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こんにちは!MUGENUP人事部です。
デジタルクリエイティブ業界の中でモノ作りが好きな人と人がつながり、チームが成長していく姿は
まさに醍醐味の一つです。
そんな中、今回はデジタルクリエイティブ事業部の3Dチームの統括マネージャーであるK.Hさんに
そのキャリアや仕事の中で得た学びについて伺ってみました。
どのような経緯でマネージャーになったのか、そして失敗から得た気づきや学びとは…?
是非ご覧ください!
現在、3Dチームのマネジメントとディレクターを兼任。
私は現在、デジタルクリエイティブ事業の3Dチーム統括マネージャーをやっています。
主な業務は採用やメンバーの評価、教育など、多岐にわたり、チームが円滑に機能する調整役ですね。
また、新規顧客とのやり取りは自らが積極的に行っています。
チームの成果に責任を持っているので、相談件数や市場動向も把握することも心がけているのと、1on1を通してメンバーのキャリア性や得意不得意も把握しているので、仕事を割り振りまで一気通貫で行うようにしています。
また、現状はチームにアニメーションをできる人が少ないので、案件によっては自分でディレクターも兼務しています。
主に2Dアニメーション(live2D、Spine)の制作業務を請け負っており、品質、進行管理は全般的に自分でもやりますね。
初めてのチームと試行錯誤の日々
大学卒業後、MUGENUPに新卒入社したのですが、当時は創業3年目で現在のような部門やチームはありませんでした。
最初の3年間はデザイナー兼ディレクターとして活動し、外部ディレクションを行いながらゲーム用のモーションやモデル制作に携わり、3年程たったときに代表からマネージャーにならないかと誘いを受けて初めて自分のチームを組織しました。
それまではチームマネジメントの経験がなかったので、採用からチーム運営まで手さぐりで、2~3年ほどは失敗続きでした。採用してもメンバーが離れていってしまい、ピープルマネジメントが全くできなかったんです。
とにかくマネジメントについての本を読んだり、人の話を聞いたりして学んで試行錯誤を繰り返しました。メンバーのパフォーマンスを見ながらしっかりメンバー1人1人と向き合うことができるようになっ徐々に人が定着するようになりましたね。
メンバーと向き合い、出来上がっていったチーム。
ピープルマネジメントの失敗を通じて得た気づきや学びは、結局は相手をよく理解しないと一緒に仕事をするのは難しい、ということでした。
やはり人間なので、相手の苦手なことや得意なこと、譲れないことなどを把握することが重要で、チームメンバーとしっかり向き合うことが全員のパフォーマンス向上につながることを学びました。
最初は、「プロなら自発的にパフォーマンスするだろう」と考えていましたが実際にはそこには温度差があることに気付いたんです。
そこからは1on1の機会を増やし、個々のメンバーとのコミュニケーションを積極的に取り入れ、どのようなアプローチが効果的かを試行錯誤しました。
それから自分でも人のために働くことが意外にも好きだということにも気付きましたね。
今まではモノづくりに集中していた自分が、スーツを着るようになって家族にも驚かれました(笑)
そうして少しずつメンバーが定着し、今の3Dチームがあります。
メンバー同士の関係はとても良好だと思いますよ。
お互いに信頼し合い、それぞれのスキルセットが重ならないため、お互いの長所を生かして短所を補い合えるような信頼関係が築かれています。
個々のスタイルには様々なものがありますが、チーム全体としてそれを許容する文化がありますね。
例えば2Dの制作が得意な人や、お客様のニーズを把握し、具体的な仕様を策定できる人、またクオリティにこだわり、密にお客様とコミュニケーションをとる人などがいます。
しかし、それらに関して「こういう風に仕事してほしい」と決めているスタイルはありません。
自分自身のスタイルを見つけられることがむしろ良いことだと思います。チーム内でファンを増やそうという基本方針はありますが、その中で個々のスタイルを制限することはありません。
むしろ、メンバーが自分自身のスキルやスタイルをどんどん見つけてほしいと思っています。
ミッションはファンを増やしていくこと
私は仕事は企業同士ではなく、人と人の関係が中心だと考えています。
企業の名前ではなく、名指しで仕事の依頼がくるとすごく嬉しいです。
この業界では人とのつながりが非常に重要なので、お客様をファンにすることが現在のチームのミッションですね。
そのために重要なのは柔軟性です。型にはまった考え方ではなく、お客様のニーズに焦点を当てて制約条件の中でどう実現するのかを考える、抽象的なアイデアを具体的に提案する、柔軟な思考能力が大事だと思っています。
そうやってお客様の課題向き合っていくことが、お客様をファンにする上で大事だと思っています。
そして今後、名指しで指名されるディレクターのチームを作りたいと考えています。
他の企業と異なり、組織ではなく個人に焦点を当てていきたいんです。
ただ単にモノを生み出すだけでなく、ビジネスパーソンとしてどんな価値を提供できるか、クリエイターとしてどのようにして社会にアプローチできるかを考える人材が増えることを願っています。
MUGENUPで活躍するために
MUGENUPは、チャンスを与えてくれる会社だと思います。
やる気があれば機会を提供してくれますし、結果的に今の自分であるのはそのおかげです。
事業や従業員数が増えてきて会社の見える部分と見えない部分が出てきましたが、新しい事業部が立ち上がると新しい文化も生まれるものです。
ですが、全体としてMUGENUPらしさは変わらない部分があると思っています。
今のMUGENUPはスペシャリストが多いのでその人々を巻き込み、繋げる能力や積極的に行動できる強い個人が求められているのではないでしょうか。