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海外でWork&Vacation【ベルリンでの日常】

こんにちは!採用アシスタントを担当している佐野です。
私はふだんからリモートでお仕事をしていますが、先々週から1ヶ月間の「ワーケーション」のため、ドイツのベルリンに滞在しています。

「ワーケーション(Workation)」とは...
"Work"と"Vacation"を足した言葉で、リモートで仕事をしながら好きな場所に滞在し、同時に休暇も取ることができる新しいワークスタイルです。
(日本では2017年にJALがワーケーション制度を導入したことがニュースになりました。)


お天気にも非常に恵まれ、あっというまに2週間ほどが過ぎました。
今回はベルリンでのワーケーションを決めた理由と、滞在の日々を徒然とご紹介します。

◆ なぜベルリンに?

私にとってベルリンは第二のホームタウンで大好きな場所です。両親が留学をきっかけに長らくベルリンで生活していたので、皆さんもご存知「壁の崩壊」の半年ほど前に当時の西ベルリンで生まれました。

小学校入学を前に帰国したのではっきりした記憶は少ないのですが、当時通っていた幼稚園では自然の中で本当にのびのびと育ててもらい、この経験は自分の土台になっていると感じます。

その後も旅行で訪れるうちにますますベルリンが好きになり、一時的な「旅行」でなく「生活」がしてみたいと思いワーケーション挑戦に至りました。

ミックスカルチャーなベルリンには、何となく皆がその人らしいテンポで生きているような、多様な人生を包容する雰囲気があります。
「2018年 ミレニアル世代の住みたい都市 No.1」にも選ばれています。

街には古い歴史をもつものと新しいものが隣り合わせ、文化・芸術の中心都市として有名なだけでなく近年はスタートアップハブとして注目される一面も。
 (参考:『なぜベルリンがスタートアップの聖地になったのか?』


社会人になると海外にー週間を超えて滞在するのはなかなか難しかったのですが、リモートワークを始めたことによって「仕事をしながら好きな街で過ごす」ことが叶いました。

柔軟な働き方を導入しているオズビジョン、そして「ぜひ楽しんできてください!」と快く送り出してくださったチームメンバーにも心から感謝しています。

◆ ワーク編

さて、ワーケーション中のお仕事環境についてです。
インターネット環境さえ確保できればどこでも良いのですが、時差で7時間進んでいる日本に合わせて朝早めに始業するため、午前中は滞在先のゲストハウスで仕事をしています。

借りている部屋は20平米ほどの広さ。大きな窓からは中庭のあふれるような緑、鳥のさえずりがBGMというのどかな環境です。とても落ち着いて作業できます。


午前中にミーティングなどを済ませたあとは、カフェやコワーキングスペースへ行くことも。
ベルリンはフリーランス人口も多く、カフェのテラス席で優雅に仕事をしている人をよく見かけます。

次回詳しくレポートしますが、オズビジョンが東京で入居しているコワーキングスペース「Wework」にも行ってきました!(立地の良さが異常でした・・・)


ベルリンはとても居心地の良い街ですが、海外に一人で滞在するときに緊張感はある意味欠かせません。
オンラインミーティングでメンバーの顔を見ながら話している時間はなんだかほっとします。

◆ 生活編

平日は朝が早めな分、16〜17時頃には仕事を終えます。
この時期のドイツはなんと日の入りが21時過ぎなので、まだまだ活動できる時間が残っています。

スーパーマーケットへ買い物に行って共用のキッチンで料理をしたり、街を散歩したりしてのんびり過ごすことが多く、今日買ったものは全部で13ユーロ(約1,650円)ほど。物価はまあまあ安いです。


余談ですが、ドイツのスーパーでは品物をレジのベルトコンベアに載せ、仕切り(赤いやつ)を置いて他の人のものと区別します。

払うお金を準備しつつ、レジを通ったものは間髪入れずにエコバッグに入れていかないとどんどん流れてくるので、毎回ちょっとした緊張感が走ります(笑)


ドイツでの買い物は過去にも経験しましたが、大人になってから「生活」するのは初めてなので、日常にあるちょっとした緊張や達成感を味わえるのもワーケーションの醍醐味だなぁと感じています。

◆バケーション編

週末は、蚤の市や音楽会に行ってみたり友人に会ったりして過ごしています。
東西ベルリンが分断されていた時代の「旧西」と「旧東」では本当に雰囲気が異なるため、まだ未開拓のエリアをゆっくり歩き倒すのも面白いです。

東京にいると10分歩くのも苦痛に感じることがありますが、ベルリンはどこも緑が多く道が広いため歩き回ること自体が楽しみになります。

先週末は少し遠出をしてドイツの北側に面するバルト海岸沿いの保養地を訪れました。ベルリンよりもかなり涼しく、勝手に渋い海を想像していたのに綺麗な青い海が広がっていて驚きました。


そして、来週は同じくリモートワークメンバーの澤田 明子さん が住んでいるイタリアへ行きます!

オンラインでは毎週顔を合わせていますが、直接お会いするのは初めてなので、海外生活やリモートという働き方についてなど、色々お話するのが楽しみです。

リモートワークは企業にとっても働き手にとっても利点が多く、その良さは日々実感していますが、距離や時差のある中では伝わりにくいことも当然あります。

リモートチームがもっと組織に貢献するには何が必要なのか、このワーケーションの機会に考えてみたいと思います。

次回の枠外にっきでは、ベルリンのWeworkについて紹介します。

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