新たなメンバーを迎え入れる際、私たちは以下の2つの重要なテーマを共有します
- 「問題」とはなにか?
- 「意思決定」するということはどういうことか?
だけど、これらを本当に理解するためには、「仕事」自体が何であるかを理解することが重要です。
そこで私たちは、新メンバーが加わるたびに「仕事の本質」について議論し、理解し合うことからスタートします。
以下にその概要をご紹介します。
この内容を読み終えた時、「ここなら自分を成長させることができる」と感じたら、ぜひ気軽にカジュアル面談の申し込みをしてみてください。
プライバシーに関連しない質問であれば何でもお答えします。
「仕事」とは
弊社では
利益を生み出す活動
と定義しています。
企業は基本的に、利益を追求するための組織です。そして、その一員となる私たち全員から、利益を生み出す活動が求められます。
利益が増えるほど、私たちは報酬の増加、成長の機会の拡大、そして達成感をより深く感じることができます。
「利益」とは
売上から費用をマイナスしたものが「利益」です。
つまり、「仕事」とは下記のどちらか、またはどちらも満たす活動を指します。
- 売上を上げる
- コストを下げる
実にシンプルな話ですよね。
逆を言うと売上を上げる活動か、コストを下げる活動以外は「仕事」ではありません。
すぐに止めるべき「作業」です。
注意をしなければいけないのは、表面的にはどちらにも該当しないが実は条件に該当しているケースです。
「仕事」と「作業」の見極め
私たちは「仕事」に対して明確な目的が存在するかどうか、ということを重視しています。
目的があるということは、それが利益につながる活動であるかを確認したり、議論したり、必要に応じて方向性を調整したり中止したりすることが可能になります。
弊社のメンバーはしばしば「案件を止める」判断を下すことが多いのですが、これは彼らが仕事に取り組む際の姿勢から来るものだと私は感じています。
それは私たちが自身の行動を誇りに思える、とても素晴らしいものです。
とはいっても
どうしても利益を生まない作業だと感じてしまう仕事が降りかかることもあるのが現実です。
ビル・ゲイツやジェフ・ベゾス、イーロン・マスクのような世界トップクラスのビジネスリーダーでなければ、ビジネスをする以上、これは避けられない事態です。
その大きな理由は、大きな組織だと全体の戦略や方針の理解が難しい、ということが言えます。
要は、作業の背景をすべて理解することは大きな組織のメンバーレベルだと構造的に不可能ということです。
経営陣が決めた事業戦略を、メンバー全員が理解して行動するのは無理ですよね。そもそも組織はその必要がなくても機能するための仕組みでもあります。弊社は大きな企業、事業の中でディレクションしているので、このような状況は珍しくありません。
そうした現実を私たちは全て理解し、共有するために議論しています。
そして、そのような状況に対して、私たちは以下の思考で取り組むことを推奨しています
- 自分の役割を自分で定義して、積極的に行動に移す
- それを成長の機会と捉え、挑戦してみる
ディレクションという仕事は、自分でゴールを設定し、プロセスをデザインし、それに向かって行動することが重要です。