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今年度で3回目! 飯能信用金庫さま×温泉道場の人材交流の一環で、5日間の研修に行ってきました

こんにちは。新卒入社3年目、HR&カルチャー室の馬部です。
このたび、飯能信用金庫さまと株式会社温泉道場の人事交流(トレーニー派遣)を行いました。こちらの取り組みは2021年度からはじまり、今年度で3回目となります。2024年1月に行った研修では、新谷さん、片山さん、そして私馬部の3人がトレーニーとして参加して参りました!

5日間の研修。初日と最終日は、本店へ!

5日間の研修。初日は飯能信用金庫さまの本店へ。まずは、金融業界全体のことや、その中の信用金庫の役割、飯能信用金庫さまの歴史や今取り組まれていることを説明いただきました。本店ツアーも行っていただき、様々な役割があることがわかりました。

また、「ロープレ大会」も覗かせていただきました。お客さまへのご提案を、各支店代表が会場のステージでロールプレイングする大会です。専門的な内容も多く、この時点ではほとんど理解できませんでしたが、真剣に緊張感をもって取り組まれている様子が伝わりました。この大会を行うことで、他支店がどうお客さまに対応しているのかを知り、自身の営業力をアップできるとのこと。温泉道場でもこういった取り組みをしてみたいです。

そして、ワークショップ「日経新聞の読み方」にも参加。キーワードに着目して日経新聞を読むと、ニュースとニュース、情報と情報がつながっていく感覚が得られます。日々情報収集をすることで、お客さまのもとへ訪問した時の情報提供や意見交換が可能になるほか、お取引先さまの理解にも繋がります。研修中、お客さまへの訪問へ同行させていただいたときに、みなさんの「雑談力」に驚いたのですが、それはこの習慣の積み重ねにより成されているものなのだな…!と感じました。

ふじみ野支店での研修

2日目~4日目は、それぞれ異なる支店へ。新谷さんは「杉並法人営業部」、片山さんは「所沢支店」、私は「ふじみ野支店」へ派遣されました。普段とは全く異なる環境のなかでの業務はとても刺激的でした。特に印象的だったシーンを紹介させていただきます。

1日目には飯能信用金庫さまの取り組みや概要をご紹介いただきました。飯能信用金庫さまは埼玉県西部を中心に、都心部へもエリアを拡張しており、なんと46もの支店があります。支店ごとにかなり特色も違うようで、ふじみ野支店は比較的若く、事業性に特化した店舗とのこと。地域特性によって営業特性も変わるようです。住宅が著しく増加しているふじみ野の支店ということで、金庫内でも珍しい「住宅ローン専門担当」がいらっしゃいました!

支店のみなさんには、お忙しいなか、様々なことを教えていただきました。口座開設や窓口業務について、新NISAやiDeCoをはじめとした預かり資産関連業務、融資関連業務やマネロン対策まで…。地域の相互扶助を目的とし、地域に密着した金融機関である「信用金庫」の意義や取り組みについて、多面的に理解ができました。また、経済の健全な発展や安全な暮らしを守るため、金融犯罪を防ぐ様々な取り組みについても学び、非常に勉強になりました。

また、写真はお見せできないのですが、ATMからお金を取り出して勘定する作業にも携わらせていただきました。お札を高速で数える機械や、見たことのない量の現金、お札が束に・硬貨が棒金になる様子まで… ワクワクと緊張が入り混じる瞬間でした。

営業のみなさまと一緒に、地域の様々なお客さまへのご挨拶にも伺いました。

ふじみ野支店から車で約10分、埼玉県入間郡三芳町にあるのが「株式会社UCHIDA」さまです。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)という炭素繊維と樹脂の複合材料の開発を行っており、自動車産業・旅客機・宇宙や深海で活躍する乗り物や医療分野など、さまざまなフィールドにおいて素材の強度の向上・軽量化に貢献されています。

