彩 増永 Profile - Wantedly
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みなさん、こんにちは。
出戻り人事の増永彩です。
肌寒くなってきましたね。
夏嫌いな私にとって1番テンションの上がる季節の到来です!!(笑)
10月に入りシアトルでは、あちらこちらで中間の「評価面談」が実施されています。
今回はそんなシアトルの評価制度に関して、ご紹介ができればと思います。
と言いますのも、候補者さんとの面接時、
よく「評価」や「査定」についてのご質問をいただくのです。
前職の退職理由に正当な評価を受けることができなかったため
と理由を挙げる方もとても多いです。
そんな方々に向けて、シアトルの評価・査定について
あらかじめご紹介ができればと思います!
それでは、以下の項目毎にご紹介をしていきます!!
①評価期間・頻度
②評価ツール
③評価項目
④評価方法
⑤評価後
シアトルのメンバーは必ず、上長と毎月1対1で面談を行っているので、
その際にも目標に対する進捗確認などを行っています。
月次の面談とは別に「評価面談」を通じ、評価も行っています。
評価面談は、年2回・半期毎に実施されており、
実施月は10月と4月で、対象期間はそれぞれ以下となっております。
注)シアトルの年度は5月からスタート
主に以下の3点のツールを用いて、評価を行います。
・ジョブディスクリプションシート
・評価シート
・CS評価シート
職種毎にシアトルが求める人物像やスキルの定義を行ったシートです。
現状、エンジニアレベル1〜5までの制定が完了しており、
各レベル毎に賃金テーブルも用意されております。
予め設定された目標、自身と上長で設定を行った目標が記入されたシートのことです。
エンジニアレベル毎に異なる評価シートを使用することとなります。
メンバーもリーダーもマネージャーもそれぞれ
期初に立てた目標達成に向けて動いていきます!
シアトルからではなく、それぞれが担当する
お客様から、エンジニアへの評価が書かれた
お客様満足度評価(Customer Satisfaction)シートのことです。
年に2回、営業部からお客様へ提出のご依頼を行っています。
ジョブディスクリプションを基準に
「成果」「能力」「情意」の3つに分類された項目から、総合的に評価がなされます。
例え、スキルが飛び抜けて高いメンバーでも、
お客様満足度が低かったり、同僚と協力がし合えていなければ、
完璧な評価を得ることはできません。
またいくらお客様満足度が高く、同僚との関係性がとても良くても、
スキル向上への怠慢が目立つようだと高い評価が得られないようになっています。
▲写真はCTO勉強会に出席するメンバーの様子。
総合的な成長、努力が評価されるような仕組みになっているのです。
半期毎に目標に対する進捗・評価を、まずは自分自身で採点します。
採点基準は主に以下となります。
・0点:Not Good(ジョブディスクリプションの成果や行動が足りなかった)
・1点:Not so Good(ジョブディスクリプションの成果や行動が今一つ足りなかった)
・3点:Good(ジョブディスクリプション通りの成果や行動がとれた)
・5点:Excellent(ジョブディスクリプションを超えた模範となる成果や行動がとれた)
その後、事前評価者と管理者との評価面談内で
両者の意見のすり合わせを行いながら、
一つ一つの評価項目に対する点数を決定していきます。
評価面談で決まった評価点の最終決定は
全管理職と社長とで開催する『査定会議』にて最終決定されます。
公平性を期すため、たくさんの工程を踏み、
多くの人が関わりながら、最終評価を決定していきます。
全社員の評価結果が出揃ったところで、
今度は評価結果のフィードバックを一人一人に実施していきます。
フィードバック面談は評価実施月の翌月に行いますので、
11月、5月に実施していく形となります。
評価結果に対する疑問点が伝えられない!などといった
ご不安はありませんので、ご安心ください。
如何でしたでしょうか。
現在、シアトルで運営している評価制度は
運営開始から、まだあまり期間が経っていません。
2015年社員満足度調査を実施し、
人事制度への社員満足度が低かったところから
制度の強化・改善が行われできた
まだまだ出来立てホヤホヤの制度なのです。
制度を整える際には第3者の方からのご意見を参考にしたく
外部のコンサルの方々にお力添えをいただきました。
今後も社員の声を反映しつつ、制度の改善をどんどん推し進めていきます!!
また、評価ツールなどは社外秘のため、こちらで掲載することは不可能ですが、
面接時にご質問いただければお見せすることが可能ですので、ご相談ください。
今日はいつになく真剣な内容だったので、執筆に倍の時間がかかったのと、
ふざけたことを言いたい欲を鎮めるのでめちゃくちゃ大変でした。(笑)
今後もシアトルについてご紹介させていただきますので、お楽しみに!
あ、そうそう。
私の愛するアインシュタインがM-1の3回戦を通過しました。(嬉)