はじめに
NINJAPAN(株)のIMS事業部で事業部長を務めております、神川恵樹と申します。
簡単な経歴はこちらからご覧ください。
社長兄弟2人を除き、唯一会社の創業から関わり、この会社の成長を真横で見続けた自分にしかない視点でこの会社の魅力について触れていきたいと思います。
ただ、少し尖った会社だとは思います。カルチャーフィットがなければ入社してくださる皆さんも、私達も悲しい思いをすることになるので、こんな人が合ってる!こんな人は違うかも!というようなことについても伝えていきます。
[目次]
神川ってこんな人
3つの魅力①〜人にあつい〜
3つの魅力②〜人があつい〜
3つの魅力③〜合理性と柔軟性〜
合ってる人/合っていない人
最後に
神川ってこんな人
今回はメンバーの自己紹介というテーマもあるので、まずはじめに私がどんな人物なのか書きたいと思います。
趣味はワイン・ウイスキー・カクテル・日本酒・コーヒーをはじめとしたバーやバルめぐりとサッカーゲーム、アニメ、カラオケ、などです。
会社ではマーケティングとオペレーション組に従事しています。
負けっぱなしの人生
神奈川県川崎市生まれ、2人兄弟の長男(画像は弟が生まれた日の写真です)。
幼少期は喘息と皮膚症に悩まされ、医者の勧めでスイミングスクールに通うことに。
皮膚症の方も改善のために両親が毎月富士山から湧き水を汲んできてくれることに、
おかげで今では中高生やアイドルから肌を羨ましがられるほどになりました(自慢ですw)。
小学生時代は勉強にプライドを持ち、運動は水泳以外全くできない、人とのコミュニケーションにも難あり、という感じでした。
中学受験の”ち”の字も分からず受験をし、全滅して地元の中学校に通うことになります。
中学受験に落ちてはじめて受験という概念を理解し、悔しさから塾に通い始めます。
周りとのコミュニケーションは苦手で中学ではあまり友達がいなかったのですが、勉強が出来ることに対して尊敬が生まれる塾では互いを認め合える友人も多くできました。
恋愛や周りのことを考えるということもこの頃覚えたかなと思います。
塾での体験以外にこの頃アニメにハマりはじめ、まさに中2の時が厨二病でした。
「とある魔術の禁書目録」「CLANNAD」「ソードアート・オンライン」「さくら荘のペットな彼女」らへんにハマってましたね(お好きな人いたらぜひ語らいましょう)。
さて、アニメに大半の時間を取られつつも勉強を頑張り続けた3年間ですが、またもや第1志望、第2志望に落ち、神奈川の公立高校に進みます。
自分としては滑り止めだったこの高校ですが、思っていたよりレベルが高く、入った時は上位だった成績も1年を立たずして真ん中まで落ちます。
勉強で勝てなくなったので部活に精を出します。
高校では中学から続けていた剣道を行っていたのですが、競合揃いの神奈川でなんとか県ベスト16まで行くことができました(画像一番右です、いまより30キロくらいやせてる)。
しかし引退試合は応援席で迎え、6年間の剣道人生に幕を降ろすことになります。
通っていた高校は東大か医学部を目指す学生ばかりだったのですが、落ちこぼれだったのでMARCHも目指せないかもしれない、その事実を認められず国立だけ受けて全滅、浪人をすることになります。
1浪して早稲田に行くことになったのですが、結局中高大の3つの受験すべて第1志望に行けない人生でした。
優等生を捨て挑戦を続けた大学生
勉強こそできなくなりましたが、高校までの自分は大人から安心される優等生だったと思います。
しかし、求められる像と自分の中にある像のズレを感じていました。
そんな折、サークル探しをしているときにアイドルプロデュースをしている団体と知り合いました。
アイドルには興味があったのですが、AKB48とか乃木坂46しか知らない。そんな自分にライブアイドルの世界はとても新鮮でした。
入ってすぐにヤングジャンプの撮影から始まり、定期ライブやキャパ800の会場でワンマンライブ。そのまま居たらちやほやされるような可愛い女の子達の泥臭い活動、それを楽しみ応援してくれる普段の上下関係をなくしたオタク達(尊敬を込めた表現です)。テレビで見ていたアイドル達とも楽屋で会えるなど刺激的な日々でした。
敢えて触れますが、禁忌を犯してしまい団体を離れることになります。
大学2年生で放り出され、学校もロクに通ってなかったため友達がいなくなってしまった自分は新しい団体をつくることを決めます。
2つ目もアイドルグループでした。
アイドルは単純に楽しいというだけでなく、あまりお金が集まるモデルじゃないからこそ、一人がやらなくてはならない領域が多く、ビジネス面で様々学べる点がありました。
運営を通して学んだのはマンパワーには限りがあるということ。
そのため自分だけでなく、他の人を動かすことでより大きな成果を上げることを目指そうと思いアイドルではなく運営自体のマネジメントにまわることを決めました。
1つ目のグループでは資金繰りが厳しかったという反省から、当時盛り上がり出していたライブ配信で最低限のキャッシュをつくる戦略を獲りました。
その際に頼ったエージェントがほかでもない、当社の社長新井景介だったのです。
1つ目の団体の方でライブ配信の営業を新井から受けていました。