なんと、代表の内田敏一さまより会社の案内と施設案内をしていただきました。会社案内では、新しい世界を切り開く取り組みや、内田社長が本当に楽しそうにお話される様子に、私の心の中の少年心が揺さぶられました。また、施設内を見学して驚いたのは、今後の会社のビジョンや、従業員同士が送りあう感謝のメッセージ、会社内の考え方・カルチャー・ルール、1on1で実際に上がった意見などが壁に掲示されていること。来客があったときにも説明ができますし、従業員の方も何度も目にすることになり、会社や自分の働き方について理解を深めることにつながるのだろうなと感じました。従業員のみなさまも、お忙しい中笑顔で挨拶をしてくださり、ポジティブな感情が伝播している場所なのだと実感しました。本当に貴重な機会を、ありがとうございます!

その他も、商工会や工場、飲食店や個人のお客さま…。さまざまな場所に同行させていただいたのですが、想いのこもったコミュニケーションに感動しました。みなさまが、地域の金融機関として、地域の人々と、その中での日々の小さなコミュニケーションや気遣いを大切にされている様子が伝わりました。「信用金庫」と「おふろ屋さん」。一見かけ離れた存在にも思いますが、お客さまにサービスを提供し、目の前のお客さまを大切することや地域経済の発展に取り組んでいることは変わりません。発見と学びに溢れた時間でした。

緊張の最終日!

最終日は、ビジネスプラン意見交換会、ロープレ大会、札勘大会、そして成果報告会と盛りだくさん。ビジネスプラン意見交換会では、私たちトレーニーのプランを発表。地域支援部の方々が、真剣なアドバイスをくださいます。私は映画館が好きで海外の映画館なども行くのですが「もっとこうだったらいいのにな」という映画館への想いを詰め込んで「『鑑賞』から『体感』へ。『映画館3.0』のご提案」というタイトルでプレゼンをさせていただきました。いただいたアドバイスは、プランを深堀し、そして実現するにあたって非常に参考になるものばかりでした。

また、一日目に見学させていただいた「ロープレ大会」も行いました。資産形成に興味をお持ちのお客さまに、投資信託のご案内をするというロールプレイングです。ふじみ野支店にいるときに教えていただいた知識が活きる感覚がありました。「目に見えないものを売る」ことの難しさは、この研修中にひしひしと感じたことのひとつです。どんな説明をしたらお客さまにイメージを持っていただけるか、「自分のこと」としてとらえていただけるか… そのための工夫は、普段の自分自身の業務にも重要な部分だなと再認識しました。

他にも、「札勘大会」を開催! およそ100枚の札束を数えるスピードを競います。枚数は100枚なのか99枚なのか98枚なのか…。今回は模擬紙幣で行いましたが、これがもし本物だったら間違いは許されません。緊張感の漂うなか数えていきました!

また研修中、地域の飲食店の美味しいご飯もたくさんいただきました! 最終日はハンバーガーを、人財戦略室のみなさまといただきました。人財戦略室の皆さまには、今回の人材交流をご調整いただきました。入社してから、配属店舗でも、HR&カルチャー室としても、人材交流で派遣された方やインターン生を受け入れてきましたが、自分が派遣される側になることで気づくことも多々ありました。本店の皆さまもふじみ野支店の皆さまもあたたかく迎えてくださり、双方に対して実りある時間にしようとしていることを感じた5日間でした。今回いただいた時間や機会を、しっかりと自身の業務に活かしていきます。

最後は成果報告発表会。みなさまの前での発表は緊張しました。内容は、この5日間で学んだことや、自社に持ち帰りたいこと、そして飯能信用金庫さまへのご提案。業務にともに携わらせていただく中での気づきやアイデアを共有させていただきました。

この5日間は、普段とは異なる環境へと飛び込んで多くの情報を浴びたので、正直まだ整理できていない部分も多々あります。しかし、これから知識や経験が蓄積していく中で、今回いただいた知識や経験がより強固なものになっていくのだろうなと思うと、非常に楽しみです。人生の時間のなかでも、とても大切な5日間になったと感じています。そして、この学びをこの「5日間」だけで終わらせず、未来へとつなげていきたいです。

飯能信用金庫のみなさま、本当にありがとうございました。

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