今でも現場最前線に立つ、オズマグループ事業部トップ2名による特別対談企画!!!
くれにな両名のプロフィールおよびトーク前編はコチラからご確認くださいませ~!
PRやオズマグループについて語ってくださった前編。
やがて面接官を担当しているニューキャリア採用へとテーマが移り……!?
なかなか聞けない、「どんな視点で面接をしているか」伺っていきましょう♪
ラストには特大告知も!
それでは、後編スタート!
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私たちはあなたのココを見たい。
にな:さて、本題。我々は普段ニューキャリア2次選考の面接官を担当しているわけですが、榑林さんはどんな視点で学生を見てますか?
くれ:特定のスキルや経験は正直見ていません。それよりかは、いろんな意見があることを前提に議論ができたり、対話や探究を面倒だと思わず楽しめる方にジョインしていただきたいという想いがあります。あとは、自分が持っている視点をうまくカタチにして提供できるかどうかなどですね。どうしてそう思うか?をきちんと自分の言葉で説明できることはとても大事なちからだなと。蜷川さんはどうでしょう?
にな:PRというこの概念に可能性を感じてくれているかどうか。それをもっと開拓したいと思っているかどうかを大切にしてますね。社会にポジティブな変革を起こしていく!とか、大きな野望を持っている人と一緒に仕事がしたい。不器用でもいいからPRに期待感をもってくれている人だと嬉しい。
あと、利他のココロ!自分自身の幸せとともに他者を幸せにすることに喜びを感じる人が加わってくれたら嬉しいですね。単純な奉仕精神というわけではなく、やっぱりパブリックリレーションズってステークホルダーの幸せを考える仕事だと思うので。
くれ:よく聞かれるのが 「PRプランナーなど何か資格をとったほうがいいですか」という質問。もちろん資格はないよりあったほうがいい。でもそれ以上に大切な素質があると感じます。たとえば、“答えのない世界で探究できるか”や“PRの可変性を楽しめるか”。パブリックリレーションズって一生答えのない世界を冒険することなのでね。
私自身もPR会社に入るとき「なんかよくわからん」と思って入りましたが、わからんとこに魅力を感じたんですよ。やっぱり実際に働いてみるまでわからんところはわからんから、それすら腹くくって楽しめる人のほうがいい(笑)!
にな:あとは、答えがないからこそ、PRに対して自分なりの解釈や定義を持ってる学生に期待してみたくなるところはありますね。
くれ:まさに!どうしてそう思ったのか、感じたのかを聴くことで、本人の視点や個性を知ろうとしている節もあるのでぜひ持論を披露してほしいです。志望動機ももちろん面接なので聞くんだけれど、客観的な理由よりかは本人の視点や考えのほうが気になるかな。重ねて、PRにはそもそも答えも正解もないので、その答え探しを一緒にできる素質のある人かどうかを面接のなかで見ています。
にな:例えば企画書を作ってもらう課題があったとして、その企画の出来よりかはどうしてその施策に行きついたのか?を僕らは問いたいんですよね。正解じゃなくていいから持論とそのアウトプットができること。芯の部分を聴きたい。表面的なことより、その人自身を解き明かしたいです。
(逆質問タイムでは、多様な考え方があることを知ってもらいたく、2人それぞれから回答することも!)
PRパーソンを志す学生へ、ちょっとしたアドバイス。
くれ:自分の興味のある範囲、趣味でもいいんですけど、そういった領域をもっと突き詰めてみて欲しいです。PRの仕事って掛け算が多いんですよ!企画をするときもまったくのゼロイチというよりかは掛け合わせてプランニングしています。
にな:引き出しを増やすってやつですね。
くれ:そう。それから、どうしてそれに惹かれたのか?興味があるのか?好きなのか嫌いなのか?そういった定性的な感情を論理的に言葉で説明する訓練をしておくといいと思います。PRにおいてはとても重要なことです。分析力がつきます!
