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話題のビジネス書「ティール組織」の出版記念パーティーに行ってきた話

先月英治出版様から発行されたビジネス書「ティール組織 -マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現- (フレデリック・ラルー著、鈴木立哉訳、嘉村賢州解説)」。発売前に重版が決定されるなど大きな反響を呼んでいます。この書籍に日本企業で唯一取り上げていただいたのが当社オズビジョン。その内容については以前別のブログでご紹介させていただきました(https://goo.gl/TGgy5i)。

2018年2月18日(日)に、書籍の出版を記念し、英治出版様のイベントスペース・EIJI PRESS Labにて「読書会&パーティ」が開催されました。こちらのパーティの部にお招きいただきお邪魔させていただきました。


15人で分担し1日で約500ページ余の本書を読破

当方は参加できなかったのですが、パーティ開催前の13:00~17:30には、「ティール組織」を複数で読み込み、得たことや感じたことを共有することで気づきを深める対話手法を用いた読書会が開催されました。これは「Active Book Dialogue(ABD)」という手法で、今回の読書会&パーティには、ABDの普及活動をなされており、本書の解説もなさっている嘉村様がお越しになり、読書会のファシリテーションをなさったとのことです。

(ABDについてはこちらから http://www.abd-abd.com/

書籍では触れられていない数多くの失敗

ABDは初めて拝見させていただいたのですが、その大きな特徴の1つは「サマリーが残る」ということ。終了後会場一面に張り巡らされたメモを見ただけで、その威力を理解することができました。

写真はほんの一部です。

普段ビジネス書を読んでも、当方、これはいいかもと思ったところをメモに書き出しておくぐらいしかしないことがほとんどです。もちろんそういう読み方も悪くはないでしょう。が、1つの書籍の血肉を洗い出す、味わい尽くすといったような視点において、他者からの啓発も得て能動的に深めていくABDという手法は非常に面白いと思いました。

当日、何枚かのメモに「オズビジョン」という単語を拝見することができました。読書会の中で、当社の社名を挙げていただいたり、書籍で取り上げていただいている取り組み内容について議論いただいたりしたのかもしれません。

そうであれば大変光栄です。と同時に身の引き締まる思いがしました。過去のブログでも書いたように、書籍ではどちらかというと「良い取り組み」として描いていただいている当社の過去の施策ですが、実際は試行錯誤、トライ&エラーの途方もない繰り返しの中で実践したことの1つです。理念経営を軸にすると決めたはいいが、マニュアルなんかどこにも売っておらず、自分たちで切り拓くしかなかった当時。とにかく良いと思ったことを実践していくのみでした。そこには数々の失敗がありました。が、それらの膨大な失敗から得たものにこそ、組織変革の現場の最前線に立つ方々のお役に立つものがあるのではないかとますます強く感じました。

今後「そういう失敗から得たものを聞かせてくれ」といったご依頼を頂戴することがあるかもしれません。できる限りお応えしたいと思っております。ご希望がありましたらお寄せください。お待ち申し上げております。

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