イチナナが日本で広がる前から新井はライブ配信に目をつけ、その営業代理店として活躍していました。
アップライブ(イチナナジャパンの前進と言われてる団体)の日本一のキャストを発掘したのも彼でした。
もう一度ライブ配信を利用させてくれと頼みに行きました。
その際に新しく企業案件をこなす学生団体を立ち上げるから、そこのマネージャーをやってほしいと頼まれました。
アイドルの方は元々運営組織自体のマネージャーをやることになっていたため、実務は他のメンバーに任せ、新井の元で企業案件をこなしていきました。
屋形船飲食店のオペレーション改善、学生シェアスペースの立ち上げ、池上彰の講演(上記写真)、学校機関への潜入調査、世界3大ミスコンMiss Internationalの通訳集客etc…
50名くらいの組織でしたが、マネジメントの大変さを学びました。
思ったように人は動いてくれない、どれだけ組織のために行動しても自分の身勝手に感じられてしまう。
人の視点の違いや価値観、伝えることの難しさに葛藤しつつマネージャーとしてのやりがいを感じました。
当時はまだ未熟で、連携していた大人達とうまく行かなくなり、学生団体を閉じることになりました。元々アイドルイベントを手掛けることが多かったため、3年生からはイベント開催が多くなっていきました。
いくつかイベントをやっていく中で、会いたいと言ってくださる方が増え、時間もお金も足りなくなったので途中からバーを貸し切ってそこに皆さんに来ていただき話すようにしました(上記画像)。
「偶然ふらっと立ち寄ったバーでの出会い」をいう意味で「躓く石の会」として毎月こじんまりと開催していました。
込めた想いの通り、そこでも思いがけぬ出会いが多々ありました。
上場を宣言すれば日本の上場最年少記録を塗り替えてしまうような青年や、今では日経新聞発表の世界に影響を与える日本人に本田圭佑らと並んでノミネートする工場長など日本をこれから牽引していくであろうリーダー達が訪れ、関係を深めていく場になりました。
人が人を呼ぶ、改めてそういう人の繋がりの素晴らしさに触れました。 就活も多くの人や価値に触れる仕事がしたいと思っていたため、広告やコンサルなどを見ていました。
そんな折に学生団体時代に関わっていた新井に再び声をかけてもらい、NINJAPANの創設に関わることになったのです。
当初4人で始まったNINJAPANは、八重洲のカフェから始まり、京都の祇園でバーをオープンします。
東京オリンピックを控えていた折にインバウンド向けのサービスを行い、日本の魅力を広めようとしていたのです。
しかし、未曾有の感染症のあおりを受け、立ち行かなくなります。
何か出来ることはないか、海外渡航ができなくなった時代に日本の映像をオンラインで届けてほしいという需要もあり、Youtubeで発信しましたが、キャッシュ的にきつくなります。
その他にも色々施策をうち、11事業くらい手を出したのですが当たらず、振り返って自分達の武器を考えた時に思い立ったのがAbuild就活でした。
NINJAPANの創設からのヒストリーはまた別で書こうと思いますが、創設から2年半経った今、ようやくこの会社のフィロソフィのようなものが形成されてきたように感じます。
3つの魅力
3つの魅力①〜人にあつい〜
なんと言っても仁義みたいなのを大切にする文化だと思います。
採用ページでこんなこと書くとかえってブラック企業のような見え方もしてしまうのですが、ここを書かずにはいられないくらい人を大切にしていると思います。
社長が兄弟2人でやっているのですが、兄の方は常に「社員の心理的安全性」を気にしてこっそりサポートしてくれますし、
弟の方は恩とか仁とかをよく口にしていて、卒業した後も彼に連絡してくる先輩、同級生、後輩が後を絶たず、横にいて人望ってこういうことなんだなと驚く日々です。
その文化は社員にもしっかりと波及しているようで、互いの誕生日を祝うのはもちろん、元気が無さそうと感じたら全員が別々にご飯に誘ったり、逆に誰かの成果はみんなで祝い合っています。
先日、彼女のご両親の地元で地震があった際に、部下から「大丈夫ですか?」と聞かれ、暖かさを感じました。
よく会社のことを家族と表現しているメンバーを目にします。
新しいメンバーが加わると、示し合わずともカラオケや飲みに誰かが誘っていて、1週間後には新しいメンバーも古株のようなコミュニケーションになっているのを見て、どれだけ大きくなっても、各事業部でこの風土は残してほしいなと思います。
過干渉であることが苦手な人には合っていないと思いますが、逆に人生の多くを過ごす場所としてファミリー感、ウエット感が欲しいという人にはとてもあった会社だと思います。
人に携わる仕事がやりたいという人が多く所属しているのもあって、そういう働きやすい環境が整っているのだと思いますが、それ故にサービス自体でも顧客に対しても必要以上に手厚くしてるシーンがよく見受けられます。
その手厚さがサービスの価値をより引き上げ、進化させていると感じています。
掲げているバリューにも「誰かのために、働こう」とあるのですが、対内外向けに気持ちを持って働く面々が揃っているためにどんどん上昇していく、それがNINJAPANだと思っています。
