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入社から1年。アートディレクターへの道①


以前、私の入社理由についてのストーリーを投稿してから約1年。


月1ペースでオーバーオールズでのお仕事について更新していこうと思っていましたが

あっとゆうまに1年が経ってしまいました...。


前回の記事でサザエさん風に次回予告をして、

次は前職の栄光を語るぞ!と意気込んでいたのですが

想像以上に変化のある1年だったのでこの1年についてお話させてください。

(今回も長いです。長すぎたので何度かに分けることにしました。)

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2020年6月1日。

中学生のころから憧れていた広告代理店の仕事。

「人の心を動かす仕事がしたい」その一心で新卒から5年間全力疾走してきた大好きな会社を辞めて

オーバーオールズに転職した。

(※「私が転職した理由」の記事はコチラ

あれから1年。歳を重ねるたびに1年が早く感じるとはよく聞くが、

これまでの社会人生活3年分くらいの成長を、この1年で出来たのではないかと思うくらいの

怒涛の1年だった。


『当り前じゃねえからな』

昨年、8人目の社員として入社。300人を超える会社から、7人のベンチャー企業に転職。

一時は6人にもなったが今では16人の会社へとすくすくと成長中である。

入社日から自分で調べながらのPC・スマホ設定。自分でアカウントを作成。

ひとりずつ鍵を配布され(新入社員が入れば合鍵の手配もした)

(セコムカードは?!!と思ってました。)

郵便物を自分で郵便局へ。

バイト時代ぶりのお手洗いの掃除。


前職ではすべて誰かがやってくれていたんだとしみじみと実感した。

(前職の各職種の方々にありがとうのメッセージを送ったほど。)

私は、社会人になってこの経験が出来て本当に良かったと思っている。

加藤浩二さんの「当り前じゃねえからな。」。胸に残るシーン。

重さは違うだろうけど、入社当時の私にぴったりのワードだった。


『入社後1ヶ月でのインプット』

6・7月は、アートに触れるため、いろいろなところに連れて行っていただいた。

見る事も一つの仕事だと赤澤さん、若島さんについて回って、これまでだったら見落としていた視点での

物事の捉え方を学んだ。

土日には、一人で制作中の現場の様子を見に行った。

制作メンバーは、この会社に入らなければ会うことはなかっただろう人たち。

制作現場に行くことが私の考えたコミュニケーションをとる1つの方法だった。

アートにそんなに興味があったわけではない。むしろ無縁。

だけど、絵が描ける人達の頭の中が気になって。

この年になると新しいことに触れる機会は少なくなる。知らない世界に入り込む楽しさも感じた。


『広報=営業』

”一応”「広報・営業」という役割で入社。

広報=営業。ご依頼いただいたお客様に対し我々の取組みをまずは知っていただく

という、よくある自社のサービスを販売する営業とは少し違う役割を担った。

赤澤のプレゼンの場に同席し、インプット。

通勤中、半身浴中は、いつも赤澤のプレゼンの録音を聞いていた。

入社時は、張り切って前職を活かして広報戦略を立てようとしたが、

これまでにない業界過ぎて、よくある戦略では通用しない事に気付き

自社の取組みを体に叩き込むことにした。

7月中旬。そろそろ戦略を考えていけるかも?と思っていた矢先。

会社にとっての転機ともいえる出来事。

『情熱大陸』の出演が決まった。

(3月に占いに行ったとき、この2年は特に運気を一気に引き寄せる。決断するならこの2年。関わる人にとってもプラスになる引き寄せがあるといれたから、私が引き寄せたと思っています。)


『怒涛の半年』

3ヶ月くらいの密着して秋~年末での放送予定です。

と言われて始まった取材。

なんとコロナの関係でその他の取材が進められず、

オープンエアな環境でお仕事ができるオーバーオールズが

8月中旬の回で放送されることになった。

密着のお話もしたいところだが、日が暮れてしまいそうなのでまたいつか、、、。

そんなこんなで、何とかお問い合わせを受けられるよう、社内で深夜まで何度もやりとりをしながら

放送後に向けてHPやSNS周りをギリギリ整えた。

(この時大変だったけど、すごく生きている実感がした。)


放送後、すぐに1通のメールが沖縄から届いた。

翌朝、また1通、飲食店様を経営する企業様から連絡をいただいた。

メディアの力を感じながら、

赤澤・山本が、視聴者の方々にお届けしたその期待を裏切らないようにと

不安を抱えながらも、1通1通お返事した。


同時に、赤澤・山本2人で走り始めたころから応援してくださっている方々からの

「みたよ!!」「これからも応援しています」などの数々のメッセージを拝読し

震えるほどに責任を感じた。

この瞬間を絶対に忘れないようにしようと思った。


『僕らは絵を描くだけの会社じゃない』

放送後は有難いことに、1日2~3件、多い時では5件、おうちあわせの機会をいただいた。

最初は赤澤の横で吸収。

想像はしていたがこれほどかと思うほどのご依頼にお応えできるよう、採用も強化。

採用の一次面談は、途中から私に任せていただけた。

赤澤がお客様へお伝えしているトークを、まずはそっくりそのまま

面談に来てくださった方へお話。

回数を重ねると、伝えたいポイントも落とし込め、自分の言葉で語れるようになった。

会社の話をするたびに、そしてその話を聞いて求職者の方が目を輝かせてくださる度に

オーバーオールズのことがもっともっと好きになり、誇れるポイントが増え、

もっともっと多くの方に

「アートで日本を楽しくする」「企業理念を絵にする」の本質を伝えたいという思いが増した。


『僕らは絵を描くだけの会社じゃない』と謳っているが、弊社の事業を語るうえで

最も重要なポイントだと考えている。

採用の面談を何度か担当させていただき、

そして採用だけでなく、

壁画のご相談に対しても、私一人でもお話させていただけるようになった。


なぜ”絵を描くだけの会社じゃない”のか。

これまでの事例をお話すると、お客様は

「絵のことはよくわからないけど、アートに、OVER ALLsさんのしていることには可能性を感じる」

とよく言ってくださった。


私も同じく、絵のことはよくわからないけど(もちろんちょこっと勉強してある程度のことは今ではわかる)、

この会社のビジョンに可能性を感じた。

同じ気持ちになってくださるお客様の期待に応えたい。


『企業理念を絵にする』

『企業理念を絵にする』。

これは弊社が最も得意とする事業であり、お客様からいただく一番多いご依頼だ。

「オフィスアート」とひとえに言っても、弊社のオフィスアートは一味違う。

”真っ白な壁を渡されて、オフィスのコンセプトに合った絵をかっこよく描く”ことはしない。


確かに生の絵が入るだけで、なんだか”自慢したくなるオフィス”になる。

ただ、オーバーオールズの壁画はそれだけじゃない。

我々がご提供しているのは”自分の仕事・会社を自慢したくなるオフィス”だ。



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ちょっとここらで。

続く...『私の野望』

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