こんにちは!ニジボックスの開発ディレクターグループの政井です。
今回は、開発ディレクターグループで実施したUI/UXワークショップについてご紹介いたします!
ニジボックスの開発ディレクターとは?
一言で表現すると「こんなことをやりたい」という、企画側の要望を実際にシステムに落とし込んでいくプロセス全体を牽引するポジションになります。
具体的な業務としては、要件を取りまとめて、開発側に接続し、実際に開発が始まればプロジェクトマネージャーとして開発の進行やQCD管理を行います。
さらに、サイトの改善企画を開発ディレクター自身が検討したり、施策の振り返りのためにデータ分析するなどITコンサルのような業務も行います。
私は主にじゃらんのお客様向けサイトの画面改修・機能改修を行なっていますが、メンバーによってはクライアント向けの改修や、バックエンドの開発を担当しており、グループの業務内容は多岐に渡ります。
▼業務内容や取り組みの詳細はこちら
https://career.nijibox.jp/development-director
ワークショップの目的・概要
メンバー全員が「ユーザー目線の開発」を可能にするため
私たち開発ディレクターは、日々要件定義や画面設計を行っています。
その際に、ユーザーに寄り添ったUI/UX設計を行うことで、より便利で・愛されるシステムを開発できると考えています。
そこで、「ユーザーに寄り添ったUI/UX設計をするためには、どういうプロセスがあるのか?」をメンバー全員で学ぶため、今回のワークショップを開催しました。
ワークショップでは、一般的にUI/UXの現場で活用されている「ユーザーインタビュー」「ペルソナ設定」「カスタマージャーニーマップ作成」を実践しました。
ワークショップの「お題」
今回のワークショップでは、リクルートでサービス展開している「じゃらん遊び・体験のUXディレクター」になった設定で行いました。
与えられたミッションは、
対象Webサービスの予約件数(CVR)を向上するため、
UI/UX観点での潜在的な課題を見つけ出し、
ウェブサイトの改善点を関係者に共有すること。
対象セグメントは、首都圏在住のファミリー層とする。
です。
作業フロー
どのような作業を行なったかをご紹介します。
※CJM=カスタマージャーニーマップ
ワークショップ当日の流れ
13人のメンバーを2チームに分けて、2日間で実施しました。
1日目(事前準備・オンライン開催)
1日目は、ユーザーインタビューを実施しました。
本来、インタビューは一般ユーザーに依頼しますが、今回は勉強会のためニジボックス社員に依頼しました。
今回の対象セグメント(ターゲット層)である「首都圏在住のファミリー層」に合致した社員2名に対して、プロフィールやネットサービスの利用状況等をヒアリングしました。
メンバーは、初めてのインタビューに苦戦する場面がありつつも、リアルな声を集めることができました。
2日目(社内会議室で開催)
2日目は、半日を使って机上ワークを行いました。
まずは、インタビューで集めた発言録を元に「ペルソナ(1人のターゲット像)」を作成しました。
発言録のなかのキーワード・要素を付箋に書きだして、そのなかで重要な要素を選定しペルソナを作成しました。
次にそのペルソナになりきって、実際に「じゃらん遊び・体験」の画面を操作しながら、カスタマージャーニーマップを作成しました。
ペルソナだったら「どういう操作を行って」「どんな点がストレスか」「どんな情報に魅力を感じたか」等をみんなで話し合いながら、ジャーニーマップに落とし込み、UI/UX上の課題や改善点をまとめられました。
ワークショップをやってみた感想
ワークで得られたリアルな気づき
ワークを終えて、メンバーから次のようなコメントがあがりました。
- ペルソナになりきることで、普段の自分目線で操作していたら絶対に気づけなかった課題を見つけられた
- 2チームが作成したペルソナには、共通点・異なる点もあり興味深かった。他のセグメントでも試してみたい
経験を「0」から「1」にしたことで、メンバーのUI/UXに対する関心が一層高まったと感じました!
ニジボックスには、UI/UXを学べる環境がある
ニジボックスでは、全社的に社員主催のさまざまな勉強会が開催されています。
また、ニジボックスにはUI/UXに特化した部署があり、関連教材を多数用意していますので、UI/UXを学ぶのに恵まれた環境です。
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