3つの魅力②〜人があつい〜
また人関連になってしまいますが、NINJAPANのメンバーは人にあついだけでなく、本人自身が面白い存在ばかりです。
私はこれまで様々な組織に所属して、その度に変わっていると形容されてきたのですが、そんな私がまともだと思われるくらいには変わった存在が多いように思います。
詳しくは各自の自己紹介ストーリー(この記事公開から連日出ます)を見てほしいのですが、話題に事欠かないメンバーばかりです。
社長で言えば兄は甲陽からの京大からの外銀と超エリート街道を進んでいながら、運動は何をやっても経験者ですか?というくらい出来、多趣味で、ただ何故かズレてる?というシーンが多く愛されています。
とにかく勉強が好きで、語りだしたら止まりません。
そんな優秀な兄を持つ弟は、190cm近い身長と100㎏を超える体重で運動神経抜群、少年野球以来やっていなかった野球なはずなのに、高校でアメリカ留学に行くと、現地の超強豪校のトライアウトに合格し、ミニッツメイドパーク(メジャーの球場)でもプレーし、日本に戻ると兵庫にある独立リーグで野球をするほどまでだったのに、早稲田大学入学後は野球もやらずに、ビジネスを始めるなど非常に変わった人間です。
彼についてまわっていた大学時代は日々新しい刺激があり、それは彼自身が数多の経営者・事業責任者や政治家から愛され、期待されて案件や紹介をもらえていたことの証明です。
当時共に過ごした学生団体のメンバーはそれぞれ大手企業に勤めているのですが、今だに彼の元に相談や飲みに集まってきます。
他にも漁師からマイクロソフトのエンジニアになり、そこから家業をついでNINJAPANに入ったCTOや、
誕生日に星の命名権をプレゼント、研究機関からも声がかかるくらいの植物オタクな営業部長、
睡眠欲と食欲を性欲と言う名の車愛に全振りしている役員など愉快な面々が所属しています。
このペースで全員を紹介しているとキリがないので、どこかまた別の機会で紹介したいと思います。
そして能力が高く人望にあついと、人からの紹介でビジネスが成り立っていきます。
単純な顧客の紹介だけでなく、社員の紹介や、提携先の紹介などです。
私自身マーケティングは全く勉強していなかったのですが、
業界でもだいぶ有名で引っ張りだこな有名デジタルマーケッターの方をアドバイザーにつけていただき、周知と集客の点で大きく競合に強いサービスに育てることが出来ました。
社内外の様々な方で成り立っているNINJAPANですが、個々の魅力がその状況を生み出していると思います。
3つの魅力③〜合理性と柔軟性〜
人にあつい一方でビジネスにはシビアでドライです。
手法に固執することはなく、結果のために一番なことを常に模索します。
試行錯誤を繰り返していくと、自分が辿ってきた道に意味を見出したく成るため、その時点での結論や手法に、サンクコスト的に知らず識らず固執してしまう例が少なくないと思います。
しかしNINJAPANの求めるものはどうしているかではなく、何をしているかです。
バリューに「楽しむために、結果を出そう」とあるのですが、NINJAPANの”面白い”は価値提供をしっかり出来たという結果の上に成り立ちます。
メンバーそれぞれが、結果を追い求め、そのための最善策を常に模索し続ける。
そのために従来の方法以外に良法の可能性があれば試してみる、
そういうベンチャー精神をしっかりと備えているのがスタートアップで働く一つの楽しみだと思っています。
そしてまだ組織が出来上がっているわけではないため、新入社員でも成果が上がれば重要ポジションに抜擢されます。
次世代の常識をつくっていく、そんなまだ見ぬ景色を視るために挑戦し続ける、それがNINJAPANです。
ただアットホームなだけでなく、10兆円企業になれるように、大きな夢を見て頑張りたい、そんな人にはとてもあっている会社だと思います。
会社に合ってる人合ってない人
あくまで私見ですが、こんな人がうちの会社には合ってると思いますってのを書きます。
合ってる人
- どうせやるなら一生懸命やりたい
- 論理的思考も勢いも大事!
- 一度切りの人生、大きな夢を見たい
- アットホームな環境が好き
- 仕事とプライベートって線引よくわからない、会社は家族
- 価値は自分で生み出したい
- 人のために頑張りたい
合ってない人
- 言われたことだけやっていたい
- 仕事は仕事、時間内でやることが大事で終わらないのは仕方ない
- 成長とか意味分かんない
- 自分さえよければそれでよし
- 誰かのアラは蜜の味
- そこそこの給料があればそれで幸せ
さいごに
文章書くの難しいですね笑
少しでも会社の魅力が伝わっていたなら幸いです。
Wantedlyは会社の哲学があっているかどうかで求人する媒体と伺いました。
だから、NINJAPANでは全メンバーの個人紹介を出していきます。
こういう人達とだったら楽しく、かつ意義を持って働いていけそうだな、そう感じてもらえたらぜひ、採用ページを覗いてみてください!
こんな人を募集しています
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