にな:掛け算の引き出しを増やすために“飛び越えて”みてほしいという気持ちもあるかなあ。
実際に体験して生の声を言葉にしてほしい。知らず知らずのうちに、自分の求める情報に囲まれてしまっているのが今の世の中です。似たような感性に溺れるのではなく、外に出て違う感性に触れてみて欲しいですね。榑林さんのおっしゃる通り、本当の意味でのゼロイチって非常に少なくて、ほとんどは引き出しと引き出しの掛け合わせ。だけど、その掛け合わせで生みだしたものは自分だけのものって僕は思ってますね。
ピカソの「凡人は模倣して、天才は盗む」という言葉があるんですけど、ただマネするんではなく、自分に落とし込んでいくためにいろんなインプットをして、そのインプットから掛け合わせるのがミソだと思います。
くれ:インプットとアウトプットを増やしていくと、引き出しの数も増えるし適切な引き出しの勘所がつくようになりますね。おうちは広くなってよりモノが増えるんだけど、「あ、あれは右から3列目の上から6番目にある!」ってすぐわかるようになる感じ。最初は引き出しの価値なんてあんまり気にする必要はないですね。ガラクタだと思ってもとりあえずしまっておくといいです。
にな:知らない状態が一番何も生まないですよね。浅くてもいいから広く知っていてほしい。言葉でも、最近流行っているものでもいいので。興味があればさらに深追いしていくことになるし、逆に興味がわかないのであれば、どうしてか分析してもいいかもしれないですね。
僕たちも、ニューキャリアの面接が終わったあとに、学生さんが話していた出来事について「今の大学生が興味持っているものってどんなんかな?」と思いながら実際に調べてみること結構ありますよ。
くれ:わかるわかる(笑)こちらとしても興味津々ですよね。どうしても面接なので合否はついてしまうんだけれども、そもそものコミュニケーションの原点として、“相手に興味を持って、知りたい!”という気持ちがあるんですよね。その好奇心をお互い大切にしながらコミュニケーションをしていきたいなと思いますし、実際に面接のなかでも心がけています。学生の皆さんはそのつもりで臨んで欲しいです!
にな:面接を受けて、パブリックリレーションズを嫌いになって欲しくない!! 面接が終わった後に「PRって仕事、ワクワクするじゃん」と思ってもらえるような時間にしたいという想いでもやっているので、それを体感しにきてもらうのもいいかもしれません。1次は人事面接ですが、この2次面接は現場社員が出てくる唯一の機会でもあるので。
お会いしてお話できること、そしてPRについてお伝えできることをとても楽しみにしています!
これからも探究し続けたい、PRの世界。
くれ:では、締めくくりに私たちの展望を添えておきますか?
にな:え?(笑)
くれ:真面目に〆るということで。学生さんからもよく質問あがりますしね。
にな:了解です(笑)展望としては…。PRに対して正面から真面目に取り組んでいくという前提を忘れずに、もっともっと掛け算をしていきたいと僕は思っています!PR会社はもはやコミュニケーションの世界からも飛び出していけると確信していて。自分たちでもっと課題解決の仲間たちとリレーションをつないで、社会に対して新しい価値を創ることを先導していくべきだと考えています。
くれ:熱い!
にな:榑林さんもぜひ聞かせてください!
くれ:クライアントの課題解決はもちろん、PR会社としてパブリックとどうリレーションをとっていくかを突き詰めていきたいですね。世の中に氾濫する情報の中で、PR会社を通して発信する情報なら信頼できると思ってもらえる世の中にできたらいいなと。どこかで私たちの社会に対する意思や希望というものも発信していきたいです。
(最終面接が行われる、役員会議室での一枚です♪ 面接前の方はイメトレにご活用ください!)
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榑林さん、蜷川さん、お忙しいなか対談企画へのご協力ありがとうございました♪
記事に載せきれないくらい、あんな話やこんな話を聞かせていただきました。(笑)
なお、オズマグループのPRへの想いがぎゅっと詰まった書籍が8月25日に発売されました!!
こちらもぜひPR探究にご活用くださいませ♪
24卒、まだまだ募集中です~!25卒は秋ごろオープン予定ですのでお知らせをお待ちください!
ステップキャリア採用も積極活動中!!
一緒にPRを探究してくださる方、ぜひオズマグループの門戸を叩いてください!
くれになコンビはもちろん、カラフルなオズマ社員がみなさんをお待ちしております♪