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どんどん行きます!インタビュー4人目は異色の経歴?元保育士の藤原くんです。教育大学出身でずっとこどもの教育に関わってきた藤原くんがなぜO:にジョインしたのかお聞きしました!(以下、太字が藤原くん)
一年の勉強で国立大学に合格した元問題児
ー学生時代は教育を専門に学ばれていたのですよね?どのようなきっかけで教員を目指されていたのですか?
高校生の時から、学校ではいわゆる問題児という感じでした。学校で起きる非合理なことに納得がいかなかったり、なぜ勉強をしなければいけないのかとかですね。教員との折り合いも悪くて、学校って✕✕(自粛します笑)だなって思っていたんですけど、自分みたいな子供もいるはずだとかこんな✕✕みたいな教員ばっかりじゃダメだろって思って、教育大学に入学しようと、偏差値20台からめっちゃ勉強して1年で国立の教育大学に入学することができました。受験を通して、勉強というか、学ぶことって面白いなっていう思いも芽生えていました。
ー一年で国立合格はすごいですね!大学時代はどのような学生でしたか?
入学後に特別な何か始めたわけではなくて普通の大学生として過ごしていたんですけど、学びの習慣はついていたので、なんで教育って必要なんだろうとか教育の目的って何なんだろうみたいなことを考えたり、本を読んだりして過ごしていました。もちろん普通の大学生のように朝まで友達とゲームしたりとかもしていて、まあ本当に普通の大学生でした。
でも学生時代何をしていましたか?と聞かれたら「哲学してました」って言えるくらい「考える」ってことはしていましたね笑
また別で、自分は日本に生まれ育って、日本という国に愛着があるんですよね。四季があって安全で文化も豊かで。ただ、僕は今27歳なのですが好景気みたいなことは経験していませんし少子高齢化もあって、なんとなく日本が衰退して、発展途上国になる未来は見たくないという思いがありました。
そこで日本を良くするために一番効果が出やすいのはどこだろうと考えた時に、未来の日本を担っていく子供だと思いまして、そのために教育が必要なんだってことに気づきました。
教育が国をつくるという気づき
そこから、より教育について学びたいという思いを持って、大学生活を過ごしていて、最初は日本の教育制度が悪いんじゃないかと思って、関連法律や学習指導要領とかを読みあさったんですけど、まあすごく良いことが書いていて笑 これ実現したら良い教育になるなと思って、ここが原因じゃないと感じました。
素晴らしい法律も指導要領もあるのになぜこうなってるのだろうと思いながら、教育実習も経験して、結論このまま先生になっても何も変わらないなと感じたんです。いち教員として内部から学校を変えるのは限りなく難しいし、自分が校長になって権限を振るえるのは何十年後やねんってなってそこまでは待てないと思いました。別の方法を考えて、外部からのアプローチがあれば良くなるんじゃないかと当時は結論づけました。
ちょうどその頃大学時代から関わっていた学生団体で、法人化しないといけない案件があったので、それを機に代表の友達と一緒に当時やっていた親子向けコンサート事業の会社を作りました。
そんな感じで、教育に関する事業を何個もやれば、良い教育が一般的になり、学校も変わるんじゃないかということが狙いでした。
(起業した頃にお知り合いの絵本作家さんが描いた藤原くん。かわいい)
学校の評価制度への疑問
でもやってみて、この道も果てしないと思ったのと、周りの先生たちの話を聞いた時に、どうやら評価制度が良くなさそうだと気が付きました。学校の評価制度って私立だと学校ごと、公立だと基本的には教育委員会ごと(※政令指定都市や高校はまた別のようです)に違うのですが、子どものためという本来の目的を果たそうとしている人たちが評価されないという仕組みに問題があると感じて、教育の組織開発に興味を持つようになりました。
起業した会社も自分が離れてもそこそこ良くなるようになったので、一回現場を見るかという思いで、その時すぐになれそうな保育士になりました。
前半はここまでです!問題児〜国立大学入学〜起業〜保育士とすでにもりだくさんですが、どのようにしてO:に繋がっていくのでしょうか。続きはこちら!