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2017年、タイムカプセル開封の義! “3年”という不思議な節目

広報担当のブログ、投稿させていただきます。

設立11年目に3年前に作ったタイムカプセルを開けてみた

5月26日は当社の設立記念日です。おかげさまで11年、なんとかやって参りました。

さて、さかのぼること3年前。うちのデザイナーの1人が、このタイミングを見越してタイムカプセルを作ってくれていたのです。そこで今回このタイミングで開封してみることにしました。中身は、3年前に社員それぞれが「3年後の自分や会社を想像して自由に」カードにメッセージを書き、それを収めたものです。そのカードを今回開封し元の書き主にお戻ししました。

小学校卒業記念のタイムカプセルとかを開けたことがある方、経験ずみかもしれませんが。ワクワクしますよ、そりゃ。が同時に、なんていったらよいのか。何かムズムズするような恥ずかしさ、身が痒くなる感覚といいましょうか。目標設定や評価とは違った、非公式、かつ、ほぼ完全に個人的な想いに客観的に触れるというのは滅多にない機会です。その希少な機会を通じて感じたことを書かせて頂きます。

“3年”という期間には不思議な力がある?

一般に企業で個人が自分自身でコントロールする節目は「1年」が最も長いスパンでしょう。3年、5年、場合によっては10年ビジョンなどもありますが、それらは少しふわっとしたキャリアプランの整理や、企業戦略の立案の際に用いられる単位であることが多いと思います。個人はその「1年」を、半年・半期、毎月といった単位に分解して目標や成果を管理することが多いと思います。1日単位で寝起きする人間にとって、1年を分解して定期管理するこの方法は、生物の特性に基づいて発明した優れたノウハウなのでしょう。

一方“3年”。私、何を書いたか覚えてなかったです。前述のように身がむず痒くなるような緊張感のもと開封してみました。せっかくなのでお恥ずかしながらご紹介すると「この会社で頑張る選択をした自分は間違っていなかったと今思っている」って書いてありました。今、この予言が成就したかどうかはさておき、3年前に書いた思いに触れてみると、普段1か月や半年という単位でリアルに計測しているものとは違う、ちょっと不思議な感じがしました。何か少しだけ冷静に、そして賢くなって、少しだけ幽体離脱して自分を見下ろすような感覚がありました。そしていろいろなことを思い出しました。

この3年間、嬉しい体験もそうでない体験もありました。普段の計測単位でない、“3年間”という時間と“今”と“今から”を接続して俯瞰してみるのは、どこかに魔法のような効能があるのかもしれません。

ビジネスの世界でも“3年”をなぜかよく見かけます

ビジネス、特に自己成長というテーマにおいて“3年”という単位は結構見かけます。

・新入社員は最初の3年で大変な差がついてしまうから頑張れ

・1年単位で考える人より、3年単位で考える人の方が大いに成長する

・今から3年後の市場がどうなっているかを考える人がビジネスで勝利する

切り口は多々ありますが、普段、ビジネスマンが単位としがちな半年や1年より、やや中期的で想像可能な単位であり、5年、10年という不確実性が高くなる単位より予想がしやすいもの。“3年”というのはちょうどよい単位なのかもしれません。もしかしたら、人間の生物学的な一面に、3年という単位の影響が存在するのかもしれません。

いずれにせよ、タイムカプセルを運用なさるのであれば大いにお勧めしたいですし、「その単位は3年、お勧めです」と申し上げたいです。さて次の3年。早速始まっています。


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