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ライフとワーク両方を楽しむハピタスエンジニア歴11年のカーシャさんのお話を聞いたら「幸せな働き方」の究極系だった話

こんにちは!オズビジョンで採用広報担当をしている澤田 明子です。

今回の社員インタビューは、オズビジョンのメイン事業「ハピタス」の開発グループで、主にCS部門との連携で日々ユーザーさんに快適に利用いただくための開発、運用を担う染谷 カーシャさんに、ハピタス開発やプライベート、そしてその両立についてのお話を伺いました。

-まず簡単に自己紹介をお願いします。

はじめまして、染谷カーシャです。
生まれはポーランド、ワルシャワです。
ワルシャワ大学で日本語学科卒業後に文部科学省留学生として2001年10月4日に来日しました。
オズビジョンには2011年5月にジョインして11年間ずっとエンジニアとしてハピタス開発に携わっています。

趣味はバードウォッチングで年に2、3回は国内外へバードウォッチング旅行に行っています🦆


‐ハピタス開発11年目という大ベテランのカーシャさんですが、
 改めて担当している部門と開発の進め方をご紹介いただけますか?

はい、私は長らくハピタスのCS部門、カスタマーリレーショングループ(CRG)の開発に携わっています。
開発グループに所属しながら毎日CRGの朝会にも出たりしているので、もうすっかりCRGの一員みたいな感じです。
カスタマーサポートに関するシステム運用や新しい機能をCRGのメンバーと密なコミュニケーション取りながら進めているので、相談しやすい関係性の中で日々開発に取り組んでいます。

-カーシャさんはCRGメンバーにとって頼れる姉さん!って感じですよね!
 ざっくりと一日のお仕事の流れなどお伺いできますか?

だいたい朝10時からエンジニアチームの朝会に参加して、その後CRGの朝会と両方に参加しています
午前中は人と話す時間が結構多めですね。
そして、お昼休憩前に細かい作業を片付たり、午後の作業予定を見直して整理をしています。
お昼は散歩したり、買い物や料理、時々ベランダでごろごろ読書とか、週末に撮った鳥の写真の整理やらをしたりするのが楽しみですね。
リモートワークだと休憩時間の自由度が高いから嬉しいです。

午後は基本的に開発に関わる作業や打ち合わせ、他のエンジニアメンバーのレビューなどを行います。
週に一度、夕方にエンジニア勉強会があったり、金曜の仕事終わりはエンジニアチームで集まってビアバッシュで締めくくってます。

-メリハリのついた一日のスケジュールですね!
開発の進め方についても簡単に教えていただけますか?

開発の大小それぞれで進め方は変わるんだけど、小さめで2週間くらいのプロジェクトを例にして簡単にまとめるとこんな感じです。

・要件定義📝
 まず、企画のメンバーから要望が上る機能についてのヒアリングから始めます。
 課題の整理をして、どう動くべきか、仕様や実現したい事をすり合わせていきます。
 フローチャートを作ったり、画面の遷移イメージなど細かく打ち合わせをしながら進めます。
・設計⚙️
 コードを書くためのメソッドを整えます。
 システムが動くために、どんなコードが必要か、ログの残し方やテーブル設計など
 小さい単位の仕様をフローチャートに書き起こします。
 樹木に例えるなら、ハピタスの画面上で見える動きが緑の枝葉の部分。
 システム設計は根っこの部分で、下に下に必要な根が広がっていく感じで設計していきます🌳
・実装👩‍💻
 設計通りにプログラムを書いていく作業ですね
 コーディングと言われる工程です。
 他のエンジニアとペアプログラミングをすることもあります。
 リモート環境でも、後輩が困ったらすぐペアプロ、ペア作業と密着サポートでチーム力高く取り組んでます。
・レビュー💬
 開発チーム内でレビュー権限を持つメンバーにコードのチェックをしてもらいます。
 忙しいリーダークラスのメンバーにレビューが集中するので、早めにコードが上がるスケジュールを共有するなどコミュニケーションを取りながら進めています。
・企画者へのデモンストレーション🔉
 このタイミングではなく、バグが出てるような早い段階でも行ったり、小さい開発ではやらないこともありますが、
 画面の表示や違和感のなさ、期待通り機能が実現できているかを企画メンバーに見てもらいます。
 「おおっ!」とか反応もらえてちょっと嬉しいですね。
 企画段階では想定していなくても、画面で表示されると出てくる違和感や追加の要望が出てきたりもしますのでこの機会で再度すり合わせを行います。
・テスト💻
 エラー、バグがないかを最終確認
・リリース🎆
 企画から立ち上がった機能が晴れてユーザーさんに使われるようになります。

-開発チームだけでなく企画側との密な連携の中での機能が作られているんですね。

プロジェクトになると定例MTGを作って密なコミュニケーション取りながら進めたりしています。
チームの熱量の高さを感じるのでモチベーションにもなりますね🥰

-エンジニアという職業は勤務時間が不規則さがあったり、オーバーワークなども問題になることがありますが、カーシャさんはどのようなライフワークバランスの考え方を持っていますか?

どっちも大事ではあるけど、バランス崩したらどっちもアウトになるので、仕事のためなら無理して体壊してもいいというのは、NGだと思ってます。
無理した結果、予想していないタイミングでで休むことになると周りへの影響が大きいし、休んだ自分が感じる精神的な負担も大きいし、だれも得しないよね。
夜中までダラダラとするよりは、集中力100%で19時ぐらいにはもう疲れた〜!で上がる方がいいと思ってやってます。

-メリハリのつけ方で実践している事や心がけていることがあれば教えてください

何年か前に、旦那さん入院して不在の間、お昼とか夜のメリハリが無くなっていた時期を経験したんです。
ダラダラすごい時間まで仕事をやっちゃう日も出てきて、そうすると体にガタが出始めてパフォーマンス上がらなくなってダメダメになっちゃった…という経験から、とにかく残業なるべくしない前提で、今日終わらせないといけない仕事として取り掛かる!と決めてます。

「19時には終わらないといけない!」と、自分に対して絶対的なデッドラインを引いて、超えないように日中は気合をいれて頑張る💪
なので、ちょっとした隙間時間に何か作業を進めたり、リリースの間、サーバーにコードがデプロイされている間の5分か10分は、依頼された調査結果を整理して返信するとか、別の仕事をするなど何気に心掛けてやってます。
慣れると、このぐらいのスイッチングはできるようになって、やることが多い日でもなんだかんだ片付いてます😉

-なるほど!カーシャさんのパワフルな活躍の秘密には強力なセルフマネジメントが確立されてるんですね!


-カーシャさんの趣味と言えば、オズビジョンの中でも有名な「バードウォッチング」ですよね。どのように楽しんでるんですか?

もともと私は動物のや昆虫の写真撮るのが好きマクロレンズ使って撮ったりしてました📸
旦那さんと出会って、彼は鳥を撮るのが趣味だったので、共通の趣味としてバードウォッチングに二人でハマりました。
ウォッチングスポットを共有したり、観察で定番の干潟スポットに行くときには潮の満ち引きの情報は絶対にとっちかが知ってたりします🔭
年に2,3回は1~2週間のバードウォッチング旅に出かけてます🎒

-長期のバードウォッチング旅に行く際の引継ぎなど、メンバーに対して心掛けていることはありますか?

運用以外は引き継ぐというよりは、自分が休めるように前後で調整したり、日頃から引き継ぎがなるべく少ないようにしています。
どうしても定期的に対応しないといけないようなものは、誰にでもわかるような手順を残しています。

バードウォッチングは毎年同じ時期に行くので、おなじみのメンバーは「あ、もうそろそろ渡りの季節だね🐦」という感じでサクッと引き継いで1週間から2週間の休暇を取って行ってます。
長くやっているので、長期休暇も含めて自分のスケジュールを1年計画組んで進めることができるので、開発チームだけでなく企画側のチームにも理解してもらえてます。

-コロナ渦で海外への渡りができていないという事ですが、ご実家(ポーランド)にも帰られていないと聞きました。

そうなのーー・・・もう3年帰ってないので寂しいです😭
帰れていない間はホットビールとか、ホットワインを作ってポーランドを思い出しています☕
コロナ渦や世界情勢の不安定さが落ち着いて、気軽にポーランドに戻れたり、海外へのバードウォッチング旅にまた出られるようなる日が待ち遠しいです!

380万人ものハピタスユーザーの皆さんに安心・快適に利用していただくために、様々な要望や改善のシステム開発を担うカーシャさんですが、チームメンバーとの密なコミュニケーションと自分に課したセルフマネジメントの積み重ねから無理なくプライベートも充実した理想の働き方を実現しているお話をお伺いすることができました。

お話を聞いていて、「幸せに働く」を地で行っている、まさに究極のライフワークバランスを実現しているのではないかとしみじみ感じました。


カーシャさん、貴重なお話どうもありがとうございました!

オズビジョンでは「ハピタス」のグロースに関わる機能を開発するエンジニアを募集しています。

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