力を生む力学です。

そうですね。最終的にはさらに枠を広げて、自分の力で何かを生み出すことができたら嬉しいですね。そう、たとえば新規事業。最近、ものの見方が変わってきたかもしれません。「これは事業として成り立つかな」と。「収益性は見込めるかな」と。何を見ていても。

オズビジョンは「仕事を通じて自己実現したい方」を募集しています。ご応募をお待ちしております